No.50

由美グルメリン No.1‥-『由美誕生日パーティ&秋まつり』ご案内♪ 『けんたうろす』10月のCocktail♪ 『神野美伽』リサイタル2006年 at厚生年金会館♪ 『吉川晃司』ライブ“CLUB JUNGLE” at日本武道館♪ 恵比寿・厳選和牛『Ginseng』♪ 創業120年の老舗“寿司の名店”『銀座 寿司幸本店』♪
 
曼珠沙華一むら燃えて秋陽つよし そこ過ぎてゐるしづかなる径 ―木下利玄『李青集』
 
暦では、10月を迎え、秋真っ只中の「秋分」も“水始めて涸る”末候となりましたが、秋雨前線に覆われた月曜の朝はいかがお過ごしですか?
キリンズは秋の夜長に、心に響く二つのコンサートへと出かけた週末でしたが、お蔭で“音楽の秋”に相応しい素晴らしい“秋の宴”を愉しみました。
この二つの“秋の宴”とは、先ず一つは9月29日に、『神野美伽』のリサイタルへ東京厚生年金会館へと参りましたが、年に一度の東京公演は、彼女自身が「毎年一つずつ新しいことに挑戦する」との言葉どおりに、期待で胸が膨らむ中、オープニングは、最新曲『日本の男』(作詞・荒木とよひさ、作曲・岡 千秋)から始まり、続けて“荒木&岡コンビ”の最近のヒット曲をじっくり聴かせた後、次に、紅いベレー帽と紅い軍服に金モールが施された衣装に着替え、懐かしいGSメドレーを唄いながら、ここで“美伽の新たなる挑戦”のひとつ“ドラム”が披露され、その迫力と素晴らしいリズム感に圧倒されつつも、今年もまた美伽さんの新しい才能を発見することできました。
その後、リサイタル後半は、恩師の作曲家・故市川昭介氏を偲び、「一昨日(27日)、先生のお宅で最後のお別れをしてきました。歌手として帰れる場所を失くした気分です」と目を潤ませながら、デビュー曲でもある「カモメお前なら…」をはじめ、市川作品をしんみりと唄いましたが、最後は威勢よく、市川作品の代表作『男船』で締めくくり、ここで一度幕が降りたものの、今度は赤富士の図柄の衣装に変えて現れ、再び『日本の男』を熱唱し、2時間弱の幕を降ろしました。
 
次に二つ目の“秋の宴”は、昨夜10月1日に『吉川晃司』のライブへ、日本武道館へと向かいましたが、今度は賑やかな80年代の“ディスコ”へと舞台が変わり、【KIKKAWA KOJI LIVE2006 ROLL OVER the DISCOTHEQUE! From Club Jungle】と題したこのライブにて、今尚、熱いファンに支持され続け、そのカッコ良さにますます磨きをかける『吉川晃司』の魅力を十分に堪能して参りました。
またこのライブでは、彼自身が「再びディスコブームがやって来る」として、“平成版ディスコミュージック”『JUCY JUNGLE』をこの9月29日に発売し、DJと組んだ新ユニット『DISCO K2 TWINS』の活動も報告し、新曲『JUCY JUNGLE』は、まるでバブル期の音楽を彷彿させるような熱いサウンドで、「退路はゼロ 戦術は深追いのみ」と、吉川自身が激しく腰を振って踊りながら歌う様子は、06年の今、確かに、逆に新鮮な印象を与えてくれ、「元々アルバムに向けてのテーマのひとつとしてディスコビートをフューチャーしたいと思っていた」と自身の思いを籠め、この『JUCY JUNGLE』を披露した昨夜の日本武道館は、まさに巨大なディスコと化し、「俺のひとつの集大成であり、新たな挑戦の始まり」と、その熱い思いが会場を熱狂の渦に巻き込んでおりました。http://f22.aaa.livedoor.jp/~plaza/bbs/read.php?key=1158633525
 
十月の   雲より薄し   朝の月  ―今瀬 剛一
 
それでは、この週末は、『神野美伽』&『吉川晃司』と奇しくも同期デビュー(23年目)の二人のそれぞれの音楽に魅了されたキリンズでしたが、どうかこの二人の友人の“新たなる挑戦”をこれからも応援していただきたく存じます。
そして、二人の音楽に対する真摯な想いに刺激を受け、益々頑張りますキリンズを神無月もよろしくお願い致します。
♪10月のカクテル『Holy blood』
♪10月10日〜16日『由美誕生日パーティ&秋まつり』

at 日本武道館  1, Oct, 2006
♪新曲『JUCY JUNGLE』
♪【KIKKAWA KOJI LIVE2006
ROLL OVER the DISCOTHEQUE! From Club Jungle】
http://www.kikkawa.com/

♪神野美伽 2006年リサイタル at厚生年金会館  29, Sep, 2006
http://www.geiei.co.jp/profile/sinnnomika/sinnnomik.html
http://www.kingrecords.co.jp/shinnomika/index.html

