No.71

由美グルメリン No.1‥-紫陽花咲く『カメリアヒルズCC』♪ 銀座『すし処 きたむら』“夏至の旬魚”♪ モダンな一軒家『西麻布 味やま』の“旬彩”♪ 越後叶家『銀座竃神』“新潟の銘酒と旬采”♪
 
風そよぐ ならの小川の 夕暮は 御祓ぞ夏の しるしなりける ―従二位家隆
暦ではまもなく「夏至」も“半夏生づ”末候を迎えますが、“水無月の晦日”はいかがお過ごしですか?
夏の果ての日、6月30日は、一年の折り返しにあたる日でもあり、古来より、掲歌にも詠われているように、「ならの小川の夕暮れは、秋のようですが、この川で身を清める禊ぎの行事が、夏のしるしですね・・・」と、各地に於いて「夏越の祓え」という神事が行われていますが、この「夏越祓え」とは、悪疫を退散させて、つつがなく夏を越し、残り半年の無病息災を祈願するという行事で、神社によっては多少作法は異なりますが、基本的には社頭に設けられた大きな茅の輪を三回廻って、汚れを祓い清めるという作法で邪神を追いやる行事とされています。
また、地域によっては、紙の人形(ひとがた)に息を吹きかけたり、人形で身体を撫でて汚れを移し水に流したり、焼納するところもありますが、京都では、この日に和菓子「水無月」を食べる風習があり、小豆をのせた三角形の外郎(ういろう)で、小豆は疫病の悪魔祓いの意が込められています。
http://blogs.yahoo.co.jp/sinminato4/55592564.html
ところで、「夏越祓え」のこの“茅の輪をくぐり”には、古代よりの言い伝えがあり、「備後風土記」には次のような話が伝わっています。
昔、スサノヲノミコト(武塔神)が南海路へ向かう旅の途中に、蘇民将来・巨旦(こたん)将来という兄弟に出会い、身分を隠して一夜の宿をお願いしたところ、裕福な弟の巨旦将来は、その申し出を断わり、一方、兄の蘇民将来は貧しいながらも、スサノヲノミコトを暖かく迎え入れ、心を込めてもてなしました。
翌朝、スサノヲノミコトは蘇民将来へのお礼として「蘇民将来の子孫として茅の輪を腰につけた人は代々、疫病を免れさせよう」と約束して去りましたが、その後、疫病が盛んに流行ったので、蘇民将来は教えられたとおりに茅の輪を掲げたところ、疫病は蘇民将来の家を避けて行き、巨旦将来の一族は滅んだものの、蘇民将来の一族は護られ、その子孫は後々まで大いに栄えたというのが、“茅の輪くぐり”の由来なのですが、現在でも「蘇民将来子孫也」の札をつけた茅輪や杉葉を門口に揚げておけば疫厄除けとなり、一家は繁盛すると言われています。
ちなみに、まもなく祇園祭が始まる八坂神社や今宮神社など、疫病除けにご利益のある神社でお札などを受けると、「蘇民将来子孫也」という文字が書かれていますが、蘇民将来は、八坂神社境内にある疫神社の祭神になっており、蘇民将来の子孫としてのしるしが粽なのだそうで、祇園祭のあいだ、八坂神社から授与される粽には、この伝説を伝える「蘇民将来子孫也」と記された護符がついてきます。http://f40.aaa.livedoor.jp/~paulnobu/sominsyorai.html
また、祇園祭に奉仕する人々は、「蘇民将来子孫也」の護符をつけた小榊守を必ず身に付けることになっており、祇園祭のお神輿でも中御座・東御座・西御座の神輿の担ぎ手たちは皆、腰に「蘇民将来子孫也」の小榊守をつけているそうですので、今夏は是非、このスサノヲノミコトと蘇民将来の伝説に思いを馳せ、祇園祭の山鉾巡行を眺められてみてはいかがですか?
それでは、今宵『由美』では、日々の罪や汚れを祓い清め、暑い夏を無事に越し、残り半年の無病息災を祈願する「夏越しの祓え」の神事にちなみ、和菓子「水無月」を用意し、あなた様のご来店を心よりお待ち致しておりますので、どうか迎えます文月も『由美』&『けんたうろす』をよろしくお願い申し上げます。
 
