No.52

由美グルメリン No.1‥-【由美Christmas Party】♪ 12月2日“由美ゴルフ会”には多くの方のご参加と沢山の景品をありがとうございました♪ 『由美ゴルフ会』at カメリアヒルズCC♪ 『けんたうろす』12月のカクテル“North Pole”♪ 銀座すし処『きたむら』“旬”のお寿司♪ “新潟づくし”の食材『越後 叶家』銀座店♪
 
証 証 証城寺  証城寺の庭は  
つ つ 月夜だ   皆出て 来い 来い 来い
おいらの友達ァ   ぽんぽこ ぽんの ぽん―「証城寺の狸ばやし」野口雨情
 
師走最初の土曜日は、房総の緩やかな風吹く秋日和の中、“狸ばやし”で有名な証城寺がある「木更津」近くの「カメリアヒルズCC」にて『由美ゴルフ会』を行いましたが、お蔭で晴天にも恵まれ、賑やかに終えれましたことと、ここにご報告させていだたきます。
またこのゴルフ会に際しましては、多くの方にご参加いただいた上、沢山の景品をご提供いただき心よりお礼申し上げます。
さて、東京湾アクアラインの開通により、都心から僅か50分の「木更津」ですが、“きさらづ”の語源は古く、古事記に「きみさらず伝説」として記述されているほど歴史のある街で、古代は、豪族や庶民で形成された一大集落として栄え、また、木更津の工匠「上総鋳物師」が「鎌倉の大仏」を鋳造したとも伝えられています。
ちなみに「木更津」という地名の由来には、必ず語られるのが“日本武尊と弟橘媛の悲恋の物語”の「きみさらず伝説」ですが、この伝説とは、日本武尊が東征の折、相模の走水から上総へ渡ろうとし時、にわかに強風が起こり、船が難破しそうになったのを、妃の弟橘媛が身を挺して、尊の命を救うため海中に身を投じ、海神を慰めたので、怒濤はたちまちにして治まり、無事に上総に渡ることができたと言うお話ですが、その後、上陸した尊は、太田山の頂から海を見下ろし、媛の末路を哀れみ、しばしこの地を去らず、後年、この地方を「君不去(きみさらず)」と呼ぶようになったと云われています。
その後、江戸時代には町人文化も流入し、「木更津」の名を全国的に有名にした歌舞伎「切られ与三郎」や木更津甚句が誕生し、港町としても栄え、昭和の後半にはカーフェリーが活躍し、やがて、陸上交通でも館山自動車道・圏央道(首都圏中央連絡自動車道)・「東京湾アクアライン」がクロスし、今も昔も交通の要として賑わっています。
また最近の「木更津」は、テレビドラマ「木更津キャッツアイ」でも注目を浴び、多くのドラマファンが訪れるようになり、若者の新たな観光地にもなりました。
http://www.tbs.co.jp/catseye
http://www.takara.gr.jp/kisarazu.html
http://www.city.kisarazu.chiba.jp/about/profile/rekishi.html
 
証 証 証城寺 証城寺の萩は
つ つ 月夜に      花盛り 
おいらは 浮かれて  ぽんぽこ ぽんの ぽん

http://www.ccjnet.ne.jp/~l-c-shin/lions/minwa11.html
それでは、東京湾の彼方「木更津」にて、お腹を太鼓の代わりに叩きすぎ、死んでしまった可哀想な“狸伝説”に想いを馳せ、房総の風の中で「リフレッシュして参りましたキリンズを今週もよろしくお願い致します。
そして今週からの『由美Christmas Party』にも、きっとお越しいただけますこととあなた様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
♪『けんたうろす』12月のカクテル “North Pole”
ウォッカ、アップルリキュール、
グレープフルーツジュース、ブルーキュラワー、林檎(フレッシュ)
 
♪『由美ゴルフ会』 at木更津『カメリアヒルズCC』 2, Dec, 2006
 
 
♪銀座 すし処『きたむら』
*中央区銀座4-3-2 槁ビルB1 
tel 3564-3640
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000606195/U0002109180/
♪銀座すし処『きたむら』“旬”のお寿司
 
『越後 叶家』銀座店
*中央区銀座7−15−5 共同ビルB
tel 3542−8607
http://www.kanou-ya.com/kanouya/
http://r.gnavi.co.jp/g781106/
  
♪“新潟づくし”『越後 叶家』銀座店
 




















 
由美グルメリンNo.2‥『由美クリスマスパーティ』“開催中”♪ 『Straight,1月号』“出張力がモノを言う!”♪  『赤坂鮨兆』“冬の魚彩”♪ 銀座『やまぐち』“冬の旬菜”♪
 