♪厳選和牛『Ginseng』
*渋谷区恵比寿南2-3-14 コンツェ恵比寿4F
 tel 03-5794-7474
http://www.ebisu-toraji.com/shop/ginseng_shopinfo.html
♪創業120年の老舗“寿司の名店”『銀座 寿司幸本店』
*中央区銀座6-3-8 tel 3571-1968
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000609029/M0013000995/
平田哲幹氏の“華麗な包丁捌き”
     
 
 
 




















 
由美グルメリンNo.2‥【由美誕生日パーティ&秋まつり】♪ “十五夜”&10月の生誕記念菓子“水原秋櫻子ごのみ” by『源 吉兆庵』♪ 銀座『松濤』懐石コース”粋”♪ “中華料理”銀座『麒麟』♪ 清水焼に映える“雅”な寿し処『原だ』♪
 
雨声やみ   寝待も過ぎし    月照らす   ―水原秋櫻子
 
明日10月6日は「中秋の名月」“十五夜”ですが、活発な秋雨前線に覆われた曇り空の週末はいかがお過ごしですか?
この「中秋の名月」とは、陰暦8月15日の“月”で「十五夜」とも呼ばれますが、今年の“十五夜”は新暦10月6日にあたり、陰暦8月の“月”は、“秋の中の真ん中の月”から「中秋の名月」と呼ばれますが、古来より、こうした日本人の“観月”の風習の中で、やはり“満月”が一番美しいものされ、中でも「中秋」のこの時期は空気が澄み、最も美しい“満月”が観れるということで、平安時代初期の頃から、この日、月を見ながら宴をする風習が生まれ、“観月宴”とか“月の宴”と呼ばれ、当時は“月”を観ながら即興で和歌を詠み、その出来を評価し合って酒を飲んで愉しみました。
ちなみに、様々な名で呼ばる「中秋の名月」ですが、「今宵の月」「今日の月」とは、しばしば「中秋の名月」のことを指し、その他では「望月夜」(満月と云う意味)や、「三五の月」(3×5=15で“十五夜”)、また「名高き月」や「端正の月」などど呼ばれることもあり、古来より、このような呼び名や語呂合わせでも親しまれてきました。

また天候によってもそれぞれ呼び名が違い、“十五夜”の日に天候に恵まれると「良夜」と呼ばれ、この日少し雲がかかり、“満月”が時々雲に隠れたりするのもなかなか風流なものですが、しかし、雲が厚くて完璧に見えない時は、これを「無月」と呼び、さらに雨にまで降られるのは、「雨月」と残念がり、そういう場合は翌日の“十六夜(いざよい)”や“十七夜(たちまち)”、などに微かな期待を掛けてしまいそうですね。

そんな「中秋の名月」ですが、必ずしも“満月”の日ばかりではなく、1872年(明治5年)に太陽暦に改暦されて以来、“十五夜”は毎年変り、1870年以降の150年間で「中秋の名月」が“満月”となったのは、何と56回(確率で言うと約37.3%)のみで、今年は「中秋の名月」の翌日が“満月”ですが、この様子ではせっかく7日の“十六夜”も、厚い雲に覆われた「無月」か、秋雨前線に濡れた「雨月」しか、拝めそうにない気配ですね。http://www.ffortune.net/calen/tukimi/15.htm
http://homepage2.nifty.com/turupura/month/09meigetu/menu.html
コスモスを   離れし蝶に   谿深し  ―水原秋櫻子
それでは、これから迎えます秋の三連休は、秋櫻子の句の如く、微風に揺れる一叢の“コスモス”の上を、ひらひらと飛んでいた蝶が、深い谿の空へと舞い出くようなそんな秋の美しい光景を愛でられるようなよき週末をお迎え下さいませ。
 
 
 
 
♪“十五夜”&10月の生誕記念菓子
“水原秋櫻子ごのみ” by『源 吉兆庵』
http://www.kitchoan.co.jp/

 
♪銀座『松濤』3階 ”粋”
*中央区銀座7丁目8-9 tel 3569-2361
 
♪“中華料理”銀座『麒麟』
中央区銀座6-9-15 tel 3572-0039
http://www.ginzatact.co.jp/kirin/
 
♪銀座 寿し処『原だ』*中央区銀座6-9-13 第1ポールスタービル2F tel 3575-4007
♪清水焼に映える“雅”な寿し処『原だ』 原田泰明ご主人    
 




















 

由美グルメリンNo.3‥10月10日〜16日【由美誕生日パーティ&秋まつり】♪ “初冠雪”に覆われた「御嶽山」と秋の彩り「木曽駒ヶ岳」を臨む『木曽CC』&『木曽駒高原宇山CC』♪ 佐賀のブランドから銀座のブランドへ“佐賀牛”『季楽』銀座♪

