No.76

由美グルメリン No.1‥-師走も『由美』&『けんたうろす』をよろしくお願い致します♪ 神野美伽「大阪なんば新歌舞伎座」“座長公演”『およどんお玉と熊ぐす博士』“公演中”〜12月21日(日)♪ さかもと未明『未明日記ハイパー』 by芳文社♪ “贅沢な空間”『カメリアヒルズCC』“VIP ROOM”♪ “旬の魚彩”『鮨処 順』新橋店(烏森神社隣)♪
 
雨にけぶる 神島を見て 紀伊の国の 生みし南方熊楠を思ふ―昭和天皇

師走を迎え、暦では“橘始めて黄ばむ”「小雪」も末候となりますが、霜月最後の週末はいかがお過ごしでしたか?
私は今週も、「小雪」とは思えない暖かい小春日和の中を、『カメリアヒルズCC』へと出かけ、“贅沢な空間”「VIP ROOM」にて、優雅なるひとときを楽しんで参りましたが、翌晦日は、昼間の穏やかな晴天が一転し、夕方から急に冷え込み、ようやく師走らしい寒さの夜となりましたが、銀杏の黄金の葉が寒風に舞うプラチナ通りは、いつもになく静かで、これまでの暖冬のせいか、未だ一年を締めくくる師走に相応しい賑やかな様が感じられずに、やや寂しい週末でした。

さて、こんな不況の最中ですが、大阪では友人の『神野美伽』さんの“座長公演”【およどんお玉と熊ぐす博士】が、いよいよ「なんば新歌舞伎座」にて始まり、公演初日を臨む記者会見で美伽さんは、派手やかに「新歌舞伎座」の外観を描きあげた水色地の着物姿で登場し、その姿からは自身の本公演に賭ける意気込みが強く感じられましたが、実はこの建物、来年には移転を控えており、本公演が最後を飾る“有終唱”となるため、美伽さんはインタビューで「この着物を着てこの舞台に立てるのを意気に感じます」と、表情を引き締めて熱く語っておりましたから、どうか12月21日(日)の千秋楽までに、“なんば”にお越しの折には、是非お出かけいただけますこととよろしくお願い致します。
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200811/28/ente217742.html

ここで、【およどんお玉と熊ぐす博士】の「熊ぐす博士」を少しご紹介させていただきますと、“熊楠”とは、日本に「ミナカタ」ありと世界を驚かせた「南方熊楠(みなかたくまぐす)」のことで、“歩くエンサイクロペディア(百科事典)”と称された反骨の世界的博物学者として、その名を天下を馳せていますが、その人物とは、幼少の頃より人並みはずれて自然界に対して好奇心が旺盛で、また記憶力も素晴らしく、有名な逸話としては、当時の百科事典にあたる「和漢三才図会」105冊の抄写や、植物図鑑である「本草綱目」等の筆写は、5年あまりで完成させたと云われています。
その後、東京大学入学を経て、19才の時に渡米し、粘菌の魅力にとり憑かれ、その研究に没頭。のちにサーカス団に入ってキューバに渡るなど苦学しながら渡英し、抜群の語学カと博識で大英博物館の東洋関係文物の整理を依頼される一方、科学雑誌「ネイチャー」に数多くの論文を発表。また、孫文と知り合い意気投合して、以後親交を結び、1900年(明治33年)に33才で帰国。帰国後は、郷土和歌山県に住み、とくに1904年からは田辺に定住して、亡くなる1941年まで37年間の後半生をこの地で過ごし、その間、粘菌や民俗の研究に没頭し、自然保護などにも尽力し、一切のアカデミズムに背をむけての独創的な学問と天衣無縫で豪放轟落な言動は、奇人呼ばわりされもしましたが、実はやさしい含羞の人であり、自然保護運動に命をかけて闘いぬいた巨人として生涯を終える一方、町の人々には「南方先生」と呼ばれ親しまれました。(前進座創作劇場 「およどん盛衰記」より)