八人の   子供むつまし   クリスマス ―正岡子規
 
12月7日は“空寒く冬となる”「大雪」初候を迎え、ようやく朝晩の寒さが身に凍みる頃となりましたが、街中がクリスマス一色の今週はいかがお過ごしですか?
『由美』では、今週から煌びやかなツリーと深紅のポインセチアを飾り、少し早めの「Chirstmas party」を催しておりますので、どうかあなた様のお越しをお待ち申し上げております。
さて、冒頭の子規の句は、1896年(明治29)作ですが、まるで子だくさんの家の賑やかな“クリスマス”の風景が目に浮かぶかのようで、明治のこの時代から“クリスマス”を祝っていたことに驚かされますが、実際に、正岡家ではクリスマスを祝った記録はないものの、西洋好きの子規にとっての“クリスマス”とは、“一家団欒”の楽しさが感じられる特別な日で、子規は、随筆「病牀六尺」でも、“一家団欒”は平和の基だと述べています。
また子規には、“クリスマス”の句が6句存在し、「会堂に国旗たてたりクリスマス」「臘八のあとにかしましくりすます」など、その内容はともかくとして、子規は既に、1892年(明治25)には、“クリスマス”の句を詠んでいて、この“クリスマス”の他にも、子規自身が明治の“新題”に大きな関心を持っていたことはよく知られています。中でも自らが初めて用いた季語「夏帽」に対しては、「古来誰一人詠まざりし新題なれば一句々々陳套を脱せしこと自ら保証しても可なるべし」(松蘿玉液)とのコメントを残しており、門人・碧梧桐も、子規の“新題”への関心を高く評価し、著書『新俳句研究談』(大学館・明治40年10月)の「新事物の諷詠」の項にて、「明治の新題といふことに著目するものが多くなって、夏の海水浴、冬の手袋、吾妻コート迄が詩題となるに至つたが、其第一著の標準を示したのは子規子の夏帽である。子規子の事業多きが中にも、一些事のやうで忘るべからざるものは、この新題を捕へた点である」と述べていて、このような記述からも、冬の“クリスマス”も「明治の新題」の一つと想像できますね。http://sendan.kaisya.co.jp/ikkubak_1203.html

そんな子規らによって、明治には既に“新題”となっていたこの“クリスマス”ですが、日本に於いての歴史はと言うと、実に1552年(天文21)、現在の山口県周防にて日本に布教活動に来たイエズス会の宣教師たちが、日本人信徒を招いて“クリスマスミサ”が祝われたと言う記録があり、また1568年(永禄16)には、イエズス会士ルイス・フロイスによる織田信長の「クリスマス休戦(松永久秀)」の記録もあり、一切の権威を否定していたかの信長が、“クリスマス休戦”していたなどど、俄かに信じられない事実ですが、その後、1612年(慶長17)のキリスト教禁止令、さらには鎖国により、長崎の出島や隠れキリシタンを除いては、“クリスマスミサ”は一切行われなくなりましたが、このような歴史を振り返ってみますと、戦国時代から明治までの“クリスマス”は、キリスト教の宗教的意義から開催されていたことが伺えますね。
また、歳時記としては、1903年(明治36)2月刊の高浜清(俳書堂主人・虚子)編『袖珍俳句季寄せ』(俳書堂)の「冬」の「人事」の項に「クリスマス 十二月廿五日」とあり、かなり早い例であるように思いますが、尤も、1898年(明治31)2月刊の『新撰東京歳事記』下編(東陽堂)の“十二月廿五日”の項には、下記の如き記述が見え・・・
「欧米諸国に於ては所謂大物日にして我国の十二月三十日三十一日とも云ふへき景況なりされは市中繁忙「クリスマス」贈物を販売するか為めに此月廿一二の頃より商店は各其售品を陳列し翫弄物なぞを粧飾せり諸人之を購買して親戚知人の小児に贈ることなれは小児は贈らるゝを楽み居ること恰も我国の小児か歳暮年玉を受くるを楽み居ると同一なり小児心の愛らしさ何処も同しことなり」と、いわゆる今日的な意味での歳時記ではないものの、興味深い記述で、その後、少し時代が下って、1908年(明治41)12月刊の今井柏浦編『俳諧例句新撰歳事記』(博文館)では、「冬の部」の「宗教」の項に「基督降誕祭」を立項していて・・・
「十二月二十五日。基督の降誕を祝する耶蘇教の祭にして、信者互に贈物をなし、各教会は、男女打交りて種々の無礼講をなして面白く遊ぶ」と記述されています。
http://homepage1.nifty.com/haiku-souken/oninokai/haiwa66-76.htm
http://www.christmasmuseum.jp/ChristmasHistoryJapan.html