 
♪NEW さゆりちゃん(左) & 「カメリアヒルズ」の紫陽花
 
♪「カメリアヒルズ」“ロイヤルレディーズコンペ” 27, JUN, 2008
http://www.camelliahills.com/
 
♪銀座『すし処 きたむら』“夏至の旬魚”  
*中央区銀座4-3-2 槁ビルB1 tel 3564-3640
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000606195/U0002109180/

 
♪モダンな一軒家『西麻布 味やま』
*港区西麻布3-16-23  tel 5775-7380
http://r.gnavi.co.jp/a573500/ http://www.ozenya.com/miyama/

 
♪越後叶家『銀座竃神』“新潟の銘酒と旬采”
http://www.kanou-ya.com/
*中央区銀座3-3-12 銀座ビルディングB1 tel 03-5524-5712 http://r.gnavi.co.jp/g781111/





















 
由美グルメリンNo.2‥『GRACE』8月号“特集”「優雅な条件」にコメントさせていただきましたby 世界文化社♪ 『由美七夕ゆかた祭り』♪ 真夏日の『府中CC』♪ 東京駅近くの“都心の料亭”『日本橋ゆかり』♪ 「椿山荘」二万坪の庭園の一角『料亭 錦水』“ほたる会席”〜7月18日迄♪ 「椿山荘」の名園のさらなる奥の一角『木春堂』富士山の溶岩で焼く“石焼会席”♪
 
七夕祭るこそなまめかしけれ  ―吉田兼好「徒然草」第十九段より
 
今宵は、あいにく曇り空の“七夕”となりましたが、梅雨明け間近を思わせる蒸し暑さの中、いかがお過ごしですか?
『由美』では、遥か古の“星伝説”にちなみ、7日より『七夕ゆかた祭り』を開くこととなりましたので、どうか今宵は、ご一緒に願いを込めた短冊を笹竹に吊るして、兼好の如く“なまめかしけれ”“七夕祭”にいらしていただけますこととご来店を心よりお待ち申し上げております。
掲句では、“七夕”にちなんで、「徒然草」第十九段「折節のうつり變るこそ物毎に哀れなれ」から、上記一節を引用させていただきましたが、この第十九段は、兼好自身が四季の風物について、それぞれの思いを描いたものとして知られ、その描写については、すでに「源氏物語」や「枕草子」の優れたみかたがあるとされる中、ここでも“七夕”を秋の風物のひとつにあげ、とかくもの寂しい感じのする秋の中にあって、「七夕まつりは優雅である」と述べています。
http://www.tsurezuregusa.com/contents/19.html

さて、そんな「優雅」なるものを、『GRACE』8月号(7月7日発売 by世界文化社)では、単に“雅さ”だけではなく、さらに掘り下げた「優雅の条件」として、「現代の40代女性にとって大切な“今どきの優雅”とは何か?」ということを、さまざまな分野で活躍する11人にインタビューし(私も僭越ながら、グレースが考える「優雅」にコメントさせていただきました)、今号の特集としておりますから、機会ありましたら、是非とも『GRACE』8月号のP.113をご覧下いただきたく存じます。http://www.gracemagazine.jp/
ちなみに、このグレース編集部が考える「優雅の条件」とは、「考える力」「観察力」「演出力」「思いやる力」と、4つの“コミュニケーション力”に分けて構成されており、私はその中の“観察力”あるいは“想像力”という部分において、40代の女性へと提言させていただいておりますので、どうか、あなた様のご意見やご感想などお聞かせ願えますようよろしくお願い致します。

それでは、今宵は“なまめかしけれ”、せっかくの“七夕祭”ですから、古典に触れ、生きとし生けるものの“小さな声に耳を傾け、「優雅」を磨ける”ようなそんなよき一週間をお過ごし下さいませ。
 
http://www.gracemagazine.jp/
♪『GRACE』8月号(7月7日発売) *特集「優雅」の条件でコメントさせていただきました。
http://www.sekaibunka.com/buy/exec/buy/19.html by 世界文化社
♪“美の女神”の女優『杉本 彩』
http://www.office-aya.co.jp/sugimoto.html

♪Happy birthday to 優花 01, July, 2008

♪7月7日〜9日『由美七夕ゆかた祭り』 & 『けんたうろす』7月のカクテル“ウォーターメロン”
 
 
 
