No.30

キリンシスターズ グルメリン No.1‥『由美節分祭り』♪ 『けんたうろす』2月のCocktail“福招来”♪ KOJI KIKKAWA 20th―21st LIVE GOLDEN YEARS“Thanks 0201” at 武道館♪ 『めおと雲』神野美伽♪ 新橋 花柳界“節分会”♪
 
春や来し  年や行きけん  小晦日   ―芭蕉
 
 
暦の上では今日三日は「節分」、明日ははや「立春」を迎えますが、まだまだ“春”とは名のみに過ぎず、各地からの便りでは、大雪と寒波に見舞われた地方も多く、残寒厳しい最中ですが、如月を迎えた今週はいかがお過ごしですか?
冒頭の芭蕉の句は、「年の内に春は来にけり一年を去年とや言はん今年とは言はん」(古今和歌集 在原元方)をもじり、“暦の都合で、年内に立春が来てしまったが、新しい 年が来たのか、旧い年が過ぎ去ったのか分からない”と云う気持ちを表した句で、この年寛文2年は旧暦12月29日に「立春」がやって来て、30日の“大晦日”に対し、この29日は“小晦日”(こつごもり)と云いました。
さて、今年の「立春」は、旧暦12月26日にあたり、三年ぶりの「年内立春」となりますが、この「年内立春」とは、数年に一度のことですが、陰暦が約29.5日である月の周期から決められるために起こる陰暦独持の現象です。
それによると一年12ヶ月は約354日となり、月の満ち欠けは、太陽の暦より周期が短いため、或る年の「立春」を一月一日とすると、その翌年の「立春」は、一月一日より約11日先の日付となるため、約3年に一度“閏月”と云って、一ヶ月まるまる増やすことにより調整しました。http://www.milord-club.com/Kokin/uta0001.htm
しかしそれでも、“閏月”がある年は、一年の日数が約29.5日延びるため、結果として一年の間に、1月と12月に2回「立春」が来てしまう年もあり、2回「立春」が来た翌年は、年内に次の「立春」が来なかったり、年の終わりに「立春」が来たりする年もあります。そんな訳で、太陽をもとにした二十四節気では、今年は早々と「立春」となりました。
―雲も霞も立つ春を去年とやいはん年の暮れ(謡曲 絵馬より)
それでは、明日はいよいよ“春の気をたつを以って也”の「立春」です。
「立春」前夜の今宵「節分」は、きっと『由美節分祭り』へお越しいただけますこととお待ち申し上げております。
そして遥か平安の彼方へと想いを馳せ“春立ちける日よめる”と、ご一緒に去り行く冬を惜しみ、春を迎える・・・
どうかそんな季節の移り変わりを愉しんでいただけますこととお待ち致しております。
 
♪由美new face“彩子さん”
   
♪『節分』前夜のキリンズ
 
♪『けんたうろす』2月のCocktail “福招来”
―Rum, Strawberry, 桂花陳酒, Lime juice 
 
♪『狂った太陽
   
吉川晃司“20周年ファイナル” 1, Feb, 05  at武道館
 
 
♪“節分会”のキリンズ  at 新橋料亭『吉川』
 
♪節分の情緒 風雅なる催し“お化け” 七重さん&香子さん 
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2‥St. Valentine's party♪ 別府“地獄めぐり”♪ 別府湾を臨む”うみたまご”♪ 別府大分毎日マラソン♪ 大分『ふく亭』♪ 由布岳の麓“湯布院”♪ 古代檜と和の寛ぎ『もみや』♪ 九州自然動物公園『アフリカンサファリ』♪
 