 
十六夜も   まだ更科の    郡かな  ―芭蕉
 
この秋の三連休の関東地方はお蔭で、“運動会”日和の爽やかな秋晴れに恵まれ、雲に霞んだ「十六夜」を拝めましたが、その一方で東北以北の地域や北アルプスの白馬岳や、奥穂高岳では、発達した低気圧に見舞われ、暴風と吹雪に因る遭難や行方不明の人々が相次いだ様子で、心よりお見舞い申し上げます。そのうえ、何といってもこの休日の一番の脅威は、9日午前の北朝鮮の核実験のひと言に尽き、安倍新内閣と国連安全保障理事会には、今後、断固たる措置をお願い申し上げたいですね。

さて、キリンズのこの連休は、秋雨続きから脱した信州木曽路の「木曽駒高原」へとゴルフへ行き、“初冠雪”した霊峰「御嶽山」の雄大な峰と、やや薄っすらと紅葉した木々を眺め、同時に雲一つない青空の下で美しい秋の景色を愉しみましたが、日本一の雄峰「富士山」では、昨年より4日早い7日に、既に“初冠雪”を観測した様子で、今号では、「御嶽山」の“初冠雪”に望んだ機会もあり、この“初冠雪”の言葉の使い方を調べてみることにしました。

この“初雪冠”(はつかんせつ)とは、一年のうち、その年の最高気温を記録した日以降に、山が雪で白くなったのを初めて観測することですが、雪が積もっているのを麓から確認できた時が“初冠雪”とされ、 もし、それ以前に、山頂で初めて雪が降っていても“初雪”としか表現されず、この“初雪冠”の観測は、毎年9月末から10月末にかけて日本の約80の代表的な山々で観測されていますが、中でも北海道旭川の最高峰2290メートルの「旭岳」は、日本で最も早く、9月末頃に“初冠雪”が見られる場所として注目されていて、紅葉と雪景色を一度に見ることができ多くの観光客を喜ばせています。
そんな“初雪冠”が季節を告げる様子は、冬の訪れを推し量る指標として用いられ、この時季の秋本番の美しさの「御嶽山」は、白・黄・緑の鮮やかな色のコントラストが広がる中で、 カラマツや白樺などの紅葉とともに、微かに覆われた雪が、その美しさをいっそう際立たせ、今まさに絵に描いたような景色で“初冠雪”を迎えておりました。http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/hatukansetu.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E5%86%A0%E9%9B%AA
それでは、今日は「中秋の名月」から数えて四日目で、これから「十六夜」「立待月」「居待月」と続き、「寝待月」となりますが、どうか今週は、そんな「寝待月」から16日までは『由美誕生日パーティ&秋まつり』へと、お越しいただけますこととご来店心よりお待ち致しております。
そして今週の『由美誕生日』を機に、またひとつ歳を重ね、心新たに頑張ります『由美』を、末永くよろしくお願い申し上げます。

 

 

♪10月10日〜16日【由美誕生日パーティ&秋まつり】ご案内
 
♪『十六夜』 photo by KAORU-TAKAOKA
 
♪3067m霊峰「御嶽山」の麓 『木曽CC』での秋の彩り
 http://www.kisocc.co.jp/
♪“初冠雪”に覆われた「御嶽山」を臨む 『木曽駒高原宇山CC』
♪夕陽が沈む『御嶽山』の雄姿 http://www.kisokoma.co.jp/
 
♪佐賀のブランドから銀座のブランドへ“佐賀牛”
銀座♪佐賀牛『季楽』銀座
 *中央区銀座5丁目4-6 ROYAL CRYSTAL GINZA 5F  tel5568-7080
http://www.ginza-kira.jp/home/index.htm
*吉野好宏総料理長
   
 
 




















 
由美グルメリンNo.4‥Happy birthday to由美“白い胡蝶蘭に囲まれて”〜16日まで♪ 10月17日“De'but”『銀座ワシントンホテル』♪ ゴージャスな正統派フレンチレストラン『シェ・イノ』での“誕生日”♪ “大分豊後水道の天然ふぐ”銀座 『ふぐ福治』♪
 
昔者、荘周夢に胡蝶と為る。
栩栩然として胡蝶なり。
自ら喩しみ志に適へるかな。
周なるを知らざるなり。
俄然として覚むれば、則ち遽遽然として周なり。
知らず周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるか。
周と胡蝶とは、則ち必ず分有らん。
此れを之れ物化と謂ふ。 ―『荘子』斉物論 「胡蝶の夢」より
 