“真夏日”の『府中CC』 http://www.fuchucc.com/
 
♪東京駅から3分“一軒家の都心の料亭”『『日本橋ゆかり』 
*中央区日本橋3-2-14 tel 3271-3436
http://nihonbashi-yukari.com/ http://r.gnavi.co.jp/g322600/
 
♪長い伝統に培われた「椿山荘」二万坪の庭園の一角 “数寄屋造り”の『料亭 錦水』
♪“蛍飛び交う”風趣に富んだひととき『料亭 錦水』 *文京区関口2-10-8  tel 3943-1101
ほたる会席 \21000 〜7月18日まで。http://www.chinzanso.com/ http://r.gnavi.co.jp/g062901/
 
♪「椿山荘」の庭園のさらなる一角『木春堂』
“富士山の溶岩で焼く”石焼会席 *文京区関口2-10-8
tel 3943-1101 
http://www.chinzanso.com/restaurant/mokushundo http://r.gnavi.co.jp/g062900/
 




















 

由美グルメリンNo.3‥『新ばし 金田中』“大正に創業した老舗名料亭”での夏彩り♪ 炎天下でのゴルフ『カメリアヒルズCC』♪ 臨済宗中興の祖“白隠”「白隠とその弟子たち」〜9月15日迄 by永青文庫美術館♪ こだわりの素材“フレンチとイタリアンのフュージョン料理”銀座『ボンサルーテ』♪ “松阪牛”の鉄板焼き『築地さとう』♪

 
千峯雨霽露光冷(せんぽうあめはれて ろこうすさまじ)
君看双眼色(きみみよそうがんのいろ)
不語似無憂(かたらざればうれいなきににたり)―白隠慧鶴
 
暦では“蓮始めて開く”「小暑」次候を迎えましたが、今年一番の「猛暑日」となった週末はいかがお過ごしでしたか?
キリンズの先週末は、連日『カメリアヒルズCC』へとゴルフに出かけ、炎天下での連続プレーに、さすがに参っておりましたが、でも、そんな猛暑の中でも、INコースNo.17番の池には、涼しさを誘うかのような“古代蓮”がそっと花開き、青葉が生い茂る緑の中で、小鳥たちの囀りとともに、夏の風雅な様を醸し出しておりました。

さて、冒頭の詩は、良寛和尚や、芥川龍之介、相田みつおが愛した句として、有名な漢詩ですが、元は大燈国師の句(千峯…)に、白隠禅師が第2句以下をつけたもので、
「見渡す限りの山々の一本一本の木々の葉が、今あがったばかりの雨の湿り気を帯びて爽やかに、涼やかに、静かな光を発してゐる、さういふ光景を詠ってゐる」山水画の光景を詠んだものですが、この詩からは、今の季節の『椿山荘』の瑞々しい庭園の風景が、目に浮かぶようで、一時でも、「小暑」の暑苦しさを忘れさせてくれますね。
そんな風雅な『椿山荘』近くの目白台に、細川家の広大な屋敷跡がありますが、その一隅に『永青文庫』と云う細川家代々のコレクションの一部を展示する美術館があるのをご存じですか?
http://www.geocities.jp/todok_tosen/todok/solilo/sogan.html

細川家は室町幕府三管領の一つとして武門の誉高い家柄で、現在の細川家は藤孝(幽斎)を初代として戦国時代に始まりますが、武人・藤孝は優れた歌人・国文学者として名高く、また信長の雑賀征伐に弱冠15歳で初陣し、先駆けの功に輝いた忠興(三斎)は、千利休の高弟の一人とし知られ、その室・明智光秀の娘・玉は波乱の戦国時代を清冽に生きた武将の妻として、ガラシャの洗礼名で知られていますが、代々文武両道にすぐれた細川家は、多くの戦功を挙げて、三代忠利のとき肥後熊本五十四万石を与えられ、強力な外様大名として幕末に至りました。
細川家に伝来する歴史資料や美術品等の文化財を管理保存・研究し、一般に公開しているのがこの『永青文庫』で、ここには、欧州貴族にも優る七百年余の細川家の伝統が静かに息づき、その名称は藤孝の養家の始祖・細川頼有以後八代の菩提寺である「建仁寺」塔頭の永源庵の“永”と、藤孝の居城「青龍寺城」の“青”の二字をとって、護立公が名付けたもので、まさに細川家の伝統を継承し、護り、誇りとするに相応しい名称と言えますね。
http://www.eiseibunko.com/history.html