別府にわれ再び訪れん 温かき温泉と温かきもてなしに わが生命よみがえる 温かき温泉 なごやけき人の心 われ再び別府に来らん ―ポール・クローデル 「別府を讃う」
 
暦の上では“春”を迎えた週末にキリンズは、“別府八湯”“地獄めぐり”で有名な『別府温泉郷』へと参りました。
日本一の規模を誇り、湧出量は1日9万5728ℓ、その源泉数は約2850本と云われる『別府温泉』ですが、その歴史は古く、奈良時代の「豊後風土記」や「伊予国風土記」にも登場する古湯で、そこには・・・
―「神代の昔、少彦名命(すくなひこのみこと)と大国主命の二柱が、伊予の国を訪れた時に、少彦名命が病を得て卒倒し、それを嘆き悲しんだ大国主命が、豊後水道の海底に長いパイプを敷いて、別府の温泉を道後へと運び、少彦名命を湯浴みさせ、病気が快復した」と記され、さらに鎌倉時代には、大友頼泰が“元寇の役”で負傷した武士を癒すために、別府、鉄輪、浜脇などに療養所を作ったとの記録も残されています。
http://www.city.beppu.oita.jp/01onsen/03hyakka/about.html
ただそんな旧い歴史の温泉郷ですが、その後の三百年間は、大友氏の改易後は、太閤秀吉の領地となったり、慶長五年には細川忠興の領地になるなど、その支配が複雑に移り変わり、それが江戸時代に入ると、幕府領から島原領へと変わり、幕末には 肥後藩の御預所に変わったまま維新を迎えました。
この様に数奇な歴史の運命に翻弄された『別府』ですが、それがやがて江戸・元禄七年の頃には医学者貝原益軒が残した「豊国紀行」に、『別府温泉郷』の賑わいが記述されるようになり、さらに明治に入ると“上総掘り”による採掘技術が進み一気に発展を遂げ、日本が誇る世界の名湯として花開きました。
冒頭の詩人「ポール・クローデル」は、大正10年から六年間駐日大使を務めた外交官ですが、彼は大正13年にフランスの軍艦ラマリン号で初めて別府湾に入港し、三日間滞在ののち、再び二年後に彼の地を訪れ、その際の別府市民の温かい歓迎に感動し、別府の情緒を讃えてこの詩を作り、
別府観光の祖「油屋熊八」に贈りました。http://www.oita.isp.ntt-west.co.jp/WNN-C/TIIKI/beppu/wnn3/w053p.htm
さて、今回の別府観光は、別府湾に面するこの詩碑の建つ北浜公園の横を、別府湾に沿って走る第54回「別府大分マラソン」コースを散歩し、水族館「うみたまご」見学後は、1000年以上も前から噴出していると云う9つの “別府地獄めぐり”へと行き、街のあちこちから立ち上がる湯煙りの中、様々な地獄をめぐり、美しい海と山に囲まれた湯の街情緒溢れる『別府温泉郷』の景観と、自然の威力に、ひたすら圧倒されたキリンズでした。
それでは、「立春」も間もなく“鶯鳴く”次候を迎えます。
どうか三連休まえの静かなる銀座へも、きっとお越しいただけますこととお待ち申し上げております。
 
 
   
♪“節分”のキリンズ
♪立春“和の装い”
 
大分臼杵の名産『フンドーキン醤油』
http://www.fundokin.co.jp/
 
♪『別府大分毎日マラソン』 & 『大分マリーンパレス水族館『うみたまご』
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/field/news/20050207ddm001050117000c.html
http://www.umitamago.jp
 
♪大分『ふく亭』 大分市都町3-7 tel 097-537-0770
 
♪別府『地獄めぐり』“海地獄”& “坊主地獄”
 
♪“天上桟敷”『湯布院駅』 & 『九州湯布院民芸村』 & 湯布院『玉の湯』
http://www.oita.isp.ntt-west.co.jp/emati/yufu/min.html
http://www.tamanoyu.co.jp
 

 

♪『九州自然動物公園』
アフリカンサファリ http://www.africansafari.co.jp
 
♪“趣きある和の寛ぎ” 割烹旅館『もみや』

♪日本庭園を眺める“古代檜風呂”『もみや』
大分市別府市上田の湯町5-22 tel 0977-23-5121
http://yado.tabite.net/104542/
 
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3‥“由美Valentine's party”♪ 『せたがや梅まつり』♪ 祝5周年『韓てら』♪ 『源 吉兆庵』2月のお菓子“石川啄木ごのみ”♪ さかもと未明『美人革命』♪ 『あなたが幸せになれる64の方法』♪ 

 
梅の花 咲けるが中に ふふめるは 恋か隠れる 雪を待つとか ―茨田王
 
暦では「立春」も“魚氷にあがる”末候を迎えましたが、余寒まだまだ続くこの三連休はいかがお過ごしでしたか?