暦では“菊花開く”「寒露」初候を迎えましたが、爽やかな秋晴れに恵まれた今週はいかがお過ごしですか?
『由美』ではお蔭で、“白い蝶が舞う如く”姿の、美しい「胡蝶蘭」に囲まれた中で、『由美誕生日パーティ&秋まつり』で賑わう華やかな一週間を過ごせました。
さて、花言葉 “永遠の愛を貴方に”のこの「胡蝶蘭」は、学名を「phalaenopsis」と言い、日本では“コチョウラン”と云う呼び名が一般的ですが、元は台湾南部、フィリピン、インドネシア、パプア・ニューギニアなど赤道を挟んだ南北回帰線付近が原産の花で、「胡蝶」とは、中国での蛾や蝶の呼び方が日本に伝わったものとされています。
また、古くより「胡蝶」の名は、能楽や『源氏物語』第24帖「胡蝶」にも「花園の胡蝶をさへや下草に秋まつ虫はうとく見るらん」と登場していますが、この当時の“胡蝶”とは、きっと可憐な蝶が2・3匹優美に舞う様を表していたのでしょうね。
ちなみに、冒頭の漢詩『胡蝶の夢』は、日本の故事成語にもなっていて、《荘子が夢の中で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分かの区別がつかなくなったという≫「荘子」斉物論の故事に基づいてのものですが、自分と物との区別のつかない物我一体の境地、または現実と夢とが区別できないことの喩えや、この世の生の儚い喩えとして使われていますが、『由美』でのこの“秋の宴”は、まさに秋の夜のひと時の“胡蝶の夢”の戯れの如くで、シャンパンの心地好い酔いも相俟ってか、自分自身もひらひらと“胡蝶そのもののになった気分に浸れました。http://www.nikkoku.net/ezine/kotoba/ktb046.html
ところで、「蝶」は古くから親しまれてきたはずなのに、「万葉集」には実は一首も詠われていなくて、初めて文学に登場するのは、奈良時代の日本文学史上最古の漢詩集『懐風藻』で、ここでは「柳絮(りゅうじょ)未だ飛ばず蝶先づ舞ひ、梅芳猶遅く花早く臨む」(紀古麻呂)をはじめとして、多くの「蝶」が漢詩 に出てきますが、この『懐風藻』、成立当時(751年)は、和歌より漢詩の方が重要視されていた風潮もあり、作者は大友・川島・大津の三皇子をはじめ、ほとんどが皇親・官人で、作風は中国大陸、殊に浮華な六朝詩の影響が大きいとされていて、こうしてみると「蝶」への嗜好は、恐らく漢詩文から生たものなのでしょうね。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%90%E9%A2%A8%E8%97%BB
胡蝶にも誘われなまし心ありて 八重山吹の隔てさりせは―『源氏物語』第24帖「胡蝶」
それでは、13日&16日はそんな優雅に舞う“胡蝶”に誘われるかのように、どうか『由美誕生パーティ&秋まつり』へと、お越しいただけますこととご来店心よりお待ち申し上げております。 そして今宵も“胡蝶の夢”の如く、ひらひらと飛ぶ花びらの「胡蝶蘭」をあしらった出で立ちにてお迎え致しますので、きっとこの“秋の宴”にても、お目にかかれますことと楽しみにしております。
 
 
♪「胡蝶蘭」一色に飾られた『由美』
♪Happy birthday to由美 12, Oct, 2006
♪伊集院 静先生より鮮やかな“秋の彩り”の祝花  
 
♪10月17日“De'but”『銀座ワシントンホテル』
いよいよ10月17日OPEN  “銀座にワンランク上のワシントンホテル”
*中央区銀座7-10-1 tel 6686-1000
http://www.wh-rsv.com/ginza/index.html
♪“スタンダード・ルーム”&“でレディース・ルーム”
 
  ♪ゴージャスな正統派フレンチレストラン 京橋『シェ・イノ』
*中央区京橋2−4−16 明治製菓本社ビル 1F tel 3274-2020 
http://restaurant.ikyu.com/rsDatas/rsData100500/r100199/r100199v.htm
http://www.manoirdinno.com/chef_index.html
♪伊東賢児ソムリエ
     
 
 
♪銀座『ふぐ福治』
中央区銀座5-11-13 幸田ビル3F tel 5148-2922
http://r.gnavi.co.jp/g997500/
♪“大分豊後水道の天然ふぐ”銀座 『ふぐ福治』 ふぐコース28000〜
 
 
 
 




















 
由美グルメリンNo.5‥いよいよ今宵が“最終日”『由美誕生日パーティ』♪ “祝 伊藤由美” by末廣酒造♪ “三年熟成”『紅葉momiji』 by麒麟山酒造♪ ♪ “秋萩”と薄棚引く秋晴れの『久邇CC』♪ 銀座5丁目『酢、銀座』♪ 
 

朝戸開けて物思ふ時に白露の置ける秋萩見えつつもとな―文馬養(あやのうまかひ)「万葉集」

 

