No.39

キリンシスターズ グルメリン No.1‥11月のCocktail“金木犀”♪ 『坂口國男展』at日本橋高島屋♪ クリスマス・キャロル“ザ・ミュージカル”♪ プーシキン美術館展♪ 昌子 at沖縄♪  
 
青空も   身も冷ゆるゆゑ   帰り花   ―田中裕明
 
野山では霜が降りて、朝には草木が白く化粧をする頃となりましたが、霜月を迎えた 肌寒い朝はいかがお過ごしですか?
さて、この時季には、冒頭の句のごとく“冷ゆる”中「帰り花」が咲くことがありますが、この「帰り花」とは、春に咲く桜や躑躅などが初冬の暖かさ(小春日和)に惑わされたかのように、咲く花のことで、“春の花が帰って きた”という一種の擬人法として用いられています。
また前号(No.301)に於いても、この「返り花」の句を引用し、見事に“返り咲いた”「QUEEN」について書きましたが、このように“帰る”または“返る”花は、人に擬えて、“返り咲き”や“返り咲く”などと、失った地位や職業に再び戻ると云う意味として使われています。
その他には、同じ定義で咲く花を、“狂い咲き”“狂い花”などとも云いますが、これはややニュアンスが異なり、 花々を愛する人にとっては、花を見下す言葉に感じられるようで、「返花」「帰咲」「二度咲」「忘花」と表現する方が、同じ意味合いでも何となく素敵に感じられますね。
何れにしろ、「帰り花」は、自ら望んでこの時季に咲いたのではないように思え、この世の“名残り”を、何か伝えたくて咲いているのではないでしょうか・・・?そんな儚い花のように思えます。
http://www23.big.or.jp/~lereve/saijiki/89-2.html
http://www.e087.com/hotnews/news_5.html
ところで、晩秋の頃に用いる「茶花」にも、“名残の花”として「残花」「返り花」と云うものがありますが、ここで“名残の花”として用いられるのは「真弓」「烏瓜」「紫式部」「山帽子」などで、凛とした空気の中で、灰色に染まる冬景色に囲まれた茶室にて、湯気の立つ向こう側にそっと挿された“名残り花”にも、一輪の花の彩りが感じられるかのようですね。http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/66/6644/664406.htm
 
山茶花は   元より開く    帰り花   ―車庸(潮江車要)
 
それでは、この週末は「車庸」のごとく、季節外れの路傍の花「帰り花」を愛でれるようなよき晩秋の休日をお迎え下さいませ。
そして小春日和の中、春の椿の“返り咲き”かと見間違うような「山茶花」を慈しみ、野山を飾る紅葉をお楽しみ下さいませ。
 
 
 
♪キリンズ“霜月の装い
 
♪11月の写真「氷雨」&「紅葉」  Photo by Hiromitsu-Tsuchiya
 
♪『けんたうろす』11月のCockatail“金木犀”
 
♪『坂口國男展』
at日本橋三越  

♪「クリスマス・キャロル」“ザ・ミュージカル” & 『プーシキン美術館展』 10月22日〜12月18日
 at 東京都美術館  「プーシキン美術館展」http://www.ivc-tokyo.co.jp/ 

 
 
♪“珊瑚の復活” 昌子さん沖縄での休日 at沖縄本島「大渡海岸




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2‥“奈々子誕生日会”♪ 秋色の輝き『久邇CC』♪ 古川展生チェロ・リサイタル♪ 日経OFF12月号“人気陶芸家の器の名料理店『福樹』&『小十』♪ 奈々子 at“Chateau Latour”ヨーロッパへの旅@♪ 『寿司幸本店』“お座敷でのお寿司”♪
 