キリンズは梅の香りに誘われて、早春の梅観賞へ自宅付近の羽根木公園“せたがや梅まつり”へと参りました。

この羽根木公園は、小田急線梅ヶ丘駅前の小高い丘に位置し、その昔は「六郎次山」や「根津山」とも呼ばれ、この地域には山の主が村を守ったと云う民話が残されています。

それは・・・―或る年、天候に恵まれない日々が続いたため、代田村の人々が作物の心配をしていたところ、突然土地が緩み、「六郎次山」が二つに割れて大きな山津波が、村へ押し寄せてきました。その時、何処からともなく白い大蛇が現れ、割れた山に巻きつき山津波を止めた」 と云う民話です。

その後「根津山」と呼ばれるようになり、明治の頃は山桜の古木が一本あるだけの丘が、やがて約700本の紅白の梅が植えられ、都内でも有数の梅林として育ちました。
まだ今は三分咲きほどの梅園ですが、どうかこのご機会に“せたがや梅まつり”へと、お越しいただけますこととよろしくお願い致します。(2月5日~2月27日迄)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/topics/koho/ume/

ところで今宵如月14日は「St, Valentine's day」です。
銀座でもデパートなどを中心に赤やピンクの“ハート”一色に染まっておりますが、「三越」では、バレンタインデーとホワイトデーを連動させ、“愛のバトンタッチプレゼント”と称した新たなキャンペーンを始めました。http://www.mitsukoshi.co.jp/
それは、バレンタインギフトの購入者にメッセージカードを配り、ギフトとともにカードを貰った男性が、ホワイトデーギフトを三越各店で購入するとプレゼントが当たると云うもので、さらには「阪急」でも、バレンタインギフトを贈った女性が“ホワイトデーに欲しいもの”を、男性のメールアドレスとともに、「阪急」のサイトへメールすると、男性のメールへとその情報が送られる「おねだりフォーム」も、15日より登場するそうです。
http://www.hankyu-dept.co.jp/

“おねだり”などとやや情緒に欠ける気もする上記イベントですが、『由美』ではそんな“おねだり”無く、今宵は万葉の句のごとく梅を愛で、優美に皆様のお越しをお待ち申し上げております。
 
―梅の花 今咲けるごと 散りすぎず 我が家の園に ありこせぬかも(小野老)
 
どうか今宵もこんな風情で、『由美Valentine's party』へのご来店を心よりお待ち致しております。
 
 
   
♪“梅”を愛でるキリンズ
   
♪『源 吉兆庵
♪生誕記念菓子二月
“石川啄木”ごのみ 
さかもと未明『美人革命』
*未明ちゃんは2月14日“由美出勤日”です。
 
♪“せたがや梅まつり” at a羽根木公園 
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/topics/koho/ume/
 
♪“洒落た代沢の一軒家”『韓てら』 
店主 高木 徹氏  世田谷区代沢3-12-26   tel 03-3421-1788
♪2階“個室”&テーブル席
♪祝五周年『韓てら』 http://www.kantera.co.jp/
 
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4‥Happy birthday to京子♪ 大ヒット御礼『美人革命』さかもと未明♪ 『百瀬智宏洋画展』♪ 『きみに読む物語』♪ 黄金の和室『かに庭』♪ 吟味された旬の魚菜『乾山』♪
 
しら梅に  明る夜ばかりと  なりにけり   ―蕪村
 
「如月」も早半ばを過ぎ、暦では“土が潤い起こる”「雨水」を迎える頃となりましたが、梅の開花とともに少しずつ春が近づくこの頃はいかがお過ごしですか?
この二月「如月」の由来は様々で、中でも有力なのは、一年のうちで最も寒い季節のために、更に衣を重ねて着る“衣更着”が転じての説ですが、他には、気候が陽気になり更に来る“気更来”説や、草木が生え始める”生更木”からとする説もあるようです。
http://gogen-allguide.com/ko/koyomi.html
さて、“暦”とは、720年の「日本書紀」には、朝鮮半島から渡来した暦博士によって“暦”が初めて日本に齎され、持統4年の勅令で暦法が正式に発令されたと記されていますが、その後「日読み(かよみ)」が転じて“暦”となり、“日”を“か”と読むのは、二日(ふつか)三日(みっか)と同じ読み方からで、「日読み」の“読み”は数えるを意味します。
さらにこの“暦”の中でも、旧暦では、四季折々の季節の変化が解りにくいため、四季を細かく分けた二十四節気を農事の目安として用い、そこに“暦”を補う季節の言葉が生まれました。そしてやがてそれらの言葉は、“暦”とともに日本に伝わり、これに加えて、日本の風土から生まれた雑節も誕生しました。
今週は、バレンタインデーの翌日の十五日は、旧暦では“七草の節句”とも呼ばれる「人日の節句」でしたが、この時期になればようやく野に息吹く七草を見つけることも出来 そうですが、でもこんな季節の、冷たい澄み切った空気に映えるのは、やはり梅の優美さで、それはまるで冒頭の蕪村の句のごとく、梅の香りが春を誘い、花が開くことによって 春を知らせてくれる自然の“暦”のようですね。
 