 

子供がちに   クリスマスの人   集ひけり  ―正岡子規
 
それでは、この週末は、子規が好きだった“クリスマス”に想いを馳せ、久々に「子規庵」へと出掛けたく思っておりますので、どうかあなた様も、“一家団欒”の賑やかな週末をお迎え下さいませ。そして今宵も、“クリスマス”に“人集う”銀座にて、きっとお目にかかれますこととご来店心よりお待ち致しております。http://www.shikian.or.jp/sikian0-0.htm
 
 
 
 

♪『Straight,1月号』“出張力がモノを言う!”http://www.fusosha.co.jp/straight/index.html
http://www.wh-rsv.com/ginza/index.html
 
 
♪銀座『やまぐち』
*中央区銀座6-5-14 銀座能楽堂ビル別館7F
tel 3573-1303
♪銀座『やまぐち』“冬の旬菜”
 
♪『赤坂鮨兆』*港区赤坂3-6-10 第三セイコービル3F tel 3585-7917
http://www.akasaka-sushicho.com/goannai.htm
♪“鮨我独創”『赤坂鮨兆』がくりだす新しい鮨の世界
 
 
 




















 

由美グルメリンNo.3‥『夢のまた夢』演出・さとうしょう&音楽監督・荒木とよひさ at博品館劇場“新春公演”♪ 『美点マッサージで5歳若返る“小顔美人”』by 田中玲子♪ 『源 吉兆庵』“おせち菓子”&“クリスマスロール”♪ 銀座【冬のお寿司】“特集”@魯山人が愛した名店『久兵衛』銀座本店♪ A創業120年の老舗の江戸前寿司『寿司幸本店』♪ B清水焼に美しく映える『寿し処 原だ』♪

 
焚くほどは   風がもてくる   落葉かな ―良寛
 
暦では、まもなく“熊穴にこもる”「大雪」次候を迎えますが、冷たい“落葉時雨”に晒された週末はいかがお過ごしでしたか?
翌日曜日は、お蔭で柔らかな冬の陽光を取り戻したものの、寒風に銀杏の“落葉”が舞う姿は、どこか寂しさを誘い、道端の黄色い絨毯のみが、侘しい都会の冬景色にかすかな彩りを与えているかのようでしたが、私は生憎の腰痛に悩まされてしまい、窓の外から“落葉の色”を眺めてただけの週末でした。

さて、冒頭の句は、良寛和尚の悠々自適の境涯を詠まれた句としてよく知られていますが、良寛と同時代の俳聖・小林一茶の句にも「焚くほどは風がくれたる落葉かな」という句があり、この二句は“もてくる”と“くれたる”の所だけが異なる類句ですが、この違いが良寛と一茶の心境の違いとも思われ、この“落葉の句”には、次のような逸話が伝えられています。

時は文政2年(1819)7月の事、長岡藩9代目藩主・牧野忠精(ただきよ)が、良寛の人柄を慕い、その“心”を藩政に生かしたいと、新潟巡視の帰り道に国上に立ち寄り、良寛和尚を城下へ迎えたいと懇願しましたが、無言のまま座っていた良寛は、おもむろにに筆を執り「焚くほどは・・」の句をしたためて、忠精侯の前に差し出し、世俗的な欲望に一切の関心を持たなかった良寛には、領主の庇護をうけて一寺の住職になろうなどは、到底考えられないことなのでと丁重に断りました。
この牧野忠精とは、越後から老中になった初めての人物で、学問だけでなく、和歌や墨絵にも優れた藩主だっただけに、良寛の気高い心境に敬服し、労わりの言葉を残して山を下り、後に忠精自身がこの時につくられたと思われる句に、「見渡せば山ばかりなる五合庵」が残っており、良寛の“心”を得られなかった無念さがこの句に籠められているように思えます。
そんな良寛の“心”とも云える“落葉”ですが、季語には様々に表現され、上記“落葉の色”の他、“落葉掻き”“落葉掃く”“落葉籠”“落葉焚き”“落葉時”“落葉期”“落葉の雨”“落葉山”や、また“桜落葉”や“朴落葉”“柿落葉”など、木々と共に季語とされているものも多く、その他では、“落ち葉”を表す、私の好きな「望み葉 (のぞみば)」と云う言葉もありますが、この「望み葉」とは、“落ち葉”が土に還った後、春には新たな生命を育む“望みの葉”となることから、「望み葉」と呼ばれる所以ですが、まもなく天からは、白い“六花”が大地を覆い、大地から色が消え去る季節を迎えますが、植物達はまどろみ、動物達は山に篭もって、こうして新たな年の、春の生命の息吹に備えて、地上は冬の眠り就きにます。 http://www.shuppan.co.jp/ryokan/ryokan03/