立冬の   ことに草木の   かがやける  ―沢木欣一
 
暦では、“椿開きはじむ”「立冬」を迎え、だんだんと冬めいてきましたが、日が暮れるのが、一段と早く感じられるようななったこの週末はいかがお過ごしでしたか?
この「立冬」を境に季節は、晩秋から初冬へ移り行くわけですが、“立”とはピークを表し「立冬」はまさに“秋”の盛りで、この日から「立春」の前日までが“冬”となり、季語には“冬立つ”や“冬入り”“冬来る”などが用いられます。
そんな“冬立つ”艶やかなる今週に『由美』では、「奈々子誕生日会」を催すこととなりましたので、まだまだ暖かな“冬の入り”ですが、きっとお祝いにいらしていただけますことと、ご来店を心よりお待ち申し上げております。
さて、霜月9日が誕生日の奈々子さんですが、それに先立つ10月下旬の2週間は、遥か西洋の地へと友人を訪ね、ヨーロッパへの旅へと出かけており、今号での「奈々子 atヨーロッパ@」は、先ずメドック地区の4代シャトーの一つで、世界的な人気を誇る赤ワインの最高傑作・偉大なる“塔”「Chateau Latour」への旅を、ご紹介させていただきます。

この「Chateau Latour」の歴史は、遥か14世紀まで遡り、16世紀にはすでに名声を得ておりましたが、英仏の百年戦争当時のフランスでは、このシャトー周辺はイギリスの攻撃から守る重要な砦だったことから、ジロンド河を航行する船の監視所の“石塔”をラベルにデザインし、“塔(ラトゥール)”と名付けられました。http://www.hapima.com/sh/mywine/2002sp60/

またその当時の“塔”は今では存在しませんが、畑の中に1640年頃に建てられた丸屋根の給水塔が、古えの面影を漂わせ、まるで「Chateau Latour」を見守っているかのようです。
そんな「Chateau Latour」ですが、元はラフィットと同じく、17世紀頃セギュール家の所有となったのが、300年に渡る偉大な歴史の始まりで、“葡萄の王子”と呼ばれたニコラ・アレキサンドル公爵の時代には、イギリス市場の再度の制覇と、北ヨーロッパに於けるワインビジネスの発展のお陰で、世界中で評価されはじめ、以後、ボルドーワインのトップの座を占め続けてきました。
さらには、ナポレオン三世の治世には、巴里万国博覧会のため、1855年にメドックと クラーヴの土地の格付けが制定され、第1級シャトーとして認められて、さらなる名声を確立しました。(料理王国社 『ワイン王国VOL.2』より)
たださすがの名家も第二次大戦後には、この偉大なシャトーを維持できなくなり、法人化した持ち株を1963年に手放し、買収したのは英国のピアソン家でしたが、1993年に仏人の実業家であるフランソワ・ピノー氏によって再びフランス人の手に戻りました。
http://www.rakuten.co.jp/aben/430049/430061/441652/442155/
このように古い格式の中で生まれた「Chateau Latour」ですが、その味わいは、深く濃い魅力的な色合いに加え、饒舌になり過ぎずあくまでも控えめなブーケ。そして長期の熟成を可能にする深く奥行きのある骨格で、若くして飲んでもスケールの大きなバランスが感じられます。
その上、ポイヤックと云う土壌と、カベルネ・ソーヴィニヨン種との組み合わせを完璧なまでに表現し、世界中のワイン愛好家の垂涎の的とされる中、こうして「ボルドーワイン」の最高峰のひとつとして、世界中のワインセラーで、長い年月を経て大切に寝かされてきました。
 
立冬の   水にしばらく   山うつる   ―桂 信子
 
それでは、そんな西洋の彼方「Chateau Latour」にて、秋の休日を愉しんで来た奈々子さんですが、「奈々子誕生日会」も是非よろしくお願い致します。
そしてご一緒に「Chateau Latour」の古典的な壮大さ、力強い味わいをご賞味出来ますことと、ご来店を楽しみにお待ち申し上げております。
 
 
♪紅に輝く“ハナミズキ” at 久邇CC
 
♪奈々子 at“Chateau Latour”ヨーロッパへの旅
 
 
♪古川展生チェロ・リサイタル 12/16 at 東京文化会館ホール  
http://www.live-1.com/nobu_f/
♪「Romantic Stories on Cello」
 
 
♪西岡小十の器『小十』
*中央区銀座8-5-25 第2三有ビル1F tel 03-6215-9544 http://www.kojyu.jp/

 
 
♪“Chateau Latour” at 『寿司幸本店』杉山 衛ご主人&三國清三シェフの“両巨匠”
  
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0106/M0013000995.html
http://r.gnavi.co.jp/g763338/
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3‥Happy birthday to奈々子♪ “奈々子 atヨーロッパA” 【GINZA JAZZ FESTIVAL 2005】♪ 南青山『くま川』♪

 
春を待つ  ことのはじめや  酉の市 ―其角
 
「立冬」を迎えた十一月酉の日は、浅草の「鷲神社」に於いて、午前零時に打ち鳴らされる“一番太鼓”を合図に、初冬の風物詩「酉の市」が始まりましたが、だんだんと夜風が肌に冷たく感じられるこの週末はいかがお過ごしですか?