『永青文庫』の夏季展は、今は遠き武蔵野の面影を止めるこの地に於いて、臨済宗中興の祖と讃えられる江戸時代中期の禅僧「白隠慧鶴」(1685〜1768)の、多くの書画を展示していますから、この機会に是非、白隠禅師の、観る者を感嘆させるほどの大胆な筆遣いと、ほのぼのとした味わい深い戯画をご覧になられてはいかがですか?
そして、白隠禅師の書画は、生きることの意味や禅への関心のみならず、アートとして見る現代的な視点も相俟って、今、老若を超えた多くの人々に注目されているようですから、「白隠とその弟子たち」の書画を通じて、どこか教えを諭すような謎めいた語りかけを、じっくりと読み取るのも面白いのではないでしょうか?
それでは、この季節には、白隠禅師の「千峯雨霽露光冷 君看双眼色」の詩を思い浮かべ、辺り一面に拡がる千の峯々に双眼を見出し、また人間の双眼に千の峯々を見出す・・・そんな“山に眼あり、人に山あり”・・・と、新たなる感動を味わえるようなよき一週間をお過ごし下さいませ。
 
 
 
♪『由美七夕祭り』
 
♪「永青文庫美術館」夏季展 「白隠とその弟子たち」細川護立コレクション
http://www.eiseibunko.com/history. html
 
♪猛暑の中“古代蓮”咲く『カメリアヒルズCC』
http://www.camelliahills.com/
♪炎天下でのゴルフ at『カメリアヒルズCC』
 
♪こだわりの素材“フレンチとイタリアンのフュージョン料理”銀座『ボンサルーテ』
*中央区銀座7-10-1 銀座ワシントンホテル3F TEL 03-6858-1030
http://www.bonsalute.com/ http://r.gnavi.co.jp/b388100/
 
エ♪新橋の五件茶屋に数えられる名料亭『新ばし 金田中』 *中央区銀座7-18-17 tel 3541-2556
http://www.kanetanaka.co.jp/sinbasi/index.html http://r.gnavi.co.jp/g080501/
♪“大正に創業した老舗名料亭”『新ばし 金田中』
 
♪“松阪牛”の鉄板焼き『築地さとう』
*築地4-2-9 tel 3541-2929
http://r.gnavi.co.jp/g014000/

 
 




















 
由美グルメリンNo.4‥-----“生涯一記者”岩田公雄著『テレビで言えなかったニュースの裏側!』by学研♪ 7月23日〜25日【亜樹さん誕生日会】♪ 炎天下でのゴルフ『武蔵CC』笹井コース♪ 『銀座 なら本』“夏の旬魚”♪ 源氏物語執筆地“紫式部邸宅址”『廬山寺』の桔梗♪ 三たび「椿山荘」庭園での風雅なひととき“平家蛍観賞”『料亭 錦水』♪ 
 