 

朝餉たくほどは夜の間に吹きよする落葉や風の情なるらむ ―貞心尼
 
それでは、街路樹の銀杏や木蓮からたくさん舞い落ちる“落葉”は、やがて大地に還り眠りながら、新たな命を育む「望み葉」へと熟成するのでしょうが、今週はこんな儚げな“落葉”に、良寛を心から慕っていた貞心尼の句を偲び、「望み葉」に“春を待つ想い”を託せるようなよき一週間をお過ごし下さいませ。そして見渡す限りクリスマス一色の街中ですが、今宵も“落葉”舞い散る銀座にて、きっとあなた様のお越しをお待ち申し上げております。
 

 

♪『美点マッサージで5歳若返る“小顔美人”』by 田中玲子 http://www.rey.co.jp/
♪『夢のまた夢』演出・さとうしょう & 音楽監督・荒木とよひさ at博品館劇場“新春公演”
 

♪『源 吉兆庵』“おせち菓子”&“クリスマスロール”
http://www.kitchoan.co.jp/
 
♪魯山人が愛した名店『久兵衛』銀座本店
*中央区銀座8-7-6
tel 3571-6523 
http://www.kyubey.jp/
          今田洋輔ご主人
 
♪清水焼に美しく映える『寿し処 原だ』
*中央区銀座6-9-13 第1ポールスタービル2F
tel 3575-4007
 
♪創業120年の老舗の江戸前寿司『寿司幸本店』
*中央区銀座6-3-8 tel 3571-1968
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000609029/M0013000995/
 




















 
由美グルメリンNo.4‥知香さん&希さん“誕生日”♪ 恵比寿『Ristorante Della Collina』 12月11日“OPEN”♪ 『Bar & Retaurant Bonsalte』“クリスマスディナーコース” at 銀座ワシントンホテル3F ♪
 
光陰は   煤にもありし   煤払  ―井沢正江
 
12月13日は「正月事始め」“煤払い”の日でしたが、街中がクリスマス一色の今週は、いかがお過ごしですか?
この「正月事始め」とは、古くから年神を迎える準備を始める日で、昔はこの日に“煤を払い”、炉の火を改め、年木(としぎ・新春の用意に年末に切り出しておく薪)や、門松迎えなどが行われましたが、今でも「年用意」としてこの日を祝う地域もあり、お正月の準備を始める日とされています。
また“煤払いの日”は、「煤取り節供」「煤取り日」「煤掃き節供」などと呼ばれ、かつては「十三日節供」とも呼ばれる一種の神事でしたが、京都の花街など古風な社会でのしきたりでは、江戸幕府が12月13日から正月の準備を始めたことに習い、この日を“事始め”と称して、芸妓や舞妓が京舞の師匠宅へ次々と訪れて、今年一年のお礼と来年の挨拶を行い、早々と飾り付けられた鏡餅を前にして「おめでとうさんどす」の挨拶が交わされ、師匠から新しい舞扇をいただいて帰る慣わしがあり、古くは、この“風習煤払い”が終わると、煤掃き団子や粥を神仏に供えたり、正月と同じような食膳を作り、慰労のために蕎麦をふるまったりもしました。
また、江戸城や商家などでは、“煤払い”の後、胴上げをして羽目を外す風習もありましたが、この“煤払い”に使う箒は、“煤男””煤梵天(ぼんてん)”などとも呼ばれ、一種の祭具として、使用後に戸外の庭や雪の上に立てて御神酒や灯明をあげ、小正月には、注連縄を張って、模擬田植えや、鳥追いのまじないをしたり、どんど焼きで焼いたりもしましたが、当時の江戸の歳末は、街に、この“煤払い用”の煤竹売りも現われるほどの賑わいだったそうです。
そんな由来の“煤払い”ですが、現代では生活様式の変化から、一般には大晦日近くの“大掃除”を指すことが多く、またこういった正月飾りも、今ではどの店でも売られてるので、決してこの13日にこだわる必要もなく、もっと暮れに押し迫ってから準備にかかっても罰は当たらないのでしょうが、でもそろそろこの週末くらいは、古の慣わしに習い“煤払い”こと“大掃除”に取り掛かりたく思っています。http://homepage1.nifty.com/zpe60314/gyogi12.htm
 