昨日15日に由美は、“秋萩”咲く爽やかな秋晴れの『久邇CC』にて、お蔭で素晴らしい誕生日を迎えることができ、心よりお礼申し上げますが、この「天高く馬肥ゆる」の気持ちの良い“秋日和”の週末はいかがお過ごしでしたか?
紅葉前の“秋の花”は、冒頭の「万葉」の歌の如く、やはり「萩」が一番似合いますが、この「萩」には決して華やかさはないものの、この花を愛した古代の人々のゆかしさが薫り、自然に枝が垂れたその花姿は、何となく風情があり、清楚にして優美に思え、初秋の頃、葉液から葉よりも長い総状花穂を出し、紅紫色の小さな蝶形花を可憐に開かせます。
さて、今号ではそんな“蝶を呼ぶ”可憐な「萩」ついて調べてみましたが、普段、道端に何気なく咲いているこの「萩」とは、マメ科ハギ科の落葉性の低木か草で、山上憶良が「万葉集」にて、秋の七種の冒頭にあげた“名花”ですが、万葉の古来より、和歌や俳句に数多く詠まれてた“花”として知られています。
ちなみ「はぎ」の言葉は、元は古株から新芽が多く萌え出る「生え芽」の意味で、「え」が省略されて「はぎ」になったと云われる説もあり、また別名で“蝶を呼ぶ花”や「山萩」「鹿鳴草」「玉見草」「古枝草」とも呼ばれるこの「萩」は、“花”は仲秋のころ咲き散り零れ、“葉”は3枚の同形の丸い小葉からなり、それが枝にそって美しく並びます。
そんな「萩」の種類は多くて、「萩」の“早咲き”は、先ず春4月より咲き初め、「夏萩」は、夏6月より7月頃「みそ萩」が咲き、その他、「芝萩」「猫萩」「土筆萩(つくしはぎ)」などがありますが、冒頭の「秋萩」は、9月から10月にかけて咲く“萩”のことで、参考までにいろいろな「萩」の名前を紹介してみますと・・・
「先代萩」(せんだいはぎ)― 4月中旬 黄色 北海道礼文島に咲く萩。
「青萩」(あおはぎ)― 5月初旬 青色 先代萩の改良された珍しい萩。
「錦萩」(にしきはぎ)― 6月中旬と9月 赤色  赤萩。二度咲き。萩の原種。
「宮城野萩」(みやぎのはぎ)― 7月より9月 桃色 草萩の種類で永く萩。
「白萩」(しらはぎ)― 9月 白色 清楚な感じの萩。
「木萩」(きはぎ)―9月 白紫色 木の萩で珍しい萩。
「丸葉萩」(まるばはぎ)9月より10月 桃色 葉が大きくて丸いのが特長。
「山萩」(やまはぎ) 9月より10月 桃色 山や土堤などに咲く萩。
「蒔絵萩」(まきえはぎ)―9月 薄桃色 花がところどころに咲く萩。
「曼陀羅萩」(まんだらはぎ)― 9月初旬 薄紫色 盗人萩とも呼ぶ。
などと実に様々で、キリンズとしては、これらの「萩」を順に写真に撮ってみたく思っておりますが、ちなみに珍しい種類の「萩」観賞は4月か5月頃がベストとされていますから、今から春の野に咲く「萩」が待ち遠しいですね。http://www.rengeji.com/hagi/
起こされて   起きて物うし   萩の花  ―支考
 
それでは、今週は、道端の「秋萩」が風に棚引き、薄と合わさってそっと揺れる・・・そんな「萩」の枝の垂れ靡く優雅な容姿と、虫の柔らかい音色に、秋の風情が味わえるようなよき一週間をお迎え下さいませ。
 
 
♪“胡蝶蘭”で飾られた『由美』
 
♪祝誕生日 “伊藤由美” by末廣酒造  http://www.sake-suehiro.jp/
♪“三年熟成”『紅葉momiji』 by麒麟山酒造 http://www.kirinzan.co.jp/
 
♪“秋萩”と薄棚引く秋晴れの『久邇CC』
 
♪『酢、銀座』
中央区銀座5-4-5 与板屋ビルB1
tel 3572-5588
s
 
 




















 

由美グルメリンNo.6‥“由美誕生日”には沢山のお祝いをありがとうございました♪ 10月17日“OPEN”『銀座ワシントンホテル』開業レセプション♪ 銀座・すし処『きたむら』“誕生日寿司”♪ 魯山人や志賀直哉も愛した名店『銀座 久兵衛』本館♪ 女性のためのカジュアルゴルフスタイル『Golf womanA』♪

 
秋をおきて 時こそありけれ 菊の花 うつろふからに 色のまされば―平 貞文
 
暦では“菊花開く”「寒露」も次候も過ぎ、“蟋蟀戸にあり”の末候を迎えましたが、秋晴れに恵まれた今週はいかがお過ごしですか?
『由美』ではお蔭でこの16日は、先週より続いた「由美誕生日パーティ」を賑やかに終えることが出来、艶やかな秋の花に彩られた華やかな店内にて、数多くのお客様にお祝いいただけましたことと心よりお礼申し上げます。

