No.27

キリンシスターズ グルメリン No.1‥『けんたうろす』11月のCocktail “暮秋”♪ 『Eagles』 Live in concert “Farewell tour” 神戸在住画家『平田 郁』展♪
 
黄葉を 散らすしぐれの 降るなへに 夜さへぞ寒き ひとりし寝れば―万葉集
秋いよいよ深まり、暦の上では“紅葉蔦黄ばむ”「霜降」も末候となり、間もなく立冬を迎える頃となりましたが、秋を憂うようなこの週末はいかがお過ごしでしたか?
今年の秋は、過ぎ行く秋を惜しむ間もなく、度々の“台風上陸”と“クマの襲来”。
さらには“大地震”と、本当に大自然の脅威に晒された晩秋でしたが、そんな不運に見舞われながらも、季節は秋の去り行く音とともに静かに初冬へと向かいます。
野山は美しく色付きはじめ、冒頭の句の様に、時雨に「黄葉(もみじば)」が濡れる頃となりましたが、さてこの万葉の「もみじ」ですが、万葉集には「黄葉」と書かれているものが圧倒的に多く(100首以上)、反対に「紅葉」と詠まれた句はごく僅か2首で、奈良時代は“赤”より“黄色”の方が、秋の色合いとして好まれていたようです。そして「紅葉」が、頻繁に歌に詠まれはじめたのは、平安時代からのようで、その後の「百人一首」には、秋の「紅葉」の華美な様が、風流に描かれています。
ところで「楓」と「紅葉」はどんな違いがあるのでしょうか?江戸時代より300種類の品種が作り出されている「モミジ」ですが、「楓」の中でも特に“紅葉”の美しい種類を「モミジ」と呼ぶ説もあるようで、また盆栽では“葉の切れ込み数”や“葉の切れ込み具合”によって、両者を使い分けているそうです。
「楓」の語源は、万葉の頃から葉の形が“蛙の手”に似ていることから“かえるで”と呼ばれ、“水かき”のように“切れ込みの浅い葉”を「楓」と云い、「紅葉」の語源は、古来より、秋に葉が色付く様子を“紅葉づ(もみづ)”と言ったことに基づき、“切れ込みの深い葉”を「紅葉」と呼んでいるそうです。
今年はあいにくの長雨と、度重なる野分に因って、色付く前に散り去った葉も多く、燃えるような“真紅”の「紅葉」は、愉しめそうにない様子ですが、日中が暖かく夜冷え込む日が続くと、そのあとには“真っ赤な紅葉”が、期待できるそうですから、まだまだこれからの天候次第では「紅葉狩り」など、秋の風情を味わえそうですね。http://www.hana300.com/kaede0.html
 
 
♪『けんたうろす』11月のCocktail―“暮秋” 
Tequila, Drambuie, 杏露酒, Lemon juice.
 
♪『Eagles』 at 東京ドーム
http://www.eaglesmusic.com
http://www.hotelcal.com/
♪『Eagles』 来日記念特集“Paper Sleeve CD Collection”
http://www.wmg.jp/eagles/
 
♪”鮮明な色彩と重厚なタッチ” 神戸在住画家 『平田 郁』展
11月14日〜20日(am10:30〜pm6:30)
中央区銀座1-9-1 KIビル1F tel 03-3564-6348 『ギャラリームサシ』
キリンズと平田 郁画伯 (*上記絵は「由美」の壁に掛けてあります)
http://www.yumi-ito.com/essay/essay002.html
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2‥伊集院 静『駅までの道をおしえて』サイン会♪ 豊後水道 天然ふぐ 『福治』♪ 秋の魚彩 すし処『きたむら』♪
 