冒頭の句で其角は、正月が近づく霜月に入っての初めての“市立て” 「酉の市」を楽しむ気持ちを、慌しさとともに詠んでいますが、それだけ正月が近づいてきて高揚した気持ちをこの句に籠めているのでしょうね。

さて、今年は「二の酉(11月21日)」までの「酉の市」ですが、その歴史は古く、遥か「日本神話」までも遡り、東夷征伐に挑む勇者「日本武尊」が、11月の“酉の日”に、「鷲神社」にて戦勝祈願をし、帰還してお参りをしたことに由来します。

その時この「鷲神社」で「日本武尊」は、東夷征伐の志を遂げての凱旋の折、社前の松に武具の「熊手」をかけて勝利を祝ったとされ、この故事により「日本武尊」も併せ祀られ御祭神の一柱となりました。
http://www.atomlt.com/07people/people02_02.html

こうして現在では全国各地で“市が立つ”「酉の市」ですが、はじめは秋の収穫を祝う祭りとして、農具を売る“市”でしたが、18世紀の末頃には、江戸商人たちが“酉”を、“取る”という言葉にかけ、「熊手」を金銀を“取り込む”道具に見立てて、“商売繁盛”の縁起物としました。
今では「熊手」以外にも“お多福面”“入船”などの縁起物が 露店で商われますが、“八人の頭になれる”との縁起から“八ツ頭”という“芋”も売り 出されていて、お酉さまでは必ず「熊手」と“芋”を買うものとされていますが、この「酉の市」は浅草の「鷲神社(新酉)」が最も有名で、他にも北千住の「鷲神社」(中酉)、「三島明神」の酉の市にも 多くの参詣者が集まります。
http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/tori.htm
星空を   闇とは    見せつ酉の市 ―水原秋桜子

それでは、この週末は江戸情緒の名残り「酉の市」の縁起物に肖り”商売繁盛”を願い、“八ツ頭芋”や“黄金餅”を食べ、晩秋の彩りを愉しみたく思っております。

 
♪Happy birthday to奈々子
 
♪奈々子 atヨーロッパ
*ボルドーのサン・タンドレ大聖堂(Cathedrale St.Andre)
*ロワール川流域の
ショーモン・シュル・ロワール城
*シャンボール城裏 &世界遺産モン・サン・ミッシェルの夕方 
*第二次世界大戦・ノルマンディー上陸
作戦の地・ナチスドイツ軍砲台跡
*ヴェルサイユ宮殿・正面
ヴェルサイユ宮殿内・鏡の間 & ヴェルサイユ宮殿・庭園
 
♪【GINZA JAZZ FESTIVAL 2005】
http://www.ginza.jp/ginzajazz2005/
 

♪南青山『くま川』
*港区南青山6-5-39 山忠南青山ビル2F tel 3406-9191
 
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4‥“Beaujolais Nouveau party”by Mercian♪ 『源 吉兆庵』“銀座店リニューアルオープン”  秋色の輝き『久邇CC』♪ 11月23日『由美の会』 at東京バーディクラブ♪
 