ところで、No.231にて既にご紹介させていただきましたが、由美キリンズのひとり“美人作家”さかもと未明の新刊『美人革命』(大和出版刊)が1万部の増刷となり、初のベストセラーの快挙となりそうです。
この『美人革命』は、「女はここまで変わる!」と著者自身の体験を基に、「ほしい“綺麗”はこうして手に入れる!」と、自らが美しく変わっていく様をコミカルに描き、そのうえP.199には、銀座の「由美ママ」として、わたくし自身をも紹介してくれています。未明ちゃんのそんな優しい気遣いに感謝し、やや照れくさいながらも光栄に思う内容ですので、きっとお手にとってご覧いただけますこととよろしくお願い致します。
そしてこれからも“月一ホステス”として『由美』に登場し、多方面に亘って益々活動の幅を広げ、活躍する未明ちゃんを応援いただけますようよろしくお願い致します。
 
雪の色を 奪いて咲ける 梅の花 今盛りなり 見む人がも―大伴旅人
 
それでは、万葉の時代より高貴な人々に愛されてきたそんな梅が、最も美しく咲き輝きを放つ季節です。
どうか春の足音を聞きながら、梅の静寂なる美を愉しめるようなそんな風雅なる週末をお迎えくださいませ。
 
  ♪大ヒット御礼『美人革命』
♪キリンズと“さかもと未明”  
http://www.bestlife.ne.jp/sakamoto/column/index.html
 
♪“うたうような沈黙” 『百瀬智宏洋画展』 
http://www.mitsukoshi.co.jp
♪『きみに読む物語』http://www.kimiyomu.jp/
 
♪Happy birthday to京子 16, Feb, 2005
 
♪“熱帯魚”と“黄金の和室” 安曇家 別館『かに庭』
♪『かに庭』“すし家”
♪安曇家 別館『かに庭』
中央区銀座-5-8-17 ワールドタウンビル7F
tel 5537-0688
http://www.azumi-food.com
 
♪吟味された旬の海鮮素材を伝統の技で愉しむ寿司『乾山』
♪すし『乾山』 銀座七丁目店 中央区銀座7-3-3 tel 3571-0910
http://www.sushiden.co.jp/kokei_kenzan/kokei_kenzan.html
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5‥-Chateau Lafite-Rothschild 1965♪ 『夜のピクニック』恩田 陸♪ “新鮮な魚菜”『きたむら』♪ 旬の魚と清水焼のと調和『原だ』♪ 霞立つ風雅な里“日向薬師”の梅♪
 

 霞立つ 春日の里の 梅の花 山のあらしに 散りこすなゆめ ―大伴宿祢村上

春霞立つ「雨水」も次候を迎える頃となりましたが、雲に覆われ冬景色の霞んだこの週末はいかがお過ごしでしたか?

“霞”とは、気象学的には“霧”と同じですが、“霞”と云えば“春”の季語となり、春の山に、雲のように立ち込める様が思い浮かびますね。
キリンズはそんな霞棚引く「伊勢原」の里へと、気軽なハイキングへ出かけた週末でした。
霊峰大山の門前町として古えから栄えた「伊勢原」は、豊な自然に囲まれた中、歴史を今に残す名所や旧跡が点在し、その大山の麓に、ひっそりと佇む『日向薬師』は、奈良時代の元正天皇(716年)の頃、僧行基が開創した日本三大薬師のひとつで、本堂、薬師三尊像、阿弥陀如来像など重要文化財を含む寺宝を蔵し、桜の名所としても有名な参道の他、さらに裏山にも120本の梅園があります。
http://www.isehara-kanko.com/top.html
「吾妻鏡」によると『日向薬師』は、十二坊の子院を有した大寺院で「日向山霊山寺」が前身とされ、この「霊山寺」とは、歴代天皇の帰依を得て、元正天皇の時代に勅願寺として栄えた格式の高い寺院のことですが、それが明治初期の廃仏毀釈で衰退し、今は宝城坊と薬師堂のみが残こされました。
日本三大薬師は、この他土佐の「柴折薬師」、越後の「米山薬師」がありますが、ここ『日向薬師』には、平安から鎌倉期の仏像が二十数体もあり、神奈川県下随一の仏像の宝庫とされ、鎌倉期には将軍源 頼朝・室政子が数回参詣しているとされています。
 