薄霧の 立ち舞う山の もみぢ葉は さやかならねど それと見えけり  ―新古今和歌集
 
秋の紅葉も少しづつ色付く頃となり、“冬ごもり”「立冬」を迎える頃となりましたが、暖かな小春日和だった文化の日はいかがお過ごしでしたか?
暦では「立冬」より「立春」までが“冬”の気節となりますが、この“立”とはピークを表し関東では、これを境に“秋のピーク”を迎え、一日一日冬めいて行き、いよいよ晩秋に入ります。
さて二十四節気で言うところの「立冬」ですが、毎年11月7日か8日にあたり、太陽の黄道は、地球の赤道上に描いた天の赤道と23.5度の傾きがあります。太陽が黄道上で一番北よりの点を通過する時刻が“夏至”で、反対に南よりを通過する時刻を“冬至”とし、その中間点で太陽が天の赤道上を南から北へ通過する点を“春分点”、北から南へ通過する点を“秋分点”と云います。そして太陽がそれらを通過する日を、それぞれ「春分の日」「秋分の日」とし、その黄道を“春分点”から測った角度が黄経で、「春分」は0度、「秋分」は180度、「立冬」は225度となります。最近では、地球温暖化に因り、“冬ごもり”とは言っても、11月始めの「立冬」はまだまだ暖かい秋の最中ですが、それでも日増しに陽射しも幾分弱まり、少しづつ日暮れが早くなりつつ、朝夕にはひんやりとした冷気が漂いはじめました。http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/ritto.htm
冬籠り また寄りそはん この柱 ―芭蕉
それでは、“寂しく憂う哀愁の秋”が去り、まもなく幾度目かの“冬”の到来です。
今宵もこんな風情で、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
 
 
♪立冬のキリンズ
♪11月1日“お洒落日”
 
 ♪『駅までの道をおしえて』
♪“伊集院 静”サイン会 11月5日(金) 銀座 旭屋書店 pm18:00〜
11月20日(土)大阪 旭屋書店 pm18:00
http://www.ijuin-shizuka.com/news/index.htm
 
 
♪ふぐ『福治』 矢菅 健ご主人
   
  ♪ふぐ『福治』
中央区銀座5-11-13 幸田ビル3F tel 03-5148-2922 ふぐ料理コース ¥22000〜
 
♪すし処『きたむら』 

中央区銀座4-3-2 橋ビルB1F tel 03-3564-3640
 
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3‥“奈々ちゃん誕生日”♪ NPB vs MLB 日米野球“オールスターシリーズ2004”♪ 『bar MONDE』♪ 『源 吉兆庵』11月の生誕記念菓子“野口英世ごのみ”♪ 懐石“松涛”♪

 
凪わたる  地はうす眼して  冬に入る  ―飯田蛇笏
 
秋風が心地よい“立冬”の宵にキリンズは、『日米野球オールスターシリーズ』観戦に東京ドームへと参りました。

ペリーの“黒船襲来”から150年経った2004年ですが、この150年間の日米の歴史は、第二次世界対戦の敗戦をはじめ、“アメリカに倣え”とばかりに様々な出来事に翻弄され続けてきた日本でしたが、こと野球界に於いては、ようやく米国での日本人選手の活躍に火が点き、今年はイチロー選手の262安打の記録樹立や、名門ヤンキースで4番打者として重責を担った松井秀喜選手の大活躍などで、遥か太平洋を越えて、“憧れの大リーガー”が、より身近に感じられた年でしたね。

その“憧れ”米国プロ野球選手が日本に、初めてやってきたのは1908(明治41)年で、「リーチ・オール・アメリカン」チームの一行18人が、世界周遊の一環として横浜港から上陸し、当時早慶をはじめとする選抜チームなどと17戦を全勝し、圧倒的な強さを見せ付けて、まさに野球界における“黒船襲来”の様だったそうです。
その後1934(昭和9)年に、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグらスーパースターを擁する大リーグオールスターチームが来日し、そのあまりの迫力あるプレーに、当時の日本は熱狂し、それがきっかけとなって、日本にもプロ野球チーム設立の気運が高まり、「大日本東京倶楽部」が設立され、日本プロ野球の歴史が幕を開けました。
そしてその約70年の歴史の中で、先ず最初に海を渡った選手は、40年前の村上雅則氏で、“聖地”米国に於いて、日本人として初めてメジャーのマウンドに立ち、その後の1995年には、あの野茂英雄選手が単身メジャーリーグに挑み、独特のトルネード投法で、Hideo旋風を巻き起こし、この成功によって、“野茂に続け”とメジャー流出の流れが出来上がりました。そして今やメジャーリーグの活躍の中にも、日本人選手の名が頻繁に登場するようになり、70年の時を経て、ようやく日本プロ野球界は、本場に迫る目まぐるしい発展を遂げました。(NPB MLB Offical Programより)