うれしくて   すぐねむくて   七五三   ―今井 千鶴子
 
暦では、地はじめて凍る「立冬」も次候を迎え、12日の日本列島は冬型の気圧配置によって、昨年より1日早い“木枯らし1号”が吹きましたが、翌13日はお陰で柔らかな日差しに恵まれ、暖かな“七五三日和”だった、この週末はいかがお過ごしでしたか?
さて、霜月15日は“しめのいわい”と呼ばれる「七五三」ですが、この「七五三」の起源は古くは平安時代まで遡り、当時の武家社会では、稚児の死亡率も高く、七歳までは“神の子”とされていました。
この“神の子”とは、即ち、人間としてはまだ一人前ではなく、現世に命がしっかりと定着していない“子”のことですが、これら“神の子”の今後の命の存続と健康を願い、人生の通過儀式として、三歳、五歳、七歳と“祝いの儀式”が行われるようになったのが、そもそもの「七五三」の由来です。
また“七・五・三”と数字が奇数なのは、昔から奇数は目出度い数とされたため、陰暦11月の吉日に祝っていましたが、“7+5+3”が“15”になることから、現在は“15日”にお祝いをするようになり、
*三歳「髪置」―男女とも髪を伸ばし始める
*五歳「袴着」―男子は五歳で袴を着付け始める
*七歳「帯解」―女子は七歳で帯を締める着物にかえる・・・とこのように江戸時代に入ると、年齢ごとに儀式が定まってきて、男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳の年に神社にお参りし、無事の成長を喜び、将来の幸福を祈るようになりました。
http://www.hibiyakadan.com/special/753/index.jhtml

振袖の   丈より長し    千歳飴   ―石塚友二

それでは、“子”には縁の無いキリンズですが、今週はそんな「七五三」に因んで、“寿命が伸びる”とされる縁起物の“長い”「千歳飴」を食べ、松竹梅や鶴亀などの目出度い絵柄の着物のいでたちにて、皆様の“百歳千歳(ももせちとせ)”の“長寿”を願いたく思っております。
そして霜月17日&18日は、2005年の新酒を祝う「Beaujolais Nouveau party」へと、きっとお越しいただけますことと、あなた様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
♪『源 吉兆庵』 “銀座店が銀座8丁目から7丁目に移転リニューアルオープン”
♪『源 吉兆庵』銀座店“松涛”個室  
清山卓也店長 & 『Xing-fu』謝 敏其社長
♪『源 吉兆庵』銀座店  懐石料理『松涛』 tel 03-3569-2361
*東京都中央区銀座7-8-9  tel 03-3569-2360  http://www.kitchoan.co.jp/
 
♪秋色の輝き『久邇CC』
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5‥“Beaujolais Nouveau Party” at『由美』♪ “Countdown Party” at『ミクニズカフェ・丸の内』♪ “国会コーラスリサイタル”♪ Happy birthday to奈々子 at『ミクニ』♪ 日本料理 銀座『神谷』♪
 

生きてある  ことのうれしき   新酒かな ―吉井 勇 

 

暦ではまもなく、“金盞花香し”「立冬」も末候となり、日増しに寒さが増すこの頃ですが、この週末はいかがお過ごしのご予定ですか?
今日、霜月第三木曜の17日は、世界中のワイン好き待望の「Beaujolais Nouveau」“解禁日”を迎えましたが、キリンズは昨夜17日の午前零時の時報とともに、いち早く2005年の“新酒”を味わいたく、「ミクニズカフェ・丸の内」にて、“過去20年で最高のビンテージ”と評判の “Nouveau ”で乾杯し、朝を迎えました。
さて、この「Beaujolais Nouveau」の“解禁日”は、“今年も良い葡萄が作られ、その年の葡萄を一番早くワインで楽しむことができる”収穫祭のことですが、この“ Nouveau”とは、フランス全土で作られているのではなく、西側にあるボルドー地方や、中央に位置するブルゴーニュ地方、そして南仏のローヌ地方などのうち、“Beaujolais”のある“ブルゴーニュ地方”で作られている“新酒”を指し、日本では時差により、産地のフランスよりも8時間も早く、“Nouveau”を楽しむことができます。
また通常のワインの“新酒”は、葡萄の収穫の翌年の春から出荷が始まりますが、この「Beaujolais Nouveau」は、収穫から僅か6週間で瓶詰めされ、11月の第三木曜日が“解禁”となる、最も早く出荷される“新酒”の1つです。
http://www.kirin.co.jp/company/news/13/051024_3.html
ところで“Beaujolais”地方のワイン作りは、遥かローマ時代まで遡りますが、“Beaujolais”に限らず、中世以来のヨーロッパでは、ガラス瓶とコルク栓の無かった当時は、樽から出したワインは、やはり“新酒”の時期が一番美味しく、一年後には酸化した酸っぱいお酒に変わってしまうので、そういった意味も含めて、この“新酒”を待ち望む慣わしは、ローマ時代からあったと言えるかもしれませんね。
その後、18世紀になると、ボルドーやブルゴーニュ地方では、超高級ワインは、瓶による熟成と云う新しい楽しみ方に変わりますが、“Beaujolais”地方では、相変わらず“新酒”の季節になると、地元の人たちがボンボンという名前のガラスの大瓶を下げて醸造所に集まり、一年分のワインを買っていくという風景が続いていましたが、それがやがて、この“新酒”の美味しさが、パリやロンドンで注目されるようになり、そして、第二次大戦後に世界中に広まりました。
http://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin05/bn_knowledge.html
 