掲歌は、昭和天皇が1962年(昭和37年)5月、白浜町を行幸した際に、御宿所の屋上から神島を眺められ詠まれた歌で、この歌は昭和天皇が民間人を詠んだ最初の歌として知られていますが、戦前、無名だった“熊楠”を高く評価されたのは、実は生物学者の昭和天皇で、その謂れは、昭和4年6月1日、“熊楠”がお召し艦「榛名」の船上でご進講した折、粘菌標本百十種を献上したことに由来しており、陛下はこの時28歳で、キャラメルの大箱に入った標本と天衣無縫の“熊楠”の人柄をよく覚えておいでになり、南紀再訪の折に上記御製を詠まれましたが、この時すでにこの世に“熊楠”は存在していませんでしたが、その残した足跡は大きく、しかも芝居になって今もこうして世に語り継がれていることは、まことに素晴らしいことで、「熊ぐす博士」のその頭脳と行動力は、近代日本の黎明期である明治時代、そして大正、昭和の初期の時代にあって、幅の広い国際的な業績の数々を残し、柳田国男をして“日本人の可能性の極限”と評させました。
http://www.city.tanabe.lg.jp/bunshin/kumagusu/
http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/kumagusu/index.html
それでは、12月はそんな“日本最初のエコロジスト”「熊ぐす博士」に想いを馳せ、美伽さん演じるお手伝い“およどん”「お玉」の奮闘記を、どうかご覧いただけますようよろしくお願い致します。そして、銀座の街はクリスマス一色ですが、師走も『由美』&『けんたうろす』へのご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
♪さかもと未明&キリンズ
http://blog.goo.ne.jp/sakamoto-mimei/
 
 
♪さかもと未明『未明日記ハイパー』 by芳文社 
http://houbunsha.com/cgi-local/cgi/_f_comicsSearch2.pl
 
♪神野美伽「大阪なんば新歌舞伎座」座長公演『およどんお玉と熊ぐす博士』“公演中”〜12月21日(日)
*新歌舞伎座の外観を描きあげた着物で登場する美伽さん 
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200811/28/ente217742.html
 
♪“白椿咲く”『カメリアヒルズCC』
http://www.camelliahills.com/
♪“贅沢な空間”『カメリアヒルズCC』“VIP ROOM”
http://www.camelliahills.com/html/vip.html
 
♪“旬の魚彩”『鮨処 順』新橋店(烏森神社隣)
*港区新橋2-9-11 tel 3501-0898 http://www.sushijun.com/

*ご予約は「前田哲也店長 大鐘 努が承ります」
 




















 
由美グルメリン No.1‥【由美Christamas party】 「東福寺」塔頭『即宗院』の「薩摩藩士東征戦亡の碑」参拝♪ 「東福寺」『龍吟庵』“龍の庭”と紅葉♪ 「永観堂」禅林寺の最後の紅葉♪ 
 
一枚の   もみじ且つ散る   静かさよ  ―高浜虚子
暦では“空寒く冬となる”「大雪」初候を迎えましたが、木枯らし吹き荒ぶ真冬の寒さに震えた週末はいかがお過ごしでしたか?
私は先週末、友人の歌手『神野美伽』さんの“デビュー二十五周年”の特別公演「およどんお玉と熊ぐす博士」観劇へ、大阪の「なんば新歌舞伎座」へと出かけ、その足で京都へ向かい、紅葉の名所とされる古刹にて、僅かに残った“最後の紅葉”を観て参りましたが、もみじが“且つ散る”儚いさまは、掲句の虚子の句のごとく風情で、静かに最後の力を振り絞って散る“散紅葉”の紅の美しい舞を愉しむことができました。
さて、今回の京への旅は、そんな“散紅葉”を風雅なるもののひとつとして味わいましたが、実は、京都五山の一つで、“紅葉の東福寺”と呼ばれる名刹・臨済宗「東福寺」の塔頭『即宗院』境内に、母方の先祖で薩摩藩士『中原猶介』の名が刻まれた石碑があり、両親とともにその石碑を拝むことが第一の目的でしたので、「東福寺」では有名な「通天橋」を後回しにして、一目散に境内の左奥に位置する臥雲山『即宗院』へと向かい、その裏山の頂に建てられた「薩摩藩士東征戦亡の碑」を前に、古への想いを籠めて祈りを捧げて参りました。(尚、『中原猶介』については、由美HP essayNo.70www.yumi-ito.com 由美グルメリンNo.1「我が祖先“薩摩藩士”「中原猶介」邸跡・鹿児島県立甲南高校の石碑巡り」や、歴史作家・桐野作人氏が書かれた「膏肓記」http://dangodazo.blog83.fc2.com/blog-entry-84.html 
または「明治維新人物名鑑」をご覧下さいませ。※通常は「即宗院」の一般公開はされておりません。)
http://www006.upp.so-net.ne.jp/e_meijiishin/jinbutsu/nakaharayuusuke/nakaharayuusuke.htm