そんな日本プロ野球開設70年の節目の2004年でしたが、今年は激動のシーズンとなり、先ず球団合併問題が発端となった、プロ野球開設以来初のストライキ。そして新球団誕生による変革の必要性を改めて考えさせられ、単なる球団経営問題では済まない深遠な事情に遭遇しました。でもそんな中で、日米オールスターが一堂に会する『日米野球』を観戦でき、大変有意義なキリンズの休日でした。

それでは、霜月8日は“奈々ちゃん誕生日”です。きっと『奈々子さん誕生会』へとお越しいただけますことと、ご来店心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
 
 ♪Happy birthday to 奈々子
♪立冬を迎えたキリンズ
 
♪『源 吉兆庵』 秋菓撰 & 11月の生誕記念菓子“野口英世ごのみ”&  山の香
 
♪『bar MONDE』
中央区銀座8-11-12 正金ビルB1
tel 03-3574-7004
 
 
♪『源 吉兆庵』4F 懐石“松涛”
 
♪『源 吉兆庵』4F 懐石“松涛” 中央区銀座8-9-17 tel 03-3569-2361
 
♪日米野球“オールスターシリーズ2004” 7,Nov,04
at 東京ドーム http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/major/nichibei/
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4‥Happy birthday to 奈々子♪ 『TANTO TANTO elegante』“Renewal Open” on November twelfth♪ 上海蟹の季節 『Xing-fu』♪
 
念力の ゆるみし小春 日和かな ―高浜虚子
 
霜月十二日は旧暦「小春」となり、本来ならば日増しに寒さ募るこの時期ですが、春 のような暖かさと、明るい太陽陽射しに恵まれた「小春日和」の今週は、いかがお過ごしでしたか?
この季節の風物詩として古くより江戸では、芭蕉の弟子「其角」が詠んだ・・・ 
―春を待つ 事のはじめや 酉の市と、11月の“酉の日”に行われる『酉の市』が有名ですが、当時の江戸では、正月を迎える最初の祭りとされていました。
さて、この『酉の市』ですが、11月の“酉の日”の午前零時に鳴らされる“一番太鼓”を合図に始まり、その後12日おきに“酉の日の祭日”が巡ってくるため、“祭り”が年2回の年と、3回の年とがあり(今年は「三の酉」まで)、「三の酉」の年は火事が多いと云われていますが、それは宵に鳴かぬ鶏が鳴くと“火事が出る”との言伝えからの俗説で、「三の酉」の頃になると、火を使う機会も増えることから、火に対する戒め、慎みからそう云われたようです。
『酉の市』の最初の始まりは、「東都歳時記」には1750〜60年頃からとあり、それ以降現在に至るまで、鷲神社御祭神の御神慮を伺い、御神恩に感謝して、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁盛をお祈りするお祭として賑わって参りました。
この度新五千円札に、女性として初めて紙面に登場した『樋口一葉』の「たけくらべ」にも、“此年三の酉まで有りて中一日は津ぶれしか土前後の上天気に鷲神社の賑わひすさまじく、此処をかこつけ検査場の門より入り乱れ入る若人達の勢ひとては天柱くだけ地維かくるかと思はるる笑ひ声のどよめき・・・”
と書かれてあるのをはじめ、冬の季語になる俳句も、上記以外にも・・・ 
“人並みに 押されてくるや 酉の市(虚子)” “一葉忌 ある年酉に あたりけり(万太郎)”など、『酉の市』にはその他多くの秀句が詠まれ、今も親しまれています。
http://www.otorisama.or.jp/torinoichi.html
それでは、“星空を 闇とは見せつ 酉の市(水原秋桜子)”「二の酉」(11月14日)を迎える週末ですが、鷲大明神の収穫祭から始まった『酉の市』へ参り、キリンズはこれから迎えます年末に備えたく思います。どうかそんな季節の恩恵に授かり、“暮れ行く秋”を満喫出来るような良き週末をお迎え下さいませ。
 