御名残の   新酒とならば   戴かん  ―夏目漱石
 

それでは、今宵はそんな「Beaujolais Nouveau」の“解禁日”ですが、2005年の“新酒”は、“並外れた品質を誇る素晴らしい葡萄”から、まさに“ビンテージのスター”と呼ぶに相応しい出来の“ワイン”として生まれました。
どうか霜月第三木曜の“解禁日”には、きっとご一緒に「Beaujolais Nouveau」の深紅や紫の美しい色が織りなす稀に見る素晴らしい色合いの“新酒”を、ご賞味いただけますことと、あなた様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
http://www.mercian.co.jp/wine/nouveau2005/info.html

 
 
 
♪『国会コーラスリサイタル』 at 九段会館  14, Nov, 2005
♪Happy birthday to奈々子  at『Hotel de MIKUNI』
新宿区若葉1-18
tel 3359-3765
http://www.oui-mikuni.co.jp/
 
♪“Beaujolais Nouveau Countdown Party ”三國清三シェフ http://www.oui-mikuni.co.jp/
『Mikuni's cafe marunouchi』
千代田区丸の内2-6-1 古河総合ビルディング1F
tel 5220-3921
 
♪日本料理 銀座『神谷』 中央区銀座6-8-7 交詢ビル4F tel 5537-7700
http://www.midcity.jp/kojun/
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0101/C0000000542.html
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.6‥11月23日“由美ゴルフ会” at東京バーディクラブ♪ 紅葉の『永観堂 禅林寺』♪ 築地『さとう』松阪チャンピオン牛“かえで号”♪ 大分豊後水道の“天然ふぐ”『福治』♪

 
もみぢ葉は 袖にこき入れて もていでなむ 秋はかぎりと 見む人のため―素性法師
 

暦では、まもなく“虹隠れて見えず”「小雪」を迎える頃となり、山の頂は冠雪に覆われ、徐々に冬の到来を感じさせる頃となりましたが、この週末はいかがお過ごしでしたか?
キリンズは、京都「永観堂 禅林寺」にて、深紅に燃える“紅葉狩り”を楽しんだ週末でした。

さて、これからが最も紅く染まる京の「紅葉」ですが、この美しい「紅葉」を愛でる“紅葉狩り”は、何故に“狩り”と表現するのかご存知ですか?

この“紅葉狩り”とは、元は宮廷や貴族の優雅な遊びのひとつとして、遥か古の奈良時代の貴族たちから始まったとされていますが、最初は“紅葉狩り”という言葉のごとく、「紅葉」を集めて楽しんでいたものが、次第に「紅葉」を眺めることへと変わって行き、その後平安貴族の風雅な風習として盛んになりました。
http://bt.jmam.co.jp/koyomi/life_event/200410e.shtml

「源氏物語」にも、当時の平安貴族の優雅な“紅葉狩り”の様子が描写されていますが、この時代の「紅葉(もみじ)」とは、実は、秋に草や木の葉が赤や黄色に変わることを“もみぢ”と云い、山野の草が紅葉するのを“草紅葉”、紅葉を見物しに出かけるのを“紅葉狩り”と云って、秋の風流な遊山の一つでした。
その“紅葉狩り”が、庶民の間に広がったのは江戸に入ってからで、「上野」「根津権現」、浅草の「正灯寺」、品川の「海晏寺」や「東海寺」などで、江戸っ子たちは「紅葉」を楽しみ、その他の地域でも、熊本の「阿蘇神社」や、香川の「金刀比羅宮」では、秋に「紅葉」を神前に供える“紅葉祭り”が行われるようになり、また京の嵐山に於いても、「車折神社」の神船を浮かべての“紅葉狩り”をしたりと、各地での一大観光行事となりました。
http://kaze3.cc/14-teian/9-momiji/momiji14.htm
散らねども かねてぞ惜しき もみぢ葉は 今はかぎりの 色と見つれば―古今和歌集
それでは、今週は秋を極める色「紅葉」の一瞬の華やかさを愛でるような良き一週間をお迎え下さいませ。
そしてご一緒に“紅葉に染まる宵”のひとときを、暮れ行く秋とともに楽しめますこととご来店を心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
♪京都『永観堂 禅林寺』の“紅葉”
♪永観堂浄土宗西山禅林寺  http://www.eikando.or.jp/
 