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな  ―紫式部『新古今集』雑上1499より
 
暦では“桐始めて花を結ぶ”「大暑」初候を迎えましたが、猛暑が続いた「海の日」の三連休は、いかがお過ごしでしたか?
私の連休初日は、先ず35度を超す暑さの中を『武蔵CC 笹井コース』へとゴルフに出かけ、残りの休日は、さらに強烈な猛暑となった京都にて過ごしておりましたが、せっかくの古都での優雅な休日も、あまりの暑さに、だらだらと一日中クーラーの下でうだるのみという感じで、出かける気も失せておりましたが、でもそんな中、暑さを押して出かけたのは、「紫式部」の邸宅址で、「源氏物語」の執筆地として知られるここ『廬山寺』では、本堂前の「源氏の庭」に、「紫式部」にちなんだ“紫”の桔梗が静かに咲き、一時でもこの「大暑」の厳しい暑さを忘れさせてくれました。
掲歌には、そんな「紫式部」の「百人一首」57番にも登場する歌を引用しましたが、この歌は“月恋慕(つきれんぼ)”Vanished with the Moonの歌とされ、 昔の想い人に数年ぶりに逢ったのに、わずかの間のうちに、七月十日頃の月と競い合うようにして帰ってしまった・・・と再会を惜しんだ切ない歌ですが、「源氏物語」に出てくる“朝顔”の花とは、今の“桔梗”のことであり、花言葉は「変わらぬ愛」ですが、『廬山寺』の「源氏の庭」にて、静かにこの花を眺めていると、遥か千年の時を越え、「紫式部」の“変わらぬ想い”が蘇るかのようですね。そして、2008年の今年は、「源氏物語」が記録の上で確認されたときから、ちょうど1千年目の年にあたるそうですので、白砂と苔の美しい庭「源氏の庭」にて、「帚木」で源氏が空蝉と出合った邸のシーンや、花散里が初めに住んでいたこの辺りの邸の光景などを思い出しながら、平安朝の美しい絵巻物を鑑賞しているような風雅な気分に浸ってみてはいかがですか?http://tabitano.main.jp/7rozan.html
ところで、キリンズがご懇意にさせていただいている讀賣テレビ解説委員の岩田公雄氏が、この度『テレビで言えなかったニュースの裏側!』(学研刊)と題する著書を出版されましたので、ここで少し紹介させていただきます。http://www.ytv.co.jp/blog/ura_news/0100iwata/
この『テレビで言えなかったニュースの裏側!』は、89年天安門事件他、ニュースの現場を長年渡り歩いてきた岩田氏ならではの情報と皮膚感覚によって、報道されている国内外の重大な事件やニュースの数々を、目からウロコの見どころ、カンどころを解説した作品として仕上がり、最近ではチベット騒乱から北京五輪の行方までの、様々なニュースが100倍楽しめる本として書かれました。どうか、“生涯一記者”と自認してやまない岩田氏の「ニュース魂が溢れる一冊(石原伸晃談)」をこの機会に是非、ご一読いただけますようよろしくお願い申し上げます。
http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1340380700
それでは、「紫式部」ゆかりの『廬山寺』の美しい雲上の庭園「源氏の庭」に咲く、可憐な桔梗を愛
で、リフレッシュして参りましたキリンズを今週もよろしくお願い致します。
 
 
 
♪“生涯一記者”『岩田公雄』著
♪NEW『テレビで言えなかったニュースの裏側!』by学研 
http://www.ytv.co.jp/commentator/iwata/index.html
http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1340380700
 

♪炎天下でのゴルフ『武蔵CC』笹井コース *埼玉県狭山市大字笹井412
http://www.musashi-cc.co.jp/

 

♪『銀座 なら本』“夏の旬魚”
 *中央区銀座7-6-4 フィーラ銀座ビルB1 3573-4000
http://www.naramoto.com

 

♪源氏物語執筆地“紫式部邸宅址”『廬山寺』の桔梗
http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/index.htm#MAIN_TOP

 
♪「椿山荘」庭園での風雅なひととき“平家蛍観賞”『料亭 錦水』
*文京区関口2-10-8  tel 3943-1101
http://www.chinzanso.com/restaurant/kinsui/ http://r.gnavi.co.jp/g062901/

♪“三たび”「椿山荘」庭園内『料亭 錦水』“音羽の間”
     

 
 




















由美グルメリンNo.5‥------Happy birthday to 亜樹ちゃん♪ 目白の森「椿山荘」で響き合う美しい調べ『神野美伽ディナーショー』8月29日(金)at『椿山荘』♪ “伝統のフレンチ”京橋『シェ イノ』♪ 東京駅から3分“都心の料亭”『日本橋ゆかり』“夏の旬魚”♪ 『源 吉兆庵』柚子の風味のお菓子“水沫”&つややかな錦玉羹の羊羹“涼観水”♪
 