煤掃は   己が棚つる   大工かな  ―芭蕉
 
それでは、この週末は芭蕉の如く、年末の“煤掃”に精を出し、そしてこの“煤”と一緒に一年間の厄や穢を“祓い”、清浄な気持ちでお正月を迎えたく思っておりますので、どうかあなた様もご家族で「正月事始め」の準備に取り掛かれるような、ゆったりとした週末をお迎え下さいませ。
そしてクリスマスの飾りつけの中、少しずつ“煤払い”を始めた『由美』&『けんたうろす』ですが、きっと年内中に、またお越しいただけますことと、ご来店を心よりお待ち致しております。
 
♪知香さん&希さん“誕生日”
 
♪『Della Collina(デラ・コリーナ)』
渋谷区恵比寿2-9-4・2F
tel 3714-8855
♪恵比寿『Ristorante Della Collina』 12月11日“OPEN” 桧垣隆二代表
 
♪『Bar & Retaurant Bonsalte』   
*中央区銀座7-10-1 銀座ワシントンホテル3F  tel 6858-1030
 http://www.ginza-wh.com
 
 
 
 




















 
由美グルメリンNo.5‥“トヨタカップ決勝観戦” at 横浜国際競技場♪ 神野美伽“2007年カレンダー”♪ 吉川晃司「THE EMI BOX」12.13 OUT&「KIKKAWA KOJI LIVE 2006」DVD 1.17 OUT♪ “冬の旬の彩り”日本料理『福樹』♪ “冬の魚彩”『すし仙』銀座店♪
 

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ―崇徳院(百人一首77番)

 

暦では“鮭魚群がる”「大雪」末候を迎え、いよいよ今年も残すところあと2週間となりましたが、“年の瀬”の慌しい最中は、いかがお過ごしですか?
よく 耳にするこの“年の瀬”とは、大概は「押し迫って参りました」と、何故か“迫って来る”ことが多く、何が“迫って来る”のかは、多分“大晦日”が近づいて来ると云う感じなのでしょうが、日増しに追い駆けられているような気がしてきますが、ただ今年の冬は、街中はクリスマス一色に染められてはいるものの、それほど寒くないために、未だにクリスマスの実感すら薄くて、本来の寒風荒ぶ“年の瀬”の季節感がないように思えますね。
そんな年末の“年の瀬”ですが、この“瀬”の言葉を調べてみますと、なかなか趣きある言葉で、先ず“瀬”と言うと、冒頭の百人一首の「瀬を早み‥」が思いだされますが、この歌は、カルタ取りに多少心得のある人なら“一字だけで取れる”『むすめふさほせ』の”せ”として有名で、ことさら馴染み深い歌ですが、“瀬”の本来の意味は、水飛沫を上げて流れている“急流”のことで、川の浅瀬や早瀬など川や潮の流れに使われることが多い言葉です。
また年末は“岩にせかるる”訳ではないのですが、江戸時代では盆暮の二度の「節季」に「節季払」と言って纏めて“つけ払い”をする習慣だったことから、庶民にとっての師走は大変でもあり、気忙しくもあり、文字どおり“アワタダシイ”急流の如く時の流れで、まさに“年の瀬”とはぴったりの表現ですね。
ちなみに、カルタ取りで、この“一字だけで取れる札”のことを「一字決まり」と言い、頓珍漢が書いているように『むすめふさほせ』と覚え、即ち、100首の中で「む」で始まる歌、「す」で始まる歌・・・などは、一首しか存在しないことから、この一字だけを聞いたら取るべき札は決まり、“せ”と聞けば即座に「われても末にあはむとぞ思ふ」と書かれた札を見つけてはじき飛ばすことが出来、この「1字決まり」は以下「6字決まり」までありますが、これらを覚えると、百人一首のカルタ取り上達の早道となりますから、来るお正月休みまでに、この“瀬”の縁で覚えてみてはいかがですか?
http://homepage3.nifty.com/tkoikawa/zatsugaku/tonchinkan21_40/toshino_se.htm
 
なりにけり   なりにけりまで   年の暮  ―芭蕉
 
それでは、“年の瀬”も押し迫って、とうとう“年の暮”に“なりにけり、なりにけり”ですが、今週22日&25日は“白一色”の純白の世界『由美White Christmas party』へと、どうかお越しいただけますこととご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
♪神野美伽“2007年カレンダー”
http://www.geiei.co.jp/profile/sinnnomika/sinnnomik.html
 