♪築地『さとう』 松阪チャンピオン牛“かえで号” 
中央区築地4-2-9 tel3541-2929
http://r.gnavi.co.jp/g014000/
 
♪ふぐ『福治』中央区銀座5-11-13 幸田ビル3F  tel5148-2922
 http://r.gnavi.co.jp/g997500/
 
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7‥【由美ゴルフ会】にはありがとうございました♪ 元木佳代子プロの“華麗なスイング” at『東京バーディクラブ』♪ “佐賀牛”と“玄界灘、有明海直送の幸”『銀座季楽』♪
 
花紅葉 ちるあととほき 木の間より 月は冬こそ さかりなりけれ―細川幽斎
暦では、“冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也”「小雪」となりましたが、23日の祝日は、柔らかな陽射しの小春日和の中、『由美ゴルフ会』を「東京バーディクラブ」にて行い、暖かな天候にも恵まれ、楽しい休日のひとときとなりましたこと心よりお礼申し上げます。
またこの『ゴルフ会』につきましては、数多くのお客様より、たくさんの景品をご提供をいただき深く感謝申し上げます。
毎年この「小雪」を迎える頃は、陽射しが弱まり、徐々に冷え込みが厳しくなる季節ですが、“日頃の心がけ?”のお陰で、23日「東京バーディクラブ」は、真っ赤に染まる“花紅葉”が緑の芝に美しく映えて、本当に素晴らしい一日でした。
さて冒頭の幽斎の“花紅葉”と云う言葉は、“照紅葉”“薄紅葉”などと並ぶ、移ろいの美を愛でる表現のひとつですが、“紅葉”に“花”を付けることで、あかあかと陽に照り映える儚い輝きをいっそう際立たせてくれ、まるでこの幽斎が生きた安土桃山時代を反映しているかのようですね。
この安土桃山時代は、当初は、過去の文明を一切焼き尽くした「応仁の乱」から戦国の世を経て、“文化の冬”の時代を迎える筈でしたが、そんな明日の命をも知れぬ時代の中で人々は、逆に生気に満ちた力強い文化を生み出し、この句は、そんな当代一の教養人細川幽斎が、一首戦国から安土桃山時代を生き抜いた様を、過去の“花紅葉”に比べても、今の“冬の月”の輝きは天下一だという誇りと自負を籠めて詠まれているかのように思います。

このように“もみじ”には、“紅葉の花”のような華やかさと鮮やかさという面と、燃えたあとの散り行く儚さ、寂しさという面があり、この移ろい行く時の経過に、様々な真実を見い出せるのではないかと感じます。
また古来の“紅葉文化”は、「源氏物語」では“紅葉賀(もみじのが)”として、桐壷帝の五十賀を十月の紅葉のさかり頃に朱雀院で祝ったり、「藤裏葉(ふじのうらは)」に於いては、藤、菊、松が登場し色彩感豊かな中に紅葉が出てきて、「秋をへて時雨ふりぬる里人もかかる紅葉の折をこそみね」や「世の常の紅葉とや見るいにしへのためしにひける庭の錦を」など見ることができます。
http://www.inh.co.jp/~hayasida/report14.html

こうして、“もみじ”は人々に四季を通じて美しい変化(新緑、緑、黄、赤、無色、空(くう))を魅せてくれるだけではなく、東洋的日本的実存を見せてくれ、或いは自覚させてくれる貴重な存在と云え、色彩を楽しみ、かつ、色彩を超えた超色彩に無限を見い出す日本文化の伝統をも表してくれます。