さて、秋たけなわの頃の花と言えば「菊」ですが、冒頭の「古今和歌集」からの歌は、「秋以外にもその盛りがある菊の花が、変色してゆくにつれて色が増してゆきますから」という意味の歌で、“うつろいたる菊”の美を表していますが、やはり古来より晩秋の「菊」は格別で、香が高く、清澄な空気のもと漂い来る端正な匂いは、気持ちが引き締まるかのようですね。

今号では、そんな秋爛漫の最中に、凛として咲く清楚な「菊」の、日本文学との関わりを調べてみることにしましたが、書物に「菊」を本格的に採り上げたのは、実は紫式部が最初とされており、これまでに大陸文化に習って漢詩や和歌に菊を歌い上げてきた数多くの文化人いたのでしょうが、本格的に書物に展開したのは、「源氏物語」が初めてで、20ある「菊」の用例の中でも、そのうちの多くが冒頭の歌の如く、“うつろひたる菊”の美について語ったものです。
そこで先ず、「源氏物語」以前の和歌に見られる“菊の扱われ方”について触れてみますが、そもそも「菊」が日本に渡ってきたのは奈良時代の初期、中国からと言われていますが、166種類の植物を多く題材にしている「万葉集」には、実は「菊」を取り上げた作例が一首も見当たらず、「日本書紀」に
「菊理媛(ククリヒメ)」という神の名で初めて「菊」が表れますが、奈良時代の文献としては「懐風藻」にのみ、「菊」を詠材にした作品が6首見られます。また日本に於いての「菊」は当初は、中国で愛されていた「中央・君王の色」を表す“黄色”のものが尊重され、中国詩の表現を模倣し、“黄金”の喩を用いての漢詩や和歌作りが流行りましたが、しかし、紫宸殿の南庭に植えられていた梅の木が、桜へと変えられたまさに9世紀の中頃には、「菊」に対する人々の認識もまた、日本独自の美意識へと目覚める時を迎えました。
http://homepage2.nifty.com/Eva-Genji/r-fujinouraha-l2-2.htm
やがて、平安中期以降になると、日本では「黄菊」から「白菊」への好みの変化が、歌の上ではっきりと顕れ、さらには、その「白菊」が、晩秋あるいは初冬の霜や時雨によって鍛えられ、萎れる寸前に紫色へと変色するその“うつろふ”様を見て、そこに滅びゆく独特の美を感じるようになり、まさにこの美意識の発生こそが、それまでの中国模倣からの逸脱し、日本独特の美意識の原点であったのかもしれません。
しかし1首も登場しない「万葉集」にも、実は「キク」に似た花が詠まれており、“野菊”とされる「うはぎ」を詠んだ2首の歌があり、この「うはぎ」とは、キク科の多年草「嫁菜(よめな)」のことで、田の畦道などに咲き、初秋にかけて淡い紫色の花をつけ、万葉の時代には、春の若芽が食用とされていました。
また、その他では「万葉集」巻20・4326には、「父母が殿の後(しりへ)の ももよ草 百代いでませ 我が来るまで」と詠まれており、この「モモヨグサ」が「蔵玉和歌集」や「本草綱目啓蒙」には“菊の異名”として扱われており、中国の菊水伝説に由来して「キク」と特定されたと言う説もありますが、ちなみに「万葉集」に詠まれる草花のベスト3は、「ハギ」「ウメ」「マツ」で、以下「タチバナ」「スゲ」「サクラ」と続き、
4500首余りある中、3首に1首は植物に関した歌が詠まれ、いかに万葉人が植物と密着していたかわかりますね。http://www51.tok2.com/home/ncnycy/geohome227-33-2-1.html
そんな「菊」の異名は多く、「菊」という名称は元来漢名で、和名では「サギナ(左岐奈)」と呼ばれていましたが、今では「菊」で通り、その他の名では、多くの花に遅れて咲くことから「花の弟」や「おとめ花」、また不老長寿の霊草として、「契り草」「ヨワイグサ」「百夜草(モモヨグサ)」や「千代見草」「まさり草」「ささやき草」「長月草」「オキナ草」「霜見草」「霜下の傑(けつ)」などと実に様々な異名があります。
色かはる 秋の菊をば ひととせに ふたたび匂ふ 花とこそ見れ―「古今和歌集」読み人知らず
 
それでは、草葉が枯れゆきて、自然に緑と花の少ない季節となりましたが、この週末は優雅で艶やかな「大菊」や、優美に菊花の枝を伸ばす懸崖づくりの「嵯峨菊」の素朴で高貴な姿や、また慎ましく可憐な「野菊(うはぎ)」を、庭先や花壇で愉しめるようなよき秋の週末をお迎え下さいませ。
そして今宵も純白の「菊」の花のいでたちで、あなた様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
♪『由美誕生日』には数々のお祝いをありがとうございました。
 
