No.67

由美グルメリン No.1‥-【由美雛祭り】&【真美さん誕生日会】♪ 『けんたうろす』3月のカクテル“PECHE(ペシェ)”♪ 東京駅から3分“小京都を想わす都心の料亭”『日本橋ゆかり』“香住産の松葉ガニ”&“大間の鮪”♪ “三ツ星レストラン”『銀座小十』“明石の鯛”炊き込みご飯♪ 銀座すし処『きたむら』“春のお寿司”♪
 
いきいきと   ほそ目かがやく   雛(ひいな)かな  ―飯田蛇笏
 
暦では“巣籠もりの虫戸を開く”「啓蟄」初候を迎える頃となりましたが、「雛祭り」から始まった今週はいかがお過ごしですか?
『由美』では、この3月3日(月)〜3月5日(水)までの三日間に【由美雛祭り&真美さん誕生日会】を催させていただき、皆「雛祭り」にちなんだ“和の装い”にてお迎えさせていただきますので、どうか、桃の花とともに“いきいきと ほそめかがやく”由美の“雛”たちをご覧下さいませね。そして、3日4日に誕生日を迎え、ますます艶っぽさを増した真美さんのお祝いにと、あなた様のご来店を心よりお待ち致しております。
さて、日本には古来より、「人日(七草がゆ)」「上巳(桃)」「端午」「七夕」「重陽(菊)」の「五節句」と称する行事があり、元は中国からの起源ですが、「雛祭り」にあたる「上巳の節句」「上巳(じょうし)」は、3月の初めの“巳の日”を表し、かつてはこの日、水辺に出て不祥を除くための“禊(みそぎ)祓(はらえ)”を行い、宴を催して祝っておりました。
また、古代中国でこの「上巳の節句」は、魏の時代より“巳の日”に行われていたものが、3日に替わり、当初は、穢れを祓い清める招魂の意味が強かったようですが、やがて、日本独特の“祓(はらえ)”の思想と結びつき、「日本書紀」にも「3月3日が上巳の節句」との記述が残っているように、平安中期には、すでに原形とも言える物が現れていて、“祓(はらえ)”の道具としての“人形(ひとがた)”がありました。
その後、この“人形(ひとがた)”と、貴族の少女達の“ひいな遊び”が結びついて、現在の「お雛さま」が生まれましたが、この「上巳の祓」の“人形(ひとかた)”と、幼女の遊び道具の“ひいな人形”は、中世以降になると次第に立派なものへと変わり、それまで“禊ぎ”として捨てられていた“人形”も、「飾り雛」として造られるようになり、さらに、江戸時代になると、幕府が3月3日の節日を「五節句」の一つに定めたことが最大の誘因なのでしょうが、平安時代の宮廷を模した雛壇の「雛人形」へと変わって行き、時代が進んで、庶民にも3月3日に娘の幸福を願って、「雛人形」を飾る風習が行き渡り、こうして「雛祭り」は、「上巳の節句」としての厄払いから、徐々に女児の祭りとして姿を変えながら今に至っています。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/hikoki_club/view/20070303
 
雛祭る   都はづれや   桃の月  ―与謝蕪村
 
それでは今宵『由美』では、“桃の花”と“菱餅”を供え、あなた様のご来店をお待ち致しておりますので、古の“人形(ひとかた)”の歴史から、降りかかる厄を払い、幸せを願う伝統ある行事「雛祭り」へと、どうかお越しいただけますこととお待ち申し上げております。
そして、家族で祝った懐かしい「雛祭り」の思い出など、この機会に是非、お聞かせ下さいませね。
 
♪3月3日〜5日“真美誕生日会” & 『シェ・イノ』での少し早い“Happy birthday to MANAMI”
 
♪『けんたうろす』3月のカクテル“PECHE(ペシェ)”&『由美雛祭り』3月3日〜5日
 
 
 