 蝶の羽の   どつと流るる   雷雨かな  ―川端芽舎
 
暦では“土潤って蒸し暑し”「大暑」次候を迎え、昨日27日は大分の豊後大野市では何と39度と、この夏一番の暑さを記録し、その猛暑の中、各地では、雷雨や突風に荒れ模様の天候になった地域も多かったようですが、あなた様は夕立などに遭わずにご無事でしたか?
私は夕立の不安に駆られながらも、また、お気に入りの『カメリアヒルズCC』へとゴルフに出かけておりましたが、まさに今の時季は、土がじっとりして蒸し暑くなる“土潤溽暑”そのもので、“溽暑(じゅくしょ)”とは非常に蒸し暑い意味なのですが、本当に、歩いているだけでも足元からじわじわと暑さが伝わってくるような感じがします。
さて、掲句にはそんな日中の熱風と、時折の激しい“雷雨”に容赦なく流される“夏の蝶”の句を引用しましたが、夏の間、優雅に飛び回ったその“羽”は、今の季節の荒れた天気には、破れ傘のようにぼろぼろになってしまうように思われて、もっとやさしい季節を選んで生きればいいのにと、“流るる”姿に憐みを覚えますが、“春の蝶”が命の息吹を喜びあう存在であったとしたら、“夏の蝶”には、命高まる中を激しい季節を生き抜く逞しさが見えるようで、単に綺麗なだけに終わらない雄々しさが感じられるかのようですね。
中でも“夏の蝶”というと真っ先に思い浮かぶのは、大きな体躯と鮮やかな紋章を目印とする“揚羽”で、“シジミチョウ”などが細やかにさざめき、羽搏く姿もゆかしいものですが、やはり夏にひときわ目立ち、心を惹かれる存在といったら、この“揚羽”を抜きにして語ることは出来ないでしょうが、とくに、大きな“揚羽”は、夏の虫の中でもいちだんと目を惹くもので、夏の最中、午後の一番暑い時を見計らったように現れるこの“蝶”は、花の蜜や水を求めているからなのでしょうか、あまり高い所を飛ばずに、庭木
の下草の辺りを縫うように、はたりはたりと飛び回ります。
ところで、“蝶”の右へ左へ飛んでいる様子からは、何の目的もなく羽搏いているように見えますが、実は飛ぶ時間帯もだいたい決まっているうえ、さらに“蝶道”という、しっかりと計算したルートを持っており、この行動は、特に“アゲハチョウ”の仲間に見られるそうで、“飛ぶルート”は食樹や食草の位置や、ルート上にある葉っぱの明るさなどが影響しているといわれています。
また、この行動は、オスがメスを探す効率的な方法といわれ、“蝶”の種類によって独特のルートを飛ぶ癖もあり、例えば“アゲハチョウ”は明るい場所を好んで飛び、“クロアゲハ”は暗い場所を飛ぶように、種類によっても“蝶道”はさまざまですが、子どもの頃、蝶の捕獲に失敗して逃げられても、いつの間にか、逃がした同じ場所で見かけることが多々あったのは、きっとこの“蝶道”を飛んでいたのでしょうね。 http://www23.big.or.jp/~lereve/saijiki/168.html
 
水打てば   夏蝶そこに   生まれけり  ―高浜虚子
 
それでは、今週もまだまだ真夏日や熱帯夜が続くようですので、炎えるような昼はもちろんのこと、砂塵をともなう風は夕方になっても、暑苦しいことでしょうから、どうか家の玄関や店先の埃をおさえ、涼を呼ぶ水を撒き、そこに“夏蝶”が現れるような爽涼な夜を迎えられますようお祈り致しております。
そして、夏の陽射しに当たり跳ね返り、柔らかな“蝶の羽”の輝きを、野や山に愛でられるようなよき一週間をお過ごし下さいませ。
 
♪亜樹さん誕生日 24,July,2008
♪神野美伽&由美 at椿山荘『料亭 錦水』*美伽さんは8月29日に『椿山荘』にてディナーショーを開きます♪
8月29日(金)*目白シンラート2008椿山音楽祭ディナーショー
http://www.mika-shinno.ecnet.jp/
http://www.chinzanso.com/event/news/0094.php
 
♪大暑の中“古代蓮”咲く『カメリアヒルズCC』
http://www.camelliahills.com/
 
♪“伝統のフレンチ”京橋『シェ イノ』
*中央区京橋2−4−16 明治製菓本社ビル 1F tel 3274-2020 
http://www.manoirdinno.com/chef_index.html
 

♪東京駅から3分“都心の料亭”『日本橋ゆかり』
*中央区日本橋3-2-14   03-3271-3436
http://nihonbashi-yukari.com/     http://r.gnavi.co.jp/g322600/

♪『日本橋ゆかり』野永喜美夫三代目ご主人&京都・田鶴さん家より“ゆかり南瓜”
   
 
♪『源 吉兆庵』柚子の風味“水沫” & つややかな錦玉羹の羊羹“涼観水”
https://www.secure-site.jp/kitchoan.co.jp/cgi-bin/shopping/newline/index.cgi