 
♪『銀座ワシントンホテル』*中央区銀座7-10-1 tel 6686-1000
http://www.wh-rsv.com/ginza/index.html
♪10月16日OPEN   “ワンランク上”の『銀座ワシントンホテル』 開場レセプション
 
♪女性のためのカジュアルゴルフスタイル『Golf womanA』
http://www.tabinet-plaza.net/golf
 
♪“すし処”銀座『きたむら』*中央区銀座4−3−2槁ビルB1 tel 3564-3640
http://www.gurupita.com/clients/0002109180/detail
♪“誕生日寿司”銀座『きたむら』
     
 
♪魯山人や志賀直哉も愛した名店『銀座 久兵衛』本館
*中央区銀座8-7-6 3571-6523
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000612915/M0013000985/
 
 
 




















 
由美グルメリンNo.7‥“マライア・キャリー”来日公演 atさいたまスーパーアリーナ♪ 爽やかな秋日和『泉CC』でのひととき♪ 10月20日OPEN『ボンサルーテ』 at銀座ワシントンホテル3F♪ “秋の贅沢な食彩”銀座『福樹』♪ “旬の味覚”銀座『すし仙』♪
 
秋時雨   女の傘を   とりあへず  ―青邨
暦では、“霜始めて降る”「霜降」初候を迎えましたが、冷たい「秋時雨」の雨音で目覚めた肌寒い朝はいかがお過ごしですか?
この二十四節気の「霜降」とは、秋気がようやく去って、各地で“朝霜”を見る季節ですが、この頃になると秋も一段と深まり、だんだんと虫の音も減り、朝晩に寒冷を覚える時季となりますが、この「霜降」の“霜”とは、「初霜」や「時雨」とともに冬の季語で、一方「秋の霜」や「秋の初霜」は“秋”
の季語で、「秋時雨」とは、だいたい晩秋に降る雨を云います。
冒頭の青邨の句は、晩秋の頃、折りあしく強い「秋時雨」の中を、仕方なく和傘を借りて帰る男の“粋”な様を表し、女の残り香が、侘しい雨の帰り道に、微かながらの“色”を添え、「とりあえず」と云いつつも内心満更でもない様子が伺えるかのようですが、こんな日常の何気ない「雨」の出来事や、四季折々の様々な「雨模様」から生まれた日本人独特の感性は、古くより「雨」を楽しむ事により、雨の日の憂鬱な気分を紛らわしてきたような気がします。

さらに「雨」の英語での表現はrain、「霧雨」drizzle、「土砂降り」hard rain、「嵐」stormなどとこの程度の違いしか見つけられませんが、ところが、日本語では“秋”の「雨」だけでも、(キリンメール385号にて既に書いていますが)「秋雨」の他、「秋微雨」「秋さづい」「秋時雨」「秋湿り」「秋驟雨」「秋霖」「秋黴雨」「秋入梅」「秋驟雨」「粉糠雨」「村雨」・・・etcなど、とにかく数え切れないほどで、
中でも≪もろくなる桐の枯葉は庭におちて嵐にまじるむら雨の音(永福門院 「千人万首」 風雅711)≫の「村雨」とは、秋から冬にかけて断続的に降る驟雨のことですが、「村雨」は夏の季語ながらも、“秋”を冠して季節を特定していて、このように一つづつの「雨」が、それぞれに微妙な違いで表されており、前世人たちはいかに雨を楽しんできたと言う事が分かりますね。http://www.kinkame.com/shiki.html

 

            斯の如く   秋の時雨に   濡れ申す   ―高浜虚子
それでは、ひと雨ごとに気温が下がる「霧時雨」からの月曜ですが、「秋の時雨」が窓の外を寂しく降っているこんな夜でも、「秋時雨」に濡れながら、どうか『由美』&『けんたうろす』へお越しいただけますことと、ご来店心よりお待ち申し上げております。
そして漆黒の宵闇の中を、華やかな和傘でご一緒に“とりあえず”相合傘と、洒落てみてはいただけませんでしょうか?
今宵もそんな風雅な様を想い描き、きっとあなた様にお目にかかれますことと楽しみにしております。
 
 
“マライア・キャリー”
来日公演 atさいたまスーパーアリーナ 21,Oct, 2006  http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/mariah/
 
♪爽やかな秋日和『泉CC』でのひととき
*『泉CC』http://www.izumicc.com/
 
♪10月20日“OPEN”『ボンサルーテ』
*銀座ワシントンホテル3F
*中央区銀座7-10-1 tel 6686-1000
http://www.wh-rsv.com/ginza/index.html

 
♪“秋の贅沢な食彩” 日本料理・銀座『福樹』 
*中央区銀座8-8-19 伊勢由ビル5F
tel 03-3571-8596

店主・小野寺克弘氏
 
♪“旬の味覚”銀座『すし仙』♪
*中央区銀座7-6-4 フィーラ銀座ビルB1
tel 03-6218-0380

 




















