No19
キリンシスターズ グルメリン No.1‥『由美雛祭り』♪ 『ラグビー日本選手権』at 秩父宮♪ 江上 剛『復讐総会』♪ 大沢在昌『アルバイト探偵』♪ 『せたがや梅まつり』最終日♪
 
咲き乱す 桃の中より 初桜 ―芭蕉
如月が去り、弥生を迎え草木萌動の頃となりました。閏二十九日は、早咲きの“初桜”が多摩川河川敷で一斉に開花し、ひと足早い花見で賑わったようですね。
さて三月三日は「桃の節句」ですが、古くは優雅に桃の花を愛でたり、桃の花を浮かべた酒を飲んだり、または桃の葉を浮かべたお風呂に入り“無病息災”を願ったそうです。
「桃の節句」のもとは“上巳の節供”や“元巳”とも呼ばれ、その“上巳”とは旧暦三月上旬の“巳の日”と云う意味で、現在のように三月三日に固定されるようになったのは、中国の三国時代の魏の国(AD220−265)が最初で、三月三日と“三”が重なる
ことから“重三の節供”とも云われたそうです。
そもそも古代中国に於いては、“桃”には魔除けの力があると信じられ、三日を「禊祓い」の日とし、その代表的なものが“流し雛”で、人の穢れや災いなどを形代に移して河に流し、不浄を祓う行事が行われておりました。また同じ日に「曲水の宴」も行われ、奈良・平安時代に日本の貴族階級に取り入れられたのが、日本での「桃の節供」の始まりだそうです。
それがいつしか公家や上流武家の間で“質素な形式”から“華美な人形”へと変化し、河に流す人形から、家に飾る人形が創られるようになり、その一方で公家の子女が「雛遊び」として、人形や小型の調度品を並べて遊ぶ“おままごと”とが流行り、この両者が融合して「雛人形」が生まれた背景とされています。
そして「雛祭り」に「雛人形」を飾るようになったのは室町の頃からで、さらに元禄時代に裕福な庶民が競って豪華な雛飾りを創るようになり、豪華絢爛な七段飾りの雛壇にたくさんの人形を飾る者も現れたそうです。
http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0726.htm
そんな平安時代まで遡る由来の「雛人形」でしたが、「お雛さま」の設えは世につれ変遷し、近ごろ都での流行は、コンパクトでファッショナブルな“現代風雛飾り”で、インテリアとして楽しみ、主流は男女雛だけの「親王飾り」が売れ行きの八割以上を占めている様で、人形の顔立ちも、古典的な能面タイプから現代風の造作へと変化して、目元がパッチリと可愛らしく、衣装は華やかで、正倉院御物を再現した古代布や江戸小紋の十二単などこだわりある「雛人形」に人気が集中してるそうです。(産経新聞 “近ごろ都で流行るもの” 2月21日より)
『由美』での“雛飾り”は、とても十二単の様な風雅さはありませんが、「桃の節供」に因んで、皆和装の出で立ちで迎える『雛祭り』を開きます。どうか“桃の花のように”匂い立つ早春の宵に『由美雛祭り』へと、お越しいただけますこととお待ち申し上げております。
 
 
♪『けんたうろす』3月のCocktail “桃の香 04' ”Vodka,Passimo,Lemon
 
 
♪ 『久月』 親王飾り
 
♪ 江上 剛 『復讐総会』 新潮社 
大沢在昌 『アルバイト探偵』 講談社
 
 
 ♪『ラグビー日本選手権』
  ♪『ワールド vs 早稲田』 at 秩父宮ラグビー場  29, Feb ,2004
 
♪『せたがや梅まつり』最終日 “ぶんご”&“思いのまま”ら700本の梅 at 羽根木公園




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2‥Happy birthday to Manami♪ 『野村義照のヨーロッパ展』 at 日本橋三越♪ 源 吉兆庵 『桜ゼリー』♪
 