♪『日本橋ゆかり』
*中央区日本橋3-2-14   
03-3271-3436
http://nihonbashi-yukari.com/
http://r.gnavi.co.jp/g322600/
♪東京駅から3分“小京都を想わす都心の料亭”『日本橋ゆかり』&“春の園遊会”でしか飲めない「ゆかり」
*兵庫県香住より空輸“松葉ガニ” 
『日本橋ゆかり』三代目・野永喜三夫ご主人
*ずわい蟹の炊き込みご飯&“大間産”大トロと
千住葱のねぎま焼き辛味大根おろし添え
   
*“香住産”紅ずわい蟹みそ&京都“田鶴”より新鮮な京野菜の炊き込み
 
♪“三ツ星レストラン”『『銀座小十』
*中央区銀座8-5-25 第2三有ビル1F  
TEL 6215-9544
http://www.kojyu.jp/
       
     
奥田 透ご主人と“明石の鯛”炊き込みご飯
 
  ♪銀座『すし処きたむら』 
*中央区銀座4-3-2 槁ビルB1   tel 3564-3640
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000606195/U0002109180/
♪銀座すし処『きたむら』“春のお寿司”        
 
 
 




















 
由美グルメリンNo.2‥Happy birthday to真美♪ 「愛犬太朗」へのレクイエム♪ 春うららかな中での“ラグビー観戦”♪ 梅の咲き誇る『磯子CC』♪ 銀座では珍しい“日本家屋”の和食店『鶴の家 西店』♪ “プラチナ通り”の隠れ家『すし兆 白金台』“鮨我独創”の寿司♪
 
芸知らず   春草に   犬跳ねるのみ  ―高浜虚子
 
では“桃始めて咲く”「啓蟄」次候を迎えましたが、“春うららか”な週末はいかがお過ごしでしたか?
キリンズの週末は、先ず土曜日は暖かな陽光に包まれた中、『磯子CC』へとゴルフに行き、翌、日曜日は贔屓の「ワールド・ファイティングブル」の応援に、皆で「秩父宮ラグビー場」へと出かけておりましたが、あいにく、今季の「トップリーグ入れ替え戦」では、17vs20と惜しくも勝利を逃し、キリンズの声援の甲斐なく残念な結果に終わってしまい、今はひたすら「ワールド・ファイティングブル」の来季の復活を願うばかりですが、ただ、その晩には、幸運にも“春の月”を優雅に奏でる歌姫「セリーヌ・ディオン」のコンサートへ出かける機会に恵まれ、その幻想的なステージと、美しい歌声に酔いしれ最高のひとときを過ごせた休日でした。
さて、そんな“春光きらめく”中で、実は先週3月6日にひとつ悲しい出来事があり、以前飼っていたラブラドールの「太朗(17歳・雄)」が亡くなり、今号では、その悲しみを偲ぶため、冒頭に虚子の句を揚げさせていただきましたが、この句は、萌え出ずる香り高い“春草”の中を、全身に春を感じて跳ね回り、純粋に一途に春を満喫する“若き太朗”の姿が思い浮かぶようで、かつて、毎朝の散歩コースだった「羽根木公園」での光景が思い出されました。

私は、以前、この「太朗」とともに世田谷の家に暮らし、当時「太朗」は、私にとってなくてはならない存在で家族の一員でしたが、同居の妹の渡米とともに、友人の家に婿入りさせ、晩年の8年間は別れて暮らしておりましたが、亡くなってしまった今でも、こうして「太朗」のことを思うと、悲しみの裏側では、なぜかあたたかな気持ちに包まれて、これまで、どんなに「太朗」から励まされ、幸せを分け与えられていたことかとしみじみと感じさせられました。また、「太朗」からは「“おおら かに”生きなさい!」と教えられることも多く、 きっと犬は、日頃忘れかけてしまっている自然や野性、人間本来の優しさといったことを気づかせてくれる使者として、太古の昔から、私たちに寄り添うようになったのかもしれませんね。
http://www.kanda-zatsugaku.com/060421/0421.htm