 
♪Happy birthday to奈々子 9,Nov
 
♪『TANTO TANTO elegante』“Renewal Open” on Nov,twelfth
 ♪奈々子誕生会 8,Nov,2004
♪『TANTO TANTO elegante』 ♪北イタリア中部に位置する“エミリア・ロマーニャ地方の伝統料理”
中央区銀座5-8-17 ワールドタウンビル3F tel 03-5537-1312
 
♪『Xing-fu』の上海蟹
♪中国薬膳料理『Xing-fu』 
中央区銀座6-9-9 かねまつビル6F tel 03-3289-4245
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5‥11月18日解禁“Beaujolais Nouveau”♪ 11月13日より大ヒット上演中 “森田芳光監督”『海猫』♪ “神野美伽”リサイタル at 大阪NHKホール♪ 和の芸術 『福樹』
 

秋憂い  胸に秘めるや  暮女麗

「立冬」も“金盞花香し”末候の頃となりましたが、いかがお過ごしですか?

この季節の催しとしては、毎年霜月第三木曜日には、仏蘭西より渡来する“新酒”の解禁日『Beaujolais Nouveau』のお祭りが世界中を沸かせておりますが、『由美』ではそんな“旬”の美味しさを味わっていただきたく、解禁日に合せて、11月18日・19日の二日間『Beaujolais Nouveau party』を開き、ブルゴーニュの名門、アルベール・ビショーからの“Nouveau”をプレゼントさせていたく運びとなりました。
さて、今年もプレゼントさせていただく、アルベール・ビショー『Beaujolais Nouveau 2004』ですが、今年の葡萄の生育は、早春から比較的少ない雨量と強い北風の影響で、やや水不足を感じながらも、4月中旬より順調に発芽し、涼しく風の強い5月を経て、暖かな6月初旬には見事に開花し、その後は、良好な天候に恵まれ、すくすくと育ち、“サンシャイン”と云われた最適な9月のお陰で十分に成熟し、こうして無事に解禁日を迎え、完璧なヴィンテージと呼ぶに値する“新酒”の誕生となりました。
そしてその2004年の『Nouveau』の特徴は、今年はルビーレッドに輝く鮮やかな色彩に加え、ラズベリー&ストロベリーなどの果実の香りに満ち、シルクのように滑らかなタンニンが楽しめるフレッシュな味わいとなった模様です。
http://www.mercian.co.jp/wine/nouveau2004/info.html
どうか、仏蘭西のブルゴーニュ地方最南端に位置する『Beaujolai』から届けられた“新酒”を今年も『由美』にてご一緒に味わえますことと、ご来店心よりお待ち申し上げております。そして眠りの冬に赴く前に、真紅に澄んだ葡萄酒との出逢い『Beaujolais Nouveau party』へと、きっとお越しいただけますことと楽しみにお待ち致しております。
 
 
♪『Beaujolais Nouveau 2004』 11月18日(thu) 19日(fri)
http://www.mercian.co.jp/wine/nouveau2004/lineup.html
♪映画『海猫』 大ヒット上演中 “森田芳光監督”とキリンズ
http://www.umineko-movie.jp
 
♪『神野美伽』2005年カレンダー  “神野美伽”リサイタルat 大阪NHKホール
http://www.geiei.co.jp/profile/sinnnomika/sinnnomik.html
http://www.kingrecords.co.jp/enka/shinno/
♪和の芸術 日本料理『福樹』
“四条流庖匠”&“表千家不白流”茶道教授の肩書きを併せ持つ店主 小野寺克弘氏
♪日本料理『福樹』 
中央区銀座8-8-9 伊勢由ビル5F tel 03-3571-8596
 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.6‥『Beaujolais Nouveau party』♪ “闇の訪れを待って”花籠と骨董『花筥』竹と光の作品展♪ 『TANTO TANTO elegante』色彩豊な“北イタリア”よりの新メニュー♪ 『越後・叶家』“緑川”蔵元との集い♪ 築地『さとう』“松阪チャンピオン牛フェア”
 