 
花紅葉  たてよこにして花姫の 錦織りな袋田の滝 ―西行
 
それでは、この週末はそんな“もみじ”が紅く輝く“花紅葉”を観に野山へと出かけられるような、良き休日をお迎え下さいませ。
そして霜月終わらぬうちに、きっとまたお逢い出来ますことと楽しみにお待ち申し上げております。
 
 
♪『由美ゴルフ会』 23, Non, 2005 at「東京バーディクラブ」
♪元木佳代子プロの“華麗なスイング”
http://www2.lpga.or.jp/profile/profile.asp?yyyy=2005&cd=481
♪“ナイスショット”
*真美さん & 奈々子さん & 昌子さん
 
♪佐賀牛 『銀座季楽』  中央区銀座5丁目4-6  ROYAL CRYSTAL GINZA 5F
TEL:03-5568-7080 FAX:03-5568-7670
http://www.saganet.ne.jp/jasaga/kira/ginza/kira_ginza.html
 
 
♪有名陶芸家の器で味わう“日本料理” 『福樹』
*中央区銀座8-8-19 伊勢由ビル5F tel 03-3571-8596
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.8‥“由美ゴルフ会A” at東京バーディクラブ♪ A・ソレンスタムの旗が風に靡く『瀬田ゴルフコース・北コース』♪ 通天橋の見事な“紅葉”『東福寺』♪ China Garden“上海料理”『銀座麒麟』♪ ウエスティン都ホテル京都『くぬぎ』♪
 
日おもてに   あればはなやか   冬紅葉  ―日野草城
 
暦では“北風木の葉を払う”「小雪」も次候となりましたが、暖かなゴルフ日和に恵まれた週末はいかがお過ごしでしたか?
キリンズの週末は、11月上旬に全米女子ツア−の公式戦「ミズノクラシック」が行われた滋賀県「瀬田ゴルフコース・北コース」へと、A・ソレンスタムの旗がフェアウエイに棚引く中でプレーを楽しんで参りました。
さて、土曜からの京都への旅でしたが、今回の“紅葉狩り”は、臨済宗大本山「東福寺」にて、辺り一面が絢爛豪華な色彩に染まるに見事な紅葉を見て、有名な通天橋からは、「清水寺」と双璧を成すと云われる美しい絶景を眺めて来ました。
この「東福寺」は、臨済宗東福寺派の本山で、関白九条道家が「聖一国師」を開山として菩提寺建立を発願し、19年の歳月をかけて1255年(建長7)に七堂伽藍を完成した京都五山の一つですが、建築当時は、その景観が「東福の伽藍面)」とまで云われ壮観を極めておりましたが、その後の度重なる兵火と1881年(明治14)の失火で仏殿、法堂、庫裏などを焼失し、以後、逐次再建されてきたお寺です。

中でも、禅宗伽藍を代表する室町最古の三門(国宝)や、浴室、東司、禅堂、鐘楼など(いずれも重文)室町時代の禅僧の生活を知る上で貴重な建築が残り、また境内の「通天橋」は“紅葉の名所”としてその名を馳せ、奈良の「東大寺」のように大きく、「興福寺」のように盛大を極めた寺にとの思いが籠められ、それぞれの一字ずつを取って「東福寺」と命名されました。

また方丈庭園は鎌倉時代の手法を用いた昭和の枯山水で、角石と苔とが描く市松模様の北庭はよく知られており、さらには、本堂と開山堂を結ぶ 「通天橋」の一帯は、洗玉澗と呼ばれる渓谷で、ここが有名な“紅葉”の名所で、この週末は、実にたくさんの人々で賑わっておりました。
http://www.digimake.co.jp/webtown/higashiyama/toufukuji/toufukuji.html

紅葉  冬のひかりを  あつめけり―久保田万太郎
それでは、色付いた紅葉はだいぶ散り、木々を染めていた葉は、今度は地面に鮮やかな絨毯を敷く頃となりましたが、今週は暮れ行く秋とともに、“北風が木の葉を払う”度に舞い散る“紅葉”と、地面に散りばめられた“黄葉”とが作り出す、絵画のような美しい風景を、銀座にてもご一緒に眺められますことと、お待ち申し上げております。そして“冬紅葉”の素晴らしい秋の趣を、感じられる一週間をお過ごし下さいませ。 
 
 
 
 ♪『新潮社100年』 http://www.shinchosha.co.jp
 
♪『蔦蔵』“秋冬”
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