ところで、この『即宗院』は薩摩藩・東福寺城の守護大名であった六代目島津氏久(1328-1387)の菩提のため、南北朝元中4年(北朝嘉慶元年1387)、剛中玄柔和尚(東福寺第五十四世住持)を開基として創建された寺で、院号は氏久の法名「齢岳玄久即宗院」に由来し、境内の東の奥には、西郷隆盛と清水寺成就院の僧月照などが、倒幕へ向け、密議を交わしたと伝えられる茶室「採薪亭」跡や、謡いで有名な自然居士の石塔があり、西郷はここに隠れ住み、様々な令を発して維新の大業をやり遂げたという謂れもありますが、西郷はこの間、鳥羽伏見の戦いや戊辰の戦いで倒れた薩摩藩士524柱(名)の事績を永く称えるため、当院に半年滞留し、斎戒沐浴して、自ら筆をとって銘文をつくり顕彰碑を建立したものが、上記「薩摩藩士東征戦亡の碑」(明治2年)ですが、その後、月照と西郷は京を離れ西進、薩摩へ逃れましたが、月照は失意の中で錦江湾に身を投じ、一方、西郷は大島へ流されました。http://uenosaketen.cool.ne.jp/sokusyuuin.html

且つ散りて   紅葉筏と   なりゆくも  ―有山八洲彦
それでは、時を得て美しく色づいた紅葉の葉も、一枚二枚と舞いながら水面に浮かんで、二枚三枚、四枚五枚と連なりながら流れゆく“紅葉筏となりゆく”頃となりましたが、東山36峰の一つ「慧日山」の裾野の古刹にて、我が祖先薩摩藩士を偲び、歴史と自然の美しくも儚い美を満喫して参りましたキリンズを今週もよろしくお願い致します。
 
 
 
♪【由美Christmas party】
*12月8日(月)〜12日(金)&『White Christmas party』24日(水)&25日(木)

♪『けんたうろす』12月のカクテル“X'mas”
生クリーム、メロンリキュール、マリブ
 
♪神野美伽「なんば新歌舞伎座」座長公演『およどんお玉と熊ぐす博士』“
公演中”〜12月21日(日)
http://www.mika-shinno.ecnet.jp/
 
♪“島津氏久の菩提寺”「東福寺」塔頭 臥雲山『即宗院』
http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/sokuso-in.htm
 
♪『即宗院』鳥羽伏見の戦や戊辰で戦死した524名の薩摩藩士の氏名が刻まれた「薩摩藩士東征戦亡の碑」
我が祖先「教頭・中原猶介 尚勇」の名も。
http://homepage2.nifty.com/airman/satsuma/toufuku00.html
 
♪「東福寺」『龍吟庵』重森三玲の手による枯山水の庭と紅葉
http://www.tofukuji.jp/keidai/ryogin.html
♪「永観堂」禅林寺の最後の紅葉 
http://www.eikando.or.jp/
♪“紅葉の東福寺”と呼ばれる名刹・臨済宗大本山「東福寺」
http://www.tofukuji.jp/
 
 
♪加茂川の絶景が素晴らしい中華『菫』*京都市下京区木屋町団栗橋下る斎藤町138  tel075-342-2208
http://www.kyoto-okoshiyasu.com/eat/sumire/
           

 

 

 




















 

由美グルメリンNo.3‥咲いては散る“姫椿”の冬の彩り『カメリアヒルズCC』♪ NEW「いい映画には いい雰囲気がある」上原 徹著 byアートダイジェスト♪ 柴山港産“松葉蟹”と冬の美味三昧『日本橋ゆかり』♪ “大雪の旬魚”銀座『すし処 きたむら』♪ 「椿山荘」庭園内に位置する“本格的数寄屋造り”の料亭『錦水』♪ 『源 吉兆庵』“冬の彩り”「紅椿」&「お富久」&「雅麗樹」♪