♪「THE EMI BOX」 12.13 OUT
♪「KIKKAWA KOJI LIVE 2006」DVD 1.17 OUT http://www.kikkawa.com/
ROLL OVER THE DISCOTHEQUE! FROM CLUB JUNGLE at BUDOKAN 
 
*“平田 郁先生”(中央)
 
♪“トヨタカップ決勝観戦” at 横浜国際競技場  
17, Dec, 2006
http://www.fifa.com/jp/comp/index/0,2442,CWC2006,00.html?comp=CWC&year=2006
 

♪“冬の旬の彩り”日本料理『福樹』 
中央区銀座8-8-19 伊勢由ビル5F
tel 3571-8596

 
♪“冬の魚彩”『すし仙』銀座店
*中央区銀座7-6-4 フィーラ銀座ビルB1
tel 6218-0380
 
 
 




















 

由美グルメリンNo.6‥『由美White Christmas paty』♪ “Happy birthday to希&知香”♪ 青山の閑静な住宅街にある一軒家のレストラン『マノワール・ディノ』♪ 秋田の雪深い稲庭の地より“百四十五年の伝統”を受け継ぐ『七代 佐藤養助』銀座店 “12月18日よりOPEN!”♪

 
机上なる   冬至うす日に   手を伸ぶる  ―皆吉爽雨
 
12月22日は、いよいよ二十四節気・七十二候の“71番目”となる”冬生じ夏枯る”「冬至」を迎えますが、クリスマス前の週末はいかがお過ごしですか?

『由美』では、12月22日&25日は皆“白一色”のいでたちにて『由美White Christmas paty』を催しますので、どうか連休を挟んで『由美』“純白の世界”へのお越しをお待ち申し上げております。

さて、冒頭の句は、いかにも弱い「冬至」の日差しが感じられる“冬至らしい”句ですが、一年のうち最も昼が短くなるこの「冬至」とは、“日短きこと至る”を意味する言葉で、古代の人たちは「冬至」の前後になると太陽の力が弱まり、人間の魂も一時的に仮死すると信じており、すなわち、陰極まれば万物みな衰えて死に、太陽の帰り来る「一陽来復」によって再び甦ると考えられていました。
またこうした原始的な信仰は、日本のみならず世界の多くの民族に共通したもので、一旦、死にかけた太陽の復活を願って、“タマフリ”と称する鎮魂の行事が世界各地で行なわれるようになり、炉の火を新しく替えることによって太陽を復活させ、人もまたこれで新たな生命力を得ようとしました。
ちなみに、この“タマフリ”とは、空気を振るわせる儀式で、頒布(ヒレ)という薄く長い布を振って、神の魂を奮い立たせ、神を呼び寄せる“魂振り(タマフリ)”のことですが、現代の、神社で柏手を打つ、鈴を振る、御輿を揺さぶる仕草は、神霊を鼓舞しようという“魂振り”の変形で、この“魂振り”は、やがて人に対しても行われるようになり、古くは、恋人に向けて袖を振る歌が「万葉集」にも残されており、歌の中では、相手の魂を引き寄せる意味で、袖を振る姿が描かれていますが、今ではこの“袖振り”も、すっかり暮らしの中に定着して、旅立つ人に“手”や“袖”を振ることで、神霊を招き、その加護によって無事に旅ができますように・・と祈るようになり、そしてその気持ちが受け継がれて、「いってらっしゃい」と手を振るようになったと言われています。
http://plaza.rakuten.co.jp/oo00wa00oo/diary/20061123/
http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/Zatugaku/Zatugaku-024.html
 
ほかほかの   冬至の南瓜   山と盛り  ―廣瀬直人
 
それでは、この週末の連休は、古来よりの「冬至」の習俗で“柚子風呂”に入り、“冬至南瓜や“冬至粥”などを食し、「一陽来復」を祈り、静かに“タマフリ”をして、イブを迎えたく思っておりますので、あなた様もどうか素敵なイブをお過ごし下さいませ。
 
 
 
♪“Happy birthday to 希” & “Happy birthday to知香”
 
 
♪青山の閑静な住宅街にある一軒家のレストラン『マノワール・ディノ』
tel 03-5469-8561 
http://www.manoirdinno.com/
http://www.roanne.jp/chef/group.html
http://r.gnavi.co.jp/manoir-d/
http://www.tgn.co.jp/restaurant/mano/info.html
 