  山茶花の  ここを書斎と  定めたり  ―正岡子規
庭先に、「山茶花」の“紅色”が、冬景色に萌ゆる頃となりましたが、立冬も末候を迎えたこの時期はいかがお過ごしですか?
“山の茶の花”と云う由来の「山茶花」ですが、ツバキ科の一種に属し、「椿」との違いは、「椿」は花ごとに一塊になって落ちるのに対し、「山茶花」は花びらが一枚づつばらばらに落ち、このことから、昔の武士は“首が落ちるような”「椿」の花を嫌い、一枚一枚落ちる「山茶花」の花びらに、己の生き様を重ね、侘しげな暮れ行く秋の趣を感じたのでしょう。
そんな「山茶花」ですが、元々は“白”一色の花だったようで、でもやはり冬景色に豪華に映るのは“紅色”の「山茶花」で、緑の葉の中から覗くその姿は、絢爛たる麗人のような優雅さで、暮秋の景色の中に美しい色合いを添えてくれています。
その暮秋に相応しい趣向として、霜月18日『由美』では、「山茶花」の華美な“紅色”に匹敵する“紅の果実の輝き”、新酒を祝う『Beaujolais Nouveau party』を開きますので、どうか18日と19日の二日間は、ご一緒にこの新酒を味わえますこととお待ち致しております。そして遥か西洋の彼方仏蘭西『Beaujolai』より送られてきた新酒の葡萄酒『Nouveau』で、乾杯していただけますことと楽しみにしております。
―憂あり 新酒の酔いに 托すべく(漱石)
それでは今宵も漱石の句のごとく風情で、“新酒の宴”へのお越しをお待ち致しております。
 
♪『Beaujolais Nouveau party 2004』 11月18日(thu)19日(fri)
http://www.mercian.co.jp/wine/nouveau2004/lineup.html
♪花籠と骨董『花筥』 “闇の訪れを待って” 竹と光の作品展 
11月24日(wed)〜30日(tue)  pm16:30〜20:30
中央区日本橋3-8-7 坂本ビル2F
tel 03-3272-0505
http://www.fufufufu.com/hanabako/
 
 
♪『TATNO TANOTO elegante』 “Renewal Open” 12, Nov, 2004より
♪『TANTO TANTO elegante』 北イタリア “エミリア・ロマーニャ”よりの新メニュー
中央区銀座5-8-17 ワールドタウンビル3F tel 03-5537-1312
 
♪『越後・叶家』築地店 “緑川”蔵元との集い 
http://gnavi.co.jp/kanouya/
http://www.sake-kura.com/jizake/midorikawa.htm
♪築地『さとう』 “松阪チャンピオン牛フェア”

中央区築地2-4-9 tel 03-3541-29292
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7‥“Beaujolais Nouveau祭”♪ 『平田 郁』展♪ 『花筥』“闇の訪れを待って”作品展♪ 築地『さとう』“松阪牛チャンピオン牛フェア”♪
 
  行く秋の  芥子に迫りて  隠れけり  ―芭蕉
暦では“虹隠れて見えず”「小雪」初候を迎えましたが、この暮秋の休日の合間のひとときはいかがお過ごしですか?
まだまだ冬の到来には、間があると思っておりましたが、いつの間にか秋が過ぎ去って 行く・・・
冒頭の芭蕉ように、季節が移ろう機微に触れ、秋の鮮やかな彩りの中にも、何故か一抹の寂しさを感じ、哀愁漂うこの頃ですね。
キリンズは、そんな暮秋の憩いのひとときに“芸術の秋”を愉しむ個展、ギャラリームサシにて『平田 郁』展へと参りました。
『平田 郁』の絵画世界は、女流作家の作品とは思えぬほどの直感的な力強さが漲り、さらには質的な存在感に加え、その画法は、原色を背景に太い輪郭を描き、その中の人物や静物に、大胆な色合いの背景とは対照的に、優しい色使いと柔らかな質感を持って、そのひとつひとつに生命の息吹を与えてくれています。
そして個性的で鮮明な色彩感覚が、自身の洗練された都会的センスと見事にマッチし、対象物が生き生きと表現され、素晴らしい力作並ぶ絵画展でした。
どうか『由美』本店壁にも、またひとつ『平田 郁』の“色の芸術”が増えました。
きっとこの艶やかな夜の銀座にても、『由美』にて芸術を愛でるひとときを、愉しんでいただけますこととお待ち申し上げております。
それでは、霜月23日は「勤労感謝の日」と、古来より大王(天皇)が、秋に収穫された新穀を神に供えて感謝する行事「新嘗祭」です。
勤労を尊び、生産を祝い、互いに感謝しあい、そして農作物の恵みを神に感謝するような良き祝日をお迎え下さいませ。
 