 
山茶花の   散るにまかせて   晴れ渡り  ―永井龍男
 

暦では“鮭魚群がる”「大雪」末候を迎える頃となりましたが、暖かいこの師走の最中はいかがお過ごしですか?
私の先週末は、冬晴れの土曜日と「山茶花梅雨」が降り続く日曜日の連日、『カメリアヒルズCC』にて“姫椿”こと「山茶花」が、咲いては散る風雅な様を愉しんで参りましたが、野や山を覆った紅葉もいつしか終わり、この枯葉舞い散る冬景色の中では、“姫椿”の清楚な美のみが、一点の華やかさを与えてくれていました。

さて、「山茶花梅雨」とは、立冬の後に咲き始めた「山茶花」の花の上に降り注ぐ雨のことで、この綺麗な言葉は、まさに日本の四季の美しさを改めて認識させられる言葉ですが、真冬の中でも豪華に咲く「山茶花」という花は、ひとつひとつの花として鑑賞しても佳いものですが、早く咲いたものから散り、その落ちた様こそが、この花の美の極みのように思えて、「山茶花」ほどせわしなく咲く花はないように思います。本当に咲いたかと思うと、すぐに散りはじめて、また散ったかと思う暇もなく、次々と咲きはじめて、特にこの時季は、花そのものと、下に落ちた花びらの両方を楽しむことができることから、ピンク花びらの絨毯の上で、いつも咲いているか、いつも散っている花のようですね。

また、秋の風には「秋桜」、冬の北風には「山茶花」という風情で、花びらが一片ずつ落ちてゆく姿には、日本人的なわびさびの精神がもくすぐられますが、ただ「山茶花」は、同じ“散る花”でも、桜花のように散るのを惜しまれる花ではなく、むしろ散るのを飽きられる花と言ってもよく、古来より、この花は、散る様の方が多く句に詠まれてきましたが、平井照敏の編纂した「新歳時記」(河出文庫・1989)には、上記句の他、寒川鼠骨の「無始無終山茶花たゞに開落す」という、せわしなさの極地のような句が挙げられており、ちょうどこの時季は、我が家の向かいの「泉華荘」の垣根や庭も、しきりに咲き、しきりに散っている「山茶花」の散り敷かれた淡紅色の花びらのお陰で、実に賑やかな様子で、このように何処にでもある
さりげない存在の花ながら、この季節の賑やかな「山茶花」は、花の少ない冬に彩りを添えてくれていますね。(「俳句文芸」1998年11月号より)
http://zouhai.com/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=19981115,20071120&tit=%8ER%92%83%89%D4&tit2=%8BG%8C%EA%82%AA%8ER%92%83%89%D4%82%CC
http://www.hana300.com/sazank.html
 山茶花の   花や葉の上に   散り映えり  ―高浜虚子  
それでは、例年になく不景気風が吹き荒ぶ師走の銀座ですが、「山茶花」の花言葉のごとく、「困難に打ち勝つひたむきさ」を心に誓い、頑張りますキリンズを今週もよろしくお願い致します。
 
 
「いい映画には いい雰囲気がある」上原 徹著 byアートダイジェストhttp://www.hanmoto.com/bd/artdigest/1/

 
♪咲いては散る冬の彩り“姫椿”輝く『カメリアヒルズCC』
http://www.camelliahills.com/
 
♪“冬の美味”三昧『日本橋ゆかり』
*中央区日本橋3-2-14   03-3271-3436
http://nihonbashi-yukari.com/ http://r.gnavi.co.jp/g322600/
 
 
♪銀座『すし処 きたむら』“大雪の旬魚” *中央区銀座4-3-2 槁ビルB1 tel 3564-3640
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000606195/U0002109180/
 
 

♪「椿山荘」庭園内に位置する“本格的数寄屋造り”の料亭『錦水』
*文京区関口2-10-8 tel 3943-1101
http://www.chinzanso.com/restaurant/kinsui/

 




















 
由美グルメリンNo.4‥----【由美White Christmas party】♪ 神野美伽“座長公演”千秋楽 at「新歌舞伎座」♪ NEW「がん難民コーディネーター」藤野邦夫著 by小学館101新書♪ 安く贅沢な食いしん坊気質“おおさか料理”『喜川 淺井』♪ 正統派フレンチで最高の“クリスマスディナー”銀座『レカン』♪
 