 
春草は   足の短き犬に   萌ゆ  ―中村草田男
 
それでは今週は、春深し緑濃く萌える“春草”の中を、亡き「太朗」への想い馳せ、“春”を楽しみながら散歩したく思っておりますので、どうか、あなた様も犬とともに、またお一人で毎日、朝に夕に散歩する中で、さまざまな自然と触れ合えますこととお祈り致しております。そして、散歩の途中で心にとまった風景や、自然とのふれあい、犬への想いや、犬のいる暮らしでの出来事を、是非お聞かせ願いたく、今宵もご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
尚、犬は人間の四倍の速さで日々年老いていきます。愛犬と最後まで楽しく暮らせるように、食事や睡眠方法から散歩の仕方、寝たきりになった場合の対処法まで、老犬が快適に暮らせる生活環境について、具体的な老犬とのつきあい方などを紹介する本もありますから、参考までにご覧下さいませね。「うちの犬がぼけた―備えあればの老犬生活」吉田悦子著(幻冬舎文庫)
http://etsuk.cocolog-nifty.com/
 
♪3月9日『秩父宮ラグビー場』
トップリーグ入れ替え戦にて“ワールドの応援”http://www.world-fb.net/
 
♪『磯子CC』
*横浜市磯子区洋光台6-43-24
♪『磯子CC』の梅林  
 
♪銀座では珍しい“日本家屋”の和食店『鶴の家 西店』 
*中央区銀座7-5-15  tel 3571-1353
http://www.tsurunoya.jp/
 
♪“プラチナ通り”の隠れ家『すし兆 白金台』
♪鮨我独創『すし兆 白金台』 *港区白金台5-15-1 アド白金台 B1F  tel 5793-3555
http://www.akasaka-sushicho.com/shirokanedai/index.htm
 
 




















 

由美グルメリンNo.3‥-“ゴルファーの憧れ”アリソン設計の名コース『廣野ゴルフ倶楽部』♪ 伝統と格式を重んじる名門コース『西宮カントリー倶楽部』♪ 大相撲三月場所“中日観戦”♪ 名物“河豚ぶつ”の店『北新地 ふじ田』♪

 
Play golf at Hirono and die―「ゴルファーなら、廣野を見て死ね」
 
暦では、まもなく“雀始めて巣くう”「春分」初候を迎える頃となり、この週末は“春雷”とともに、花よ咲けよと急きたてるかのごとく降り続いた“催花雨”が止み、春のうららかな晴天に恵まれた週末でしたが、いかがお過ごしでしたか?

キリンズは幸運にも、沢山の土筆が顔をのぞかせる土筆野の地、兵庫県三木市「廣野」へとゴルフに出かける機会に恵まれましたが、ここ『廣野ゴルフ倶楽部』は、ゴルファーなら誰もが憧れる“ 一度は回りたい”超名門コース として名高く、冒頭のように、このゴルフ倶楽部を称えるには「ベニスを見て死ね」のもじりでしょうか、こんな言葉が存在するくらいの憧れの地で、お蔭で、ゴルフコース設計の“王者アリソン”の手による名コースを、存分に愉しむことができた素晴らしい休日でした。

さて、日本におけるゴルフの発祥は1901年、英国人のアーサー.H.グルームの設計により、兵庫県の六甲山麓に4ホールのコース(現在の神戸ゴルフ倶楽部・六甲コース)が完成したことに始まりますが、上記『廣野ゴルフ倶楽部』は1930年、同じ英国人のC.H..アリソンによって設計されたコースで、このアリソン氏とは、昭和5年、「東京ゴルフ倶楽部・朝霞コース」の設計のため招聘された設計家で、これまでの日本のコース設計のあり方に大きな衝撃と影響を与えることになった人物と言われています。