 
 
♪『Beauljolais Nouveau祭』
♪『平田 郁』 絵画展“ギャラリームサシ” 
平田 郁画伯と キリンズ  18, Nov,2004
 
♪『花筥』“闇の訪れを待って”
♪花籠『花筥』 “竹と光の作品展” 11月24日(wed)〜30日(tue)
中央区日本橋3-8-7 坂本ビル2F tel 03-3272-0505 pm16:30〜20:30
http://www.fufufufu.com/hanabako/
 
♪築地『さとう』 “松阪牛チャンピオン牛フェア”
♪築地『さとう』 中央区築地4-2-9 tel 03-3541-2929
http://r.gnavi.co.jp/g014000
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.8‥『ALEGRIA 2』Cirque du soleil 原宿・新ビックトップ♪ 平田 郁“白い帽子の少女” at 由美♪ 上海蟹づくし 中国薬膳料理『Xing-fu』♪
 
そこは王様の消えた世界  いま、すべてが解き放たれ  権力と希望、傲慢と純真、そして過去と未来が衝突し、逆転する 混沌の果てに世界が見出すものを 私たちはまだ、知らない ―『ALEGRIA 2』
 
“冷えるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也”「小雪」も、北風木の葉を払う次候を迎える頃となりましたが、残り僅かな霜月終焉のこの時節はいかがお過ごしですか?
キリンズは、そんな小春日和のひとときに、1994年の初演以来多くの人々に衝撃的な感動と夢を与え続ける“未知の世界”との遭遇『ALEGRIA 2』の東京公演を、原宿・新ビックトップにて愉しんで参りました。http://www.alegria2.jp/
この『ALEGRIA 2』の、妖艶かつ華美に映える“幻想の世界”とは・・・?
それは―“力強い躍動感を放ち、ダイナミックでありながら詩的な美に溢れるアクト。
さらには超人的な技術から生まれた迫力ある演目に加え、俗世を越えた美しさと人間を誘惑する危険性に満ちた技・・・etc ”(Japan Tour OfficialProgramより)など、それぞれひとつひとつが肉体の限界を超えた驚異のスーパー・パフォーマンスの連続で、観客全ての魂を奪い、より高度な技術を追い求めるために、試行錯誤を重ねて到達した

“最高水準の技”への挑戦に、緊張感漂う静寂の中、その演技に陶酔し、思わず驚嘆の嘆息を漏らさずにはいられないほどの素晴らしさでした。

そして『ALEGRIA』のスペイン語の語源のとおり、“歓喜”“幸福”を舞台で見事に表現し、“人生への賛歌”を歌い上げ、その想像力とアイデアの結晶が鮮やかに花開き、まわりすべてのものを眩惑へと誘い込み、感動と興奮の坩堝と化しました。
混沌の時を経て、世界は希望の光を見い出した  「アレグリア」と、人びとは歌う  
ここから先の物語は 私たち自身に託されている ―“Epilogue”より
煌きの中にも過去への執着が映るノスタルジックな世界、そして中世欧羅巴のバロックな栄華への“一瞬の旅立ち”『ALEGRIA 2』は、この暮秋の東京から、2005年へと向け、きっと日本中を感動と魅惑の世界へと誘い出すことでしょう。
それでは、陽射しは一段と弱まり、木々の葉は落ちつつ、北国では初雪舞い始める季節です。どうか朝晩の冷え込みに、くれぐれもお風邪など召されぬようご自愛下さいませ。
♪『平田 郁』絵画の世界 “白い帽子の少女”とキリンズ
♪『ALEGRIA 2』原宿・新ビックトップ  
at 国立代々木競技場オリンピックプラザ 特設テント
2005年1月23日(sun)まで 
 
“上海蟹づくし ”
♪中国薬膳料理『Xing-fu』
中央区銀座6-9-9  かねまつビル6F tel 03-3289-4245
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.9‥『夢のゴルフコースへ』伊集院 静♪ メニコン・スーパーコンサート『ドヴォルジャーク』♪ 『あの世 この世の軍立ち』山本音也♪ 『相手を見抜き、自分を知る“性格テスト”』伊藤友八郎♪ “Beaujolais Nouveauゼリー”『源吉兆庵』♪旬の魚『寿司幸本店』♪
 