“ゴッホのまなざし”― 「身を削るほどの誠実さと信念」を胸に、ゴッホの足跡を辿る日本画家 『野村義照のヨーロッパ展』
キリンズは雛祭りの宵に、日本と仏蘭西にアトリエを構え、国内外で活躍されている日本画家 野村義照画伯の『ヨーロッパ展』を、日本橋三越本店美術画廊にて鑑賞して参りました。(3月2日〜3月8日まで 最終日はpm4:30迄)
野村義照画伯は、東京芸術大学で前田青邨、平山郁夫両画伯に師事し、伝統的な日本画技法を習得された画家で、その課題の多くは、西欧諸国各地の風景を主にモチーフに、ヨーロッパ巡回展(1992)を開催されるなど、国際的にも広く認められた画家のひとりです。
自身は「芸術または思想的な意味での西欧文化を知ることで、日本をより深く知ろう」と語られ(『野村義照画集』 1993 求龍堂刊)、その描く多くの“風景”から、欧羅巴指向の強い画家のように思われがちですが、大学院では古典的な日本美術の技法について学ばれ、今回の新作では、日本画の伝統的な技法に回帰した意欲的な“薔薇”の作品も多く、師・前田青邨の“赤”に思いを込めた“花々”も描かれております。
さらには、タイトルのまま正に“ゴッホのまなざし”の視線で、画伯自身の熱い想いを胸に、ゴッホの足跡を辿りながら、“自然と、人が創造した建築物が美しく調和する景色”に加え、鮮やかな群青の“野村ブルー”をバックに、ゴッホに因んだ欧羅巴の風景画や、スケッチなどの新作50点を一堂に展観できる個展となりました。
そしてその画風は、欧羅巴の臨場感溢れる風景を、様々な角度から画面いっぱいに捉え、従来の日本画の“余白の美”にも通じる空間を、新しい感覚で構成し、面的な表現に繊細な描線を描き込ませた“堅固な造形と透明な画調”に、よりいっそうの個性を発揮して、画伯自身の志向する精神世界にも通じる野村芸術の“究極の美”を、身を焦がすほどの美しさをもって魅せて下さいました
ところで、暦ではまもなく巣籠りの虫戸を開き、桃初めて咲き、菜虫蝶と化す“啓蟄”を迎え、キリンズのひとり真美さんが、その“啓蟄”前夜の四日に誕生日を迎えました。ますます艶やかに輝きを増した真美さんを、これからもご声援下さいますようよろしくお願い致します。
 
♪『由美・雛祭り』 と 『源 吉兆庵』桜ゼリー http://www.kitchoan.co.jp/
 
♪“Happy birthday to Manami ”
♪『TANTO TANTO elegante』 中央区銀座5-8-17 ワールドタウンビル3F tel 03-5537-1312
 
 
♪ 『野村義照のヨーロッパ展』
at 日本橋三越本店6階 美術特選画廊
  
 3月2日〜8日(最終日は午後4時半迄) http://www.mitsukoshi.co.jp/art
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3‥真美さん誕生日 at『築地さとう』♪ 「“麒麟山”蔵元と共に」at『越後・叶家』銀座店♪ 『島津亭』春の宴♪ 『河津ざくら祭り』♪