“アリソンの設計”コースとは、第一に「自然の美しさと地形を生かす」を基本コンセプトとし、また、日本の風土に合ったコースを造りたいという熱い想いも相まってか、僅か三ケ月の日本滞在期間中に、『廣野ゴルフ倶楽部』他、「東京ゴルフ倶楽部・朝霞コース」「川奈ホテルゴルフ場・富士コース」の3コースを設計し、中でも、この「廣野」の5番152ヤードの池越しのショートホールについては、アリソン自身が「最も美しく見栄えのするホール」と自賛したほどで、さらに「霞ヶ関カントリー倶楽部東コース」「茨城ゴルフ倶楽部」「鳴尾カントリー倶楽部」「宝塚カントリー倶楽部」の改造案までを手がけましたが、これらの“アリソンコース”の数々は、今の時代に於いても尚、その造形の美しさと高い戦略性で最高の評価をうけ続けており、余談ですが、“アリソンバンカー”と称される深いバンカーは彼が日本にもたらしたものの一つとして知られているほどです。
そんなアリソン氏が当時設計のために「川奈ホテルゴルフ場」に現れた時、偶然遭遇したのが、その後日本一の設計家となる井上誠一で、キリンズは「廣野」の翌日には、贅沢にも、その井上氏設計の“伝統と格式を重んじる名門コース”『西宮カントリー倶楽部』でも、プレーする恩恵に授かりましたが、ここでも、アリソン氏仕込みの井上流“アリソンバンカー”に苦しめられ、見事に、王者・アリソンと覇道・井上誠一の洗礼を受けた今回のゴルフ旅行でした。http://www.jsgca.com/05_column/gm2005-07.html
それでは、西の地・兵庫にて、梅の咲き誇る中、鶯の囀りや、春草を愛で自然と親しみリフレッシュして参りましたキリンズを、今週もよろしくお願い致します。そして、桜の開花が幾分早まりそうな暖かさの今週ですが、きっと桜の花が咲く前にまたお会いできますことと今宵も『由美』&『けんたうろす』へのご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
♪『由美White day party』
 
♪ゴルファーの憧れ『廣野ゴルフ倶楽部』
*兵庫県三木市志染町広野7-3
tel 0794-85-0123
♪“ゴルファーの憧れ”『廣野ゴルフ倶楽部』クラブハウス前    
 
♪『西宮カントリー倶楽部』
兵庫県西宮市仁川町6-19-7
0797-71-1212
♪伝統と格式を重んじる名門コース『西宮カントリー倶楽部』
 

♪名物“河豚ぶつ”の店『北新地 ふじ田 』
 *大阪市北区曽根崎新地1-11-7  
06-4799-1287

 
 
♪大相撲三月場所“中日観戦” & “初対戦”朝青龍 vs 若ノ鵬 
http://www.sumo.or.jp
 
 
 




















 
由美グルメリンNo.4‥-“希さん”は3月31日で『由美』を卒業させていただきます♪ “希 atバリへの卒業旅行”♪ “春麗らかな”『鹿野山CC』白鳥コース&天神コース♪ 完全予約制の“隠れ家”銀座 寿司処『加納』♪ 
 