今回のキリンズのハイキングコースは、冷たい霧雨降る中を日向山へ登り、霞む相模平野の景色を眺めて、七曲峠を玉川沿いの道へと下り、広沢寺温泉へと行き着くコースを辿りました。
http://www.d-cue.com/hike/16.html
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ooyamane/history/hinatayakusi.html
それでは、霞立つ「伊勢原」の里にて、心休まる散策路で自然と戯れてきたキリンズを今週もよろしくお願い致します。
きっと如月のうちに、またお逢い出来ますことと楽しみにお待ち申し上げております。
 
♪“雨水”のキリンズ
♪京子ちゃん誕生会 & “Chateau Lafite-Rothschild 1965”
♪『夜のピクニック』恩田 陸(新潮社)
 
♪“新鮮な魚菜” すし処『きたむら』
♪すし処『きたむら』 http://www.gurupita.com/clients/0002109180/detail
中央区銀座4-3-2 橋ビルB1F tel 03-3564-3640
 
 
♪寿し処『原だ』
 
♪旬の魚と清水焼との調和 寿し処『原だ』
中央区銀座6-9-13 第1ポールスタービル2F
tel 03-3575-4007
 
♪霞立つ伊勢原の里『日向薬師』
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ooyamane/history/hinatayakusi.html
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.6‥祝『正論新風賞』受賞 和田秀樹氏♪ 交詢ビルの一角『六覚燈』♪ 土佐料理『祢保希』銀座店♪
 
 梅の花 散らまく惜しみ 我が園の 竹の林に 鶯鳴くも  ―小監阿氏奥嶋
 
暦では“霞はじめてたなびく”「雨水」も次候を迎えましたが、春一番に見舞われた暖かな今週はいかがお過ごしですか?
各地の梅園も、柔らかな春の陽射しを浴びていっきに咲き進み、いよいよ今週末が最後の見所となりそうですね。
ところで「梅」と云えば「鶯」との絶妙な組み合わせで、万葉の昔からの日本の美が連想されますが、「万葉集」の中では「梅」を詠んだ歌は何と119首もあり、「鶯」や「雪」と一緒に登場し多くの歌が詠まれています。
この中でも「鶯」の名の由来は、春になると谷の奥から出てくるので、“奥出ず(おくいず)”と呼ばれ、それが訛って“うぐいす”になったとも云われ、その他の呼び名は数多く、 ―「春鳥」「春告鳥」「報春鳥」「匂鳥」「歌詠鳥」「経読鳥」「人来鳥」「百千鳥」「花見鳥」「黄鳥」「鶯笛」「初音」「黄粉鳥」・・・など、これらの全てが「鶯」の異名で、鳴き声の美しさから、オオルリ、コマドリと共に「日本三鳴鳥」にも譬えられました。
http://homepage1.nifty.com/tadahiko/ZOKI/ZOKI-089.HTML
そんな「鶯」ですが、万葉の昔からの風雅な様とは裏腹に、室町時代に入ると、鳴き声のよさを競い合う「鶯合わせ」も始まり、さらに江戸時代からは、ヒナに師匠の鳥の美声を学ばせたり、明るさを調整して早鳴きをさせる技法などが発達して、とても万葉の優美とはかけ離れた存在となりました。(毎日新聞 2月23日朝刊 『余禄』より)
今では、1950年以降にウグイスの飼育には許可が必要となり、ようやく賭けの対象にならなくなった「鶯」ですが、どうかこの週末は、梅見の折に春を告げる「鶯」のオスの囀りを身近で聴けるような風流な週末をお過ごし下さいませ。
 鶯の谷よりいづる声なくは 春くることを たれかしらまし―「古今和歌集」大江千里
それでは、「鶯」の“初鳴き前線”とともに、春はゆっくりと北上しています。
どうか去り行く如月を惜しみ、迎えます弥生も『由美』&『けんたうろす』をよろしくお願い致します。
 