 
 
♪秋田の雪深い稲庭の地より“百四十五年の伝統”を受け継ぐ
『七代 佐藤養助』銀座店
NEW 12月18日“OPEN!”
*中央区銀座6-4-17 銀座出井本館1F tel 6215-6211
http://www.sato-yoske.co.jp/
 




















 
 

由美グルメリンNo.7‥年内は12月29日(金)迄“営業”致します♪ 『由美White Christmas party』♪ 『Gi'nz Live in AOYAMA』“クリスマス・ライブ” 21,Dec♪ “TOPリーグ”観戦『ワールドファイティングブルvs サントリーサンゴリアス』at 秩父宮ラグビー場 23,Dec♪ 『東急セブンハンドレッドクラブ』にて“冬至のひととき”♪ “正統派フレンチ”京橋『シェ・イノ』での“ホワイトクリスマス”♪

 
鳶見えて   冬あたたかや   ガラス窓  ―正岡子規
 
暦では“冬生じ夏枯る”「冬至」初候を迎えましたが、天皇陛下誕生日からクリスマス・イブと、穏やかな“冬晴れ”が続いたこの週末は、いかがお過ごしでしたか?

キリンズは、柔らかな陽射しに恵まれた“冬あたたかな”23日は、“TOPリーグ”の『ワールド・ファイティングブルvsサントリー・サンゴリアス』の観戦へと秩父宮ラグビー場へ行き、続くイブには、千葉の閑静な一角に位置するゴージャスなゴルフ場『東急セブンハンドレッドクラブ』にて、今年最後のゴルフを楽しんで参りました。

さて、初冬の頃の小春日和をよく“冬日和”とも云いますが、“冬晴れ”は、主として12月、1月の厳寒の頃に多く使われ、冬になっても暖かな日が続くことや、冴え渡った晴天を指すことが多く、冒頭の“冬あたたか”とともに、“冬ぬくし”“暖冬”とも表現される季語のひとつですが、そんな“冬晴れ”のお蔭で、今回の”最も日の短い”「冬至」のラグビー観戦は、“冬あたたか”な中で、「一陽来復」の恩恵に授かることができました。
ところで、冒頭の句(明治32年作)の当時の子規は、病床に臥せっており、“冬晴れ”の下での、スポーツ観戦などは到底叶わぬ夢でしたが、この句からは、窓を通しての“冬あたたか”が感じられ、子規自身が、喜びをもって詠んでいるのが伺えますね。
何故なら、この当時の子規にとっての大問題は、冬の寒さをどうやって凌ぐかということで、この年、既に「戸のすきのつめたき風をいとふべし」と云う句を詠み、隙間風ばかりか、障子一枚で外からの寒さを防ぐことが辛いことから、前年の冬に、友人から贈られた石油ストーブで、昼夜火を入れ暖をとっていましたが、この年の冬も、早くからそのストーブに火を入れてはいるものの、一日中使用するには排気ガスの心配もありました。
そのうち、ストーブ消化後の寒さをどう凌ぐかを話し合っていたら、虚子が「天気さへよければ一日日が当ってをるのであるから」「庭に面した南の障子をガラス障子に替へたら暖かだろう」と提言し、早速、虚子の好意で、4枚の新しいガラス障子が填められ、そのお蔭で暖かい陽射しが深く射し込み、病床に横たわったままでも日光浴が出来るようになったことから、冒頭の句に思いを籠め、―寝たままでも外がよく見える。丁度鳶がゆっくりと飛んでいるのが見える。今迄にない暖さと、外が見えるという楽しさは、ガラス窓のおかげである―と詠み、喜びと感謝の気持を表しました。(高浜虚子「柿二つ」より)http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/9280/shikiku/shikiku8.htm
 
大いなる 爐の間のごとく 武蔵野の 冬あたたかに 暮るる一日―与謝野寛
 
それでは、『由美』&『けんたうろす』ともに、今年の営業は12月29日迄と、いよいよ最後の5日間となりましたが、今週も“冬あたたかな”陽射しの下で日光の恩恵を受けられる、この健康に感謝し、あなた様のご健康を祈っておりますので、どうか年内中に、またお会いできますことと、ご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
 
♪12月25日
『由美White Christmas party』
 
♪『Gi'nz Live in AOYAMA』“クリスマス・ライブ” 21,Dec,2006♪
http://www.giinz.com/
 
♪“TOPリーグ”観戦
『ワールドファイティングブルvs サントリーサンゴリアス』at 秩父宮ラグビー場
http://www.world-fb.net/index.html
http://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/
 