業卒へて   看護婦となる   愛しさよ  ―山口 誓子
 
2008年、今年の東京の桜は3月22日に早くも開花し、暦に於いても“桜始めて開く”「春分」次候を迎える頃となりましたが、“春暖”のどかな週末はいかがお過ごしでしたか?
キリンズはアクアラインを渡り、千葉県君津市に位置する『鹿野山CC』にてゴルフを楽しみましたが、この「鹿野山」とは、千葉県南部の君津市と富津市の市境にある白鳥峰・熊野峰・春日峰の総称で、「鋸山」「清澄山」とともに房総三山に数えられている“山”のひとつですが、広い山頂からの展望が素晴らしく、また、麓から山頂にかけての登山道には桜並木が延び、シーズンには“桜のトンネル”が出来上がる美しい景観の“山”としても有名です。
昨日は、まだ幾分、桜の開花には早かったものの、「鹿野山」南側の急斜面の眼下に広がる九十九谷公園からは、無数に広がる山並が見渡せ、早朝の“春霞”が、まるで墨絵のような風景を醸し出して、朝靄の幻想的な光景を見せてくれていましたが、今度はその手前にある「日本武尊」が祀られていると言う「白鳥神社」にもお参りしたく思っておりますので、あなた様も是非この機会に、もうすぐ花を咲かす「鹿野山」の“桜のトンネル”を観に行かれてはいかがですか?http://johokan.net/sightseeing/CONTENTS/kanouzan.html
ちなみに、日本神話での「日本武尊」と房総半島の“縁”を少し紹介させていただきますと、神話の中には、「日本武尊」が景行天皇の命を受け、蝦夷征伐へ向かう途中、三浦半島から房総半島へと船で渡ろうとしたとき、海神の怒りに触れ、その怒りを鎮めるために「乙橘姫」が入水したと言う有名な話がありますが、上記「白鳥神社」の“白鳥”とは「乙橘姫」の生まれ変わりとされ、その後、姫が海上に布を流して身を投じた付近は「布流津(ふるつ)」と呼ばれ、「ふるつ」が詰まって今の地名「富津(ふっつ)」になったと言う説もあり、また、姫の着物の“袖”が流れ着いた海辺を「袖ケ浦」と呼び、さらに「日本武尊」は「乙橘姫」を偲んで、長い間この地を立ち去らなかったそうで、そこでこの伝説を人々が哀しみ「君不去(きみさらず)」となり、「木更津」の地名になったと言う“縁”の地がこの房総半島です。
ところで、『由美』にて2年半勤め、聖路加大学で学びながら看護士を夢見ていた「希さん」が、いよいよこの3月31日をもちまして、無事に旅立つこととなりましたので、どうかあなた様よりも,冒頭の誓子の句の如く、看護士となる“愛しさ”をこめて、送っていただきたく思い、ここに報告させていただきます。そして、私からは希さんの“卒業”に於いては、「一を知って二を知らぬなり卒業す」と虚子の句を、はなむけの言葉とさせていただきますが、この“卒業”とは、年齢や境遇により、その感懐は様々でしょうが、先ずは卒業できた安堵感を素直に喜び、新しい旅立ちへのわずかの不安があるものの、希望をもって生きてもらいたく思っておりますので、どうか陰ながら見守っていて下さいませね。
それでは、桜の咲き始める中、まもなく弥生も終わりを迎えますが、今週はどうか優しさが随所に感じられ、癒し系の“白衣の天使”「希さん」とのお別れに、きっと『由美』へのご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
   
♪すし処『きたむら』“真美誕生日寿司”
 
 
 
♪『鹿野山CC』天神コース & 白鳥コースNo.3芝マーク前
*千葉県君津市鹿野山288  0439-37-2211  
http://www.kanozan.co.jp/
♪“春うららかな”『鹿野山CC』白鳥コースNo.5の“豪快な打ち下ろし”
 
 
♪“希 バリへの卒業旅行” 
ジンバランビーチ & ライステラス前の「カフェパディ」 & 「クプクプバロン」
♪「クプクプバロン」
♪聖水の湧く“ティルエンプル” & テガラランのライステラス & 「フォーシーズン・アットサヤン」
 
 
♪完全予約制の“隠れ家”銀座 寿司処『加納』
*中央区銀座5-4-15
エフローレビル4F tel 3571-8177
      寿司処『加納』ご主人による“活カワハギお造り”
 
 




















由美グルメリンNo.5‥-“お疲れ様”希さん3月31日まで♪ 吉川晃司主演“ミュージカル”『SEMPO 〜日本のシンドラー杉原千畝物語〜』4月4日〜22日新国立劇場他♪ 3月25日“大リーグの今季開幕戦”『アスレチックス vs レッドソックス』 at東京ドーム♪ “恵比寿の一角”寿し処『旬香 多喜』の“旬彩”♪
 
 花見にと群れつつ人の来るのみぞ あたら桜のとがにぞありける ―西行
 
暦では“雷声を出す”「春分」末候となりましたが、弥生最後の週末はいかがお過ごしでしたか?