 
♪“鶯色”の装い
♪キリンズ “New face” 弥生さん&理恵さん&千秋さん  マキさん&京子さん
 
♪和田秀樹先生著作の数々
http://www.hidekiwada.com
♪祝『正論新風賞』受賞 23, Feb, 2005  at 赤坂プリンスホテル別館
 
♪交詢ビル店内 http://www.kojun-bldg.jp/
 
♪串かつダイニング『六覚燈』  tel 03-5537-6008
 
♪『祢保希』銀座店 
中央区銀座7-6-8 tel 03-3572-9640
http://www.kazuoh.com/
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7‥“由美雛祭り”&“真美さん誕生会”♪ 『Straight,』4月号“銀座を自分の庭に”♪ 『BEST BEST BEST』吉川晃司♪ 鉄板焼き『作作』♪ 『かつうらビックひな祭り』♪ 『百瀬智宏洋画店』at三越♪ 
 
春の苑  紅にほふ桃の花  下照る道に  出でたつ娘子 ―万葉集
 
キリンズは春の足音とともに、ひと足早い「ひな祭り」へと千葉県勝浦市へと参りました
暦では、草木萌え動く「雨水」末候となりましたが、如月去り行くこの週末はいかがお過ごしでしたか?
ここ『かつうらビックひな祭り』は、市内各所に2万体の雛人形が飾られ、街中が色鮮やかな赤や桃色一色に染まり、中でも圧巻は、『遠見岬神社』雛飾りで、高さ11m・60段の石段に飾られた1200体の雛人形が整然と並べられ、素晴らしい眺めでした。

この『遠見岬神社』は、船に宿る神様“船霊様”を祀る神社で、寛永五年の頃より、神主様が、雛人形の御内裏様と御姫様に似た“船霊様”を、船を造る際に使った木箱の中に入れ、その他には、ナギの葉、5円玉、サイコロを入れ祈祷したのが始まりとされています。
夫婦雛は“夫婦円満”、ナギの葉は“海が凪る”ように、サイコロは“めが出る”ようにとの願いを籠め、さらに12個の五円玉は、1個が一ヶ月分のお賽銭で、“一年分のお賽銭”と,それぞれに意味があるそうです。

そんな由来の『かつうらビックひな祭り』ですが、元は徳島県勝浦町で平成元年から開催されていたイベントで、それが全国勝浦ネットワークの縁により、勝浦町より7000体の雛人形を“里子”として譲り受け、西国と同時に行われるようになりました。
http://www.city.katsuura.chiba.jp/event/hina.html
今週は各地の様々な「ひな祭り」のイベントに胸を躍らせながらも、どうか『由美雛祭り』へもお越しいただけますこととご来店を心よりお待ち申し上げております。
そして桃の節句には、和装で着飾った由美の雛たちと、“雛の宴”を愉しんでいただけますこととお待ち申し上げております。
 
 
 
♪『由美雛祭り』ご案内 3月2日・3日・4日
 
♪真美さん誕生会 3月2日・3日・4日 & 『Straight,』4月号(扶桑社)
http://www.fusosha.co.jp/straight/


♪『Straight,』4月号 
特集“銀座を自分の庭に”  さかもと未明
http://www.bestlife.ne.jp/sakamoto/column/index.html
 
♪吉川晃司『BEST BEST BEST』
♪1984~2005年までの軌跡を3レーベルから3枚同時発売
http://www.kikkawa.com/information/release.html
 
♪鉄板焼き&お好み焼き『作作』
http://www.lemondedesgourmet.co.jp
♪『作作』 港区南麻布1-5-4 FLEG南麻布B1 tel 03-5443-8576
 
 
♪『かつうらビックひな祭り』 2月26日~3月6日
 
♪千葉県勝浦市新宮1343-1 勝浦市役所観光商工課 tel 0470-73-6625
http://www.city.katsuura.chiba.jp/event/hina.html
 
♪『百瀬智宏洋画展』
“うたうような沈黙”
 
♪『百瀬智宏洋画展』 at 日本橋三越本館6F 美術サロン 
http://www.mitsukoshi.co.jp