 
梅の花 咲きて散りなば 桜花 継ぎて咲くべく なりにてあらずや― 薬師張氏福子
“梅の花が咲いて散ったら、すぐに続いて桜の花が咲きそうになっている”万葉集にてこの季節が詠まれているように、キリンズはこの週末、散り行く“梅”に別れを告げ、日本中の桜の中で最も早い“早咲き桜”鑑賞へと、伊豆河津町の『河津ざくら祭り』へと行って参りました。
今年の桜前線は、地球温暖化の影響で、従来のような南国から北への北上に反し、東京、大阪の開花予想が、九州、四国並みとの予想で、二十日頃には、一瞬にて咲き誇る“ソメイヨシノ”に出逢えるようです。
そんな開花宣言よりさらに早咲きの“河津桜”とな、どんな“桜”なのでしょうか?
“カワヅザクラ”とは、静岡県賀茂郡河津町で、毎年3月上旬には満開を誇るピンク色の桜で、この桜は“ソメイヨシノ”の様に、すぐには散らず、その開花期間は、伊豆の温暖な気候と早咲きの特徴を生かし、毎年2月上旬から開花し始め、約一ヶ月を経て満開になります。特に今年は暖かな二月の初めの開花でしたので、“早春の幻”のごとく、桜吹雪舞う春風の中で、一所懸命に咲き続け、春の声“メジロ”と共に散り惜しんでおりました。では、そんな自然と親しみ早春の幻“満開の桜”を、早くも堪能したキリンズでした が、『由美White day party』にも、きっとお越しいただけますこととお待ち申し上げております。

 

♪「“麒麟山” 蔵元と共に」
♪ 『越後叶家』 中央区銀座7-15-5 共同ビルB1 tel 03-3542-8607
http://gnavi.co.jp/kanouya/
http://www.kirinzan.co.jp
♪“真美さん誕生会” at『由美』 4,March,04
 
♪“Happy birthday to Manami ” at 『築地さとう
中央区築地4-2-9 tel 03-3541-2929
♪『島津亭』“春の宴”ご案内 (三人前より お一人様8000円)
中央区銀座6-4-8 ニュー銀座ビル三号館 4F tel 03-3574-7839
♪静岡県賀茂郡河津町 『河津ざくら祭り』 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4‥『由美White day party』♪ 銀座並木通りに『WACOAL DIA』open♪ 表参道『きどぐち』♪ キリンズ『麒麟山 蔵元と共に』♪
 
美しさとは、裏切りである” 下着はファッション  ドレスのように
ワコールから生まれた新たな“芸術”。
1店舗だけの高級ブランド『WACOALDIA』が、銀座並木通り7丁目にオープン致しました。
この『WACOAL DIA』は、“洗練されたドレスのような”気品に満ちた高いデザイン性と、絢爛豪華なレースを贅沢にもちい、まるで貴婦人さながらな”高級感”をコンセプトに、女性にとってまさに必要な“究極の美”を追求するランジェリーを提案致しました。
そのモチーフは、バレエのチュチュに似せた華美な中世ヨーロッパの文化に譬え、並木通りに燦燦と煌くショーウインドウに飾られた“魅せる”下着は、そのあまりのハイセンスな“美”に思わず目を見張り、下着のもつ“魔力”に虜にさせられました。
そしてその店内は、エントランスからの一面のガラスと鏡に反射するシンプルな空間と、さらに地下ワンフロアには、天井が高く広々とした試着室を2室も備え、これまでの既存の“部屋”のイメージを覆し、“着て 見せて 楽しむ”ものへと生まれ変わりました。
そんな宝石には負けないステータスを誇る“贅沢な下着”ブランド『WACOALDIA』を並木通りを通りがけの折にでも、どうかご覧いただけますこととよろしくお願い致します。そしてこの“中世の貴婦人のドレスのような”デザインの下着は、「White day」のプレゼントなどにもお勧めです。
では、『由美』でも「White day」を、みな“白一色”のいで立ちでお迎え致します。草木がいや(弥)がうえにも生い茂る“弥生”も、早半ばですが、きっとご来店いただけますこととお待ち申し上げております。
 
♪ “白一色”のいで立ち 『由美White day party』
 
♪『WACOAL DIA』 銀座並木通り7丁目-6-16 tel 03-5537-0850
 
 
♪表参道 『きどぐち』
♪『きどぐち』 港区南青山5-6-3 メーゾンブランシュ2  tel 03-5467-3992
 
♪キリンズ 『麒麟山 蔵元と共に』 越後・叶家銀座店
中央区銀座7-15-5 共同ビルB1 tel 03-3542-8607
http://gnavi.co.jp/kanouya
http://www.kirinzan.co.jp