♪『東急セブンハンドレッドクラブ』にて“冬至のひととき”三橋里衣プロ
http://www.lpga.or.jp/profile/profile.asp?cd=343&yyyy=2004
 
♪“正統派フレンチ”京橋『シェ・イノ』での“ホワイトクリスマス”

*京橋『シェ・イノ』*中央区京橋2−4−16 明治製菓本社ビル1F 
tel 3274-2020 
http://restaurant.ikyu.com/rsDatas/rsData100500/r100199/r100199v.htm
 




















 
 

由美グルメリンNo8‥新年は『由美』は1月9日(火)より営業致します♪ “大人気”のロシア映画『運命の皮肉』 by IVC♪ 『けんたうろす』1月Cocktail “初恋”♪ 伊集院 静『夢のゴルフコースへ・米国東海岸編』♪  『Ryu Itadani展』 at丸の内ギャラリー♪ “ふぐしゃぶ”銀座『そうかわ』♪ 大分豊後水道の“天然ふぐ”銀座『ふぐ福治』♪

 
真顔して   御用納めの   昼の酒  ―澤木 欣一
 
昨日より、街には所どころに門松が立ち始め、銀座のイルミネーションも、一瞬にしてクリスマス一色から、正月飾りへと変わりましたが、2006年の最終週は、いかがお過ごしですか?
この12月28日といえば、官公庁をはじめとしての“御用納め”ですが、そんな中、『由美』の今年の“御用納め”は12月29日迄ですので、明日は午後5時より、みな張り切って、あなた様のお越しをお待ち申し上げております。

さて、普段何気なく使っているこの“御用納め”の「御用」とは、本来は宮中・幕府・政府などの執務仕事を指す言葉で、1960年代中頃までは“御用始め”という云い方が一般的でしたが、しかし、この云い方には、「お上の御用」という古い感覚が感じられるため、今では“仕事納め”や“仕事始め”の方が多く使われるようになり、また、証券会社や取引所の“仕事納め”“仕事始め”にあたるのが、“大納会”“大発会”で、その意味は「年末最後の取り引き」ですが、この官庁の“御用納め”の歴史は1873年(明治6)太政官布告第二号、「休暇日ヲ定ム」により始まり、公休日を1月1〜3日、12月29〜31日迄と決めた事に因みました。

また、その他では12月28日は、“お不動さん”の縁日“納めの不動”の日でもあり、この不動明王とは元来、大日如来の化身で、一切の悪魔・煩悩を降伏させんがために、憤怒の相を化現したと言われ、その堅固で不動の菩提心の威力により、種々の煩悩や障害を焼き払い、悪魔や迷いの全てを抑えて沈め、菩提を成就させて長寿を得させると云われ、如来の使者として、真言行者の護持にあたります。
そんな“お不動さん”の“初不動”は1月28日で、江戸では「目黒不動」と「目白不動」と「目赤不動」を指しますが、ちなみに黄・赤・青の「三不動」とは、滋賀・園城寺の「黄不動」、和歌山・高野山明王院の「赤不動」、京都・青蓮院の「青不動」のことで、それぞれの絵柄からその“色”の名前が付けられていますが、是非、この機会に、来春の“初不動”の日には「三不動」を拝みに行かれてはいかがですか? http://www.k3.dion.ne.jp/~kinenbi/00/0028.htm
 
煙吐く   御用納めの   煙出し   ―山口青邨
 
それでは、“御用納め”イブの『由美』ですが、午後は、これから「目黒不動」の“納め不動”へと参り、今年の平穏無事のお礼と、迎えます来年の皆様のご健康とご繁栄をお祈りして参りますので、どうか来年もお変わりなく『由美』&『けんたうろす』をよろしくお願い致します。
 
 
♪『けんたうろす』
1月Cocktail “初恋” 
伊集院 静
『夢のゴルフコースへ・米国東海岸編』
 
♪“大人気”のロシア映画『運命の皮肉』 by IVC
http://www.ivc-tokyo.co.jp/index.html
♪『Ryu Itadani展』 at丸の内ギャラリー 28, Dec,2006
http://www.marunouchigallery.com/jp/index.htm
 
♪“ふぐしゃぶ”と“ふぐづくし” 銀座『そうかわ』
 *中央区銀座8-7銀座ナイン・2/B1   tel 03-3571-6944
 
♪大分豊後水道“天然ふぐ” 銀座『ふぐ福治』
*中央区銀座5-11-13 幸田ビル3F   tel 03-5148-2922
 
 
 
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