あたたかき   今年の冬よ   冬至梅  ―富安風生
 暦では“冬生じ夏枯る”「冬至」初候を迎えましたが、クリスマス前の週末はいかがお過ごしでしたか?
私の週末は、先ず土曜日は、「冬至」とは思えぬぽかぽか陽気中を「小金井CC」へ行き、その晩は、銀座の伝統あるフレンチレストラン『レカン』にて、クリスマスにふさわしい豪華な雰囲気の中で、最高の晩餐を愉しみましたが、翌日曜日も、その二日酔いが抜ける間もなく、朝から大阪へ出かけるというハードなスケジュールで、「なんば新歌舞伎座」にて、友人の神野美伽さん主演の「およどんお玉と熊ぐす博士」の“千秋楽”を観たのち、夕方からは、食いしん坊気質の“おおさか料理”の旬の味を『喜川 淺井』で存分に味わい、相変わらず年の瀬までも、移動の多い多忙な週末を過ごしました。
さて、昔から「冬至冬なか冬はじめ」といって、文字の上からの「冬至」は“冬の終極”ですが、「立冬」から「立春」の前日「節分」までの冬の季節のちょうど真ん中にあたり、本格的な寒さはこれから始まりますが、 北半球では太陽の高さが一番低くなることから、物の影が一番長くなり、古代中国では空気の乾燥しているこの季節に、長い棒を地上に立ててその影を計り、「冬至」を観測していました。
また、古代においての「冬至」は1年の始まりであり、その名残で現在でも「冬至」は暦の基準となっていますが、「冬至」の前後になると太陽の力が弱まり、人間の魂も一時的に仮死し、すなわち、陰極まれば万物みな衰えて死に、太陽の帰り来る「一陽来復」によって再び蘇えると考えられていて、日本ばかりでなく緯度の高い西欧でも古くから「冬至祭」が行われてきました。
ちなみに、旧暦に於いては、「冬至」を含む月を11月としていて、19年に1度だけ、「冬至」が11月1日となることがあり、これを「朔旦冬至」といい、日本にも中世になって伝わり、宮中では盛大な祝いが行われたそうですが、最近の「朔旦冬至」は1995年と、2014年になりますから、6年後の「朔旦冬至」を古来の謂れに因んで、忘れずお祝いできるといいですね。
今でこそ、12月23日が「天皇誕生日」、そして12月24日25日は「クリスマス」ということで、この「冬至」の影が薄らいでしまった気もしますが、古来より上記のごとく、暦の上ではとても大切な日でしたので、それにまつわるさまざまな行事が生まれましたが、「冬至」の日に、冬至南瓜や冬至粥を食べ、柚子湯に浸かる習慣の他には、“冬至の七種”を食べると良いとされ、この“七種”とは、“ん”が2つつくもので、なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)で、これらを食べると病気にかからず、うどんは、運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世するといわれています
また地方によっては、かぼちゃのことを唐茄子(とうなす)と呼ぶことから、“と”のつくものも良いとされ、豆腐、小豆粥、小豆団子、赤飯などを食べる地域もあり、何れにしろ「冬至」の習慣には、体を温め栄養を補いながら寒さを乗り切り、新年を健やかに迎えようとする昔の人の知恵が沢山つまっていますね。
http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0748.htm
http://www.diviner.jp/Library/Solstice/
それでは、『由美』&『けんたうろす』の今年の営業も、いよいよ29日(月)までの一週間となりましたが、きっと今年中にお会いできますことと、あなた様のご来店を心よりお待ち致しております。
そして、新年は1月5日(月)から営業させていただきますので、2009年も変わらずご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
 
12月24日(水)&25日(木)【由美White Christmas party】
 
「がん難民コーディネーター」藤野邦夫著 by小学館101新書
http://www.shogakukan.co.jp/shinsho/lineup0812/index.html
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32169542
 
♪柔らかな日差しに輝く“山茶花”『小金井CC』
 
 

♪神野美伽「新歌舞伎座」座長公演“千秋楽”
http://www.mika-shinno.ecnet.jp/index2.htm

 
♪正統派フレンチの“最高の晩餐”銀座『レカン』
中央区銀座4-5-5 ミキモトビルB1 03-3561-9706
http://www.lecringinza.co.jp/  http://r.gnavi.co.jp/g281700/?no=
 
♪“大阪人の食いしん坊気質の味”おおさか料理『喜川 淺井』
*大阪市中央区東心斎橋1-6-19ロイヤル中家1階 tel 06-6243-7100
http://www2.ocn.ne.jp/~k-asai/