“いつかプレーをしてみたい、一生の間に、一度は行ってみたい ゴルフコースがある”―伊集院 静『夢のゴルフコースへ』
 
そんな”夢のゴルフコース”へ、伊集院 静氏自身がプレーし、同行の写真家宮本 卓氏の臨場感溢れる素晴らしいコース写真とともに描いた『夢のゴルフコースへ』が発売されました。(学研 創立60周年記念出版 http://www.ijuin-shizuka.com/news/index.htm)
“いつの頃からか、私は夢の中でまだ見ぬゴルフコースを独り歩いている自分に逢うようになった。美しいフェアウエーを、海風にさらされるグリーンをまるで恋した人のように見つめ、至福の時間を過ごす。或る朝、目覚めて私はこの愛しき友に逢う旅に出た” 
―ペプルビーチゴルフリンクス9番 462ヤード パー4
『夢のゴルフコースへ』は、米国内で、トップのパブリックコースとして君臨し、難易度、美観とも一、二を争うこの「ペプルビーチ」9番ホールから始まり、モントレー半島“17マイルドライブ”と名付けられた「孤独な杉の木」の様。「サイプレイスポイントクラブ」16番ホールの太平洋の風と波が造り上げた断崖絶壁ホール。秋口には“オオカバマダラ”の蝶の大群が訪れ、“蝶のパレード”や、蝶の飛翔を眺められる、
パシフィックグローブの“バタフライ・タウン”。夕陽に映える美しい岬の景観と、砂浜に生息する植物群に囲まれた「ザ・リンクス・アット・スパニッシュベイ」。ナパバレー東側に位置し、極上のコースと極上のワインに酔いしれる「シャルドネゴルフクラブ」。中世イタリアの面影を残し、77年の歴史を誇り、スペイン様式の白壁のクラブハウスが優雅な「リビエラカントリークラブ」。“昏なずむ光の中の桟橋”の夕空と岬と海の美眺「サンドパイパーゴルフクラブ」。メキシコ国境の街、スティーブ・マックィーン「GET WAY」で有名なサンディエゴ「ラ・コスタリゾート」。カリフォルニア半島の突端、テキーラの似合うロス・カボスの海岸沿い「エルドラード・ゴルフコース」。美しい海と海岸線、砂漠と丘陵とサボテン、そして夜は見事な満天の星々「カボ・デル・ソル」etc...
“或る朝、目を覚まし、私は夢の中で何度となく見たゴルフコースに旅立つことにした。
目指すはアメリカ西海岸。モントレー半島の一角にある、このペプルビーチゴルフリンクスだった”                            ―本文「夢見るゴルフコース」より
そんな伊集院氏自らが、米国西海岸の雄大な自然に挑み、素晴らしい景観のゴルフコースを描いた『夢のゴルフコースへ』を、「いつか、きっと・・・、必ず行きたい・・・」との憧憬とともに、どうかこの冬の一冊として、お手元に置いていただけますこととよろしくお願い致します。
 
それでは、霜月も今日で終わりを遂げ、季節は“橘始めて黄ばむ”「小雪」も末候です。
どうか迎えます師走も「由美」&「けんたうろす」をよろしくお願い申し上げます。
 
 
♪『夢のゴルフコースへ』伊集院 静
 
♪“OPUS ONE”と伊集院 静氏 
http://www.ijuin-shizuka.com/news/index.htm
 
♪メニコンスーパーコンサート  
29, Nov, 2004  東京芸術劇場ホール
偉大なる作曲家の素顔『ドヴォルジャーク』 
♪『源吉兆庵』 “Beaujolais Nouveauゼリー”
 
♪山本音也『あの世 この世の軍立ち』(講談社刊)
& 伊藤友八郎『相手を見抜き、自分を知る“性格テスト”』(すばる舎刊)
 
 
『寿司幸本店』
 
♪“鮪づくし”『寿司幸本店』檜山博之氏 中央区銀座6-3-8 tel 03-3571-1968