由美グルメリンNo.8‥≪細川護熙展≫at京都「柳孝」11月3日〜5日♪ ≪平田 郁展≫at「銀座ギャラリームサシ」11月12日〜18日♪  『源 吉兆庵』“栗づくし”♪ “松阪牛チャンピオンフェア”『築地さとう』11月13日〜♪ レストラン&バー【ボンサルーテ】A at『銀座ワシントンホテル』3F♪
 
はらはらと おつる木の葉に まじりきて 栗のみひとり 土に声あり―大田垣蓮月
暦では、まもなく“小雨時々降る”「霜降」次候を迎えますが、やや雲りがちながらも爽やかな秋の陽気のこんな午後は、いかがお過ごしですか?
陽暦十月も下旬となりますと、公園やゴルフ場の樹の下に「栗の実」が幾つも落ちているのを見かけますが、たまたま運良く“毬栗(いがぐり)”が落ちていることもありますが、おおかたは虚栗(みなしぐり)のまま捨てられ、その“空”の「落栗」が、暮れ行く秋を物語ってるかのように思えます。
さて、「栗」はブナ科の落葉高木ですが、日本では古くは縄文時代より重要な栄養源とされていて、日本最古の歌集「万葉集」に於いては、山上憶良が「瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ」と歌い、万葉の時代からも、「栗の実」が“瓜”とともにに子供たちの好物の代表格だったことが分かりますが、冒頭の江戸時代の尼僧歌人「蓮月」の歌は、秋も深まった山の中で、はらはらと木の葉が散り、音もなく地に積もる。枯葉に混じって栗の実も落ちて来て・・・・ただ栗ばかりは「土に声あり」と、ここでは“栗の声”を“音”として表し、日本語では、風の声、波の声、鐘の声と、無生物の発する音響を「声」と呼ぶ例は多くありますが、“栗の声”と言ったのは、恐らく「蓮月」が初めてで、この「声」とは、“栗”と“土”とが触れ合った時の音響なのでしょうが、“栗”という存在自体が発する「声」とも聞こえ、“栗の実”が「ひとつ」でなく「ひとり」と表現された言葉が生きる所以で、「栗」が地に落ちる時、山の静寂の中で、思わずハッとさせられるほど響く様が思い浮かびますね。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/saijiki/otiguri.html
そんな古より、歌や句に愛され続けてきた「栗」の季語は「柿」とともに多く、代表的なものとしては・・・
丹波栗、芝栗、ささ栗、山栗、栗飯、毬栗、一ツ栗、三ツ栗、笑栗、出落栗(でおちぐり)、落栗、虚栗、焼栗、ゆで栗、栗山、栗林、栗羊羹、栗饅頭、栗鹿の子、栗きんとん、搗栗作る(かちぐりつくる)、打栗作る(うちぐりつくる)・・・etcと実に様々で、また“古代色”には「落栗色」と云う色もありますが、この“色”は、熟して落ちた栗の暗い赤褐色を表した色で、「源氏物語」の「御幸」の巻には、「青鈍(あおにび)の細長(ほそなが)一襲(ひとかさね)、落栗とかや、何とかや、昔の人のめでたうしける袷の袴(はかま)一具(ひとぐ)・・・」と書かれており、古典にみる色は「襲(かさね)の色目」ですが、「襲の色目」と云いますが、または、衣を何枚かずらして重ねてみえる色合いを表す色のことでもあり、秋には、表は「蘇芳色」で、裏は薄茶の「香色(こういろ)」の「落栗色」の衣装が、この当時、愛好の色目であったことが伺えますね。
http://www.mode-japonesque.com/mj/kasane/shiki/fall/kuri.htm
 
栗は一つもうれし思はぬにあまたもあれば尚更にうれし目にも見えずわたらふ秋は栗の木のなりたる毬のつばらつばらに―『長塚 節歌集』
 
それでは、秋たけなわで空気が澄んだこんな季節には、少しずつ染まり始めた秋の彩りや、“自然の実り”「栗」を味わえるようなよき週末をお迎え下さいませ。そして今宵は遥か平安の彼方へと想いを馳せ、古代色「落栗色」の絹の衣に身を包み、あなた様のお越しをお待ち申し上げております。
 
 
 
♪『源 吉兆庵』“栗づくし” 「栗カステラ」&「栗きんとん」
http://www.kitchoan.co.jp/
 
♪≪平田 郁展≫
at「銀座ギャラリームサシ」11月12日〜18日
♪≪細川護熙展≫ at京都「柳孝」11月3日〜5日 
 
♪築地『さとう』 
中央区築地4-2-9 tel 3541-2929
http://r.gnavi.co.jp/g014000/
♪“松阪牛チャンピオンフェア”
11月13日〜 *フィレコース ¥31500  ロースコース¥26250
 
♪『ボンサルーテ』
*銀座ワシントンホテル3F *中央区銀座7-10-1
tel 6686-1000
http://www.wh-rsv.com/ginza/index.html