今日で3月も終わり、明日からは4月を迎えるのかと思うと、心なしか気持ちが引き締まるようで、気候的には3月の終わりも4月の始めも大差は無いのですが、やはり3月と4月では、心の持ちようからか、なぜか違うように感じられるのは不思議なものですね。
さて、今年の東京の桜の開花は例年より9日も早くて、この週末は桜もほとんど満開で、天気もよく絶好の“花見日和”でしたが、あいにく昨日は、“花散らしの雨”の中での花見となり、冒頭の西行の歌の如く、人の集まる華やかな桜も素敵ですが、雨の日の静かな桜の方がもっと美しいのでは・・・と感じられた“桜雨”の宴でしたが、西行と“桜”は、世阿弥の夢幻能として知られている謡曲「西行桜」にも表されていて、この「西行桜」とは、西行が求めた孤独が花見の客の為に破られるのを嘆き、上記、歌を口ずさむと、その後、夢に桜の精が現れ、「桜は時期が来れば咲き、時が来たれば散っていく。それが桜の罪なのか」と厳しくも優しく西行に問いかけ、「春宵一刻値千金。花に清香(せいきょう)月に影。春の夜の・・・と謡いながら、閑かに強く、そして美しく舞を舞い、京都中の桜の名所のことを語り、夜明けとともに消えて行く・・・と言う粗筋ですが、この謡曲からは、朧々と月の浮かぶ夜に、淡く色付く薄紅の花の雪が降るかのような情景が醸し出されて、やがて、桜の精も西行も去り、能は終わりますが、花の盛りは短く、散りしおれていく桜。その有り様は人間にも死のあることを教えてくれ、それは、まるで過ぎて行く時間に対する愛着、そして来るべき時間に対する恐れと期待を抱かせてくれるかのように思いますね。
http://www.hpmix.com/home/turezure/C12_14.htm
 
憂き世には留めおかじと春風の 散らすは花を惜しむなりけり ―西行
 
それでは、春風に桜の精が舞い降りてくるように花が散るのを“惜しみ”、儚い美景を肴に酒を運ぶ・・・そんな春の風情をご一緒に眺められますことと、今宵も、あなた様のご来店を心よりお待ち申し上げております。そして、うららかな春に優しい彩りを加え、薄桃色に染めて人々の心を魅了していく花“桜”は、風雨にも負けずに、しっかりと耐えながら、まだ今週いっぱいは、私たちに優しく微笑んでくれることとお祈り致しております。
 
 
♪“お疲れ様”希さん(右から2番目)
 
♪吉川晃司主演『SEMPO』
♪ミュージカル『SEMPO 〜日本のシンドラー杉原千畝物語〜』4月4日〜22日新国立劇場他
http://www.rise-produce.com/sempo/index.html
♪「光と影」 2008/04/16 OUT! 
★主演ミュージカル「SEMPO」劇中歌
♪「THE SECOND SESSION〜KIKKAWA KOJI LIVE 2007」
http://www.kikkawa.com/
 
♪3月25日“大リーグの今季開幕戦”『アスレチックス vs レッドソックス』 at東京ドーム
http://event.yomiuri.co.jp/mlb/
♪「レッドソックス」
ラミレス選手
「レッドソックス」“マスコット”グリーンモンスターの「ウォリー」
http://boston.redsox.mlb.com/index.jsp?c_id=bos
 
♪恵比寿 寿し処『旬香 多喜』
* 渋谷区恵比寿1-6-3 ゼネラルビル恵比寿イースト 2F tel5791-1954
http://u.tabelog.com/00042570/r/rvwdtl/281970/
♪“恵比寿の一角”寿し処『旬香 多喜』富中 毅店長