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5‥『White day party』 at 由美♪ 『日経OFF』4月号♪ 大人の隠れ家『なかむら』♪ 紅梅の香り立つ『久邇CC』♪ 贅沢な鮪『原だ』♪
 

 鶯の 木に伝う梅の うつろへば 桜の花の 時かたまけぬ ―万葉集

菜虫蝶と化す“啓蟄”も末候となり、雀始めて巣くう“春分”も間近となりましたが、いかがお過ごしですか?
17日には春分三日前の“彼岸入り”を迎えますが、ところで何故この「彼岸」に、墓参りする風習が広まったのかをご存知でしょうか?

「彼岸」のルーツは元々梵語の“波羅蜜多”を漢訳した「到彼岸」からそう呼ばれ、煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)」から、解脱した悟りの世界“涅槃”へと向かう、つまり“此方の岸から、彼方の岸”への“旅”を指すそうです。
さらに煩悩に満ちた“こちらの世界”を“現世”、そして“涅槃”を死後の極楽浄土と捉え、“あちらの世界”と考えたことから、亡くなった先祖たちの住む世界を「彼岸」と考えました。そしてこの“涅槃”は“西方浄土”とも呼ばれ、阿弥陀仏の極楽浄土は“西”にあるとされ、「春分」と「秋分」の日に、真西に沈む太陽が示す浄土への“道”を「百道」と言い、この「百道」を信じて進めば極楽浄土へ至ると云う信仰が生まれました。このことから「彼岸に墓参り」と云う習慣が始まったようです。
なお、この時期には仏教の「彼岸会」も開かれるようになり、これが現在の「彼岸」の由来となり、最初に行った「彼岸会」は、大同元年(AD806年)平城天皇が霊を沈めるために行ったとされております。http://koyomi.vis.ne.jp/syunbun.htm
では、まもなく“自然を讃え、生命を慈しむ”「彼岸」です。一年で最も過ごしやすい季候「彼岸」には、墓参りにかこつけて野山を遊山するのも楽しみですね。そして牡丹の花に似せた牡丹餅(ぼた餅)でも食べに、皆春の装いでお迎え致します『由美』へも、きっとお越しいただけますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

♪“着物で迎える春分” at 『由美』
♪『日経OFF』 4月号
♪ 『やまもと』 渋谷区恵比寿2-12-16  tel 03-3280-6630
♪ 『小十』 中央区銀座8-5-25 第2三有ビル1F  tel 03-6215-9544
 
♪下北沢 『なかむら』
    ♪『なかむら』 世田谷区北沢2-37-3 下北沢MTビル2F tel 03-3466-4020
 
♪ at 『久邇CC』
 
♪ 贅沢な鮪 『原だ』
   ♪『原だ』 中央区銀座6-9-13  第1ポールスタービル2F  tel 03-3575-4007




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.6‥『L’ANGE ROUGE』open♪ at 南青山  『麒麟山の集い』越後・叶家 銀座店♪ 春野菜のメニュー『TANTO TANTO』♪
 
見渡せば 春日の野辺に 霞立ち 咲きにほへる 桜花かも ―万葉集
“彼岸入り”の17日東京は、南風が吹き込んで気温が上がり、21.9度と5月上旬並みの陽気となり、18日の開花宣言を待つ間もなく、ソメイヨシノの蕾も綻び始めましたね。
キリンズは、そんな眩ゆいばかりの春の宵に、深紅の薔薇と真珠の輝き、“贅沢なブティック”『アンジュルージュ』のオープニングレセプションへと南青山へと参りました。
ワールドのニューショップ『アンジュルージュ』はこの18日に、南青山の“贅沢でお洒落な男性用品”『アンジュノワール』の女性版として登場し、華美な宝飾品やアンティックな生活雑貨を揃え、芸術家の田原桂一氏のプロデュースにより、欧州や日本を中心に“伝統ある芸術”を受け継ぐ職人たちの手による“作品”とも呼べるべき“商品”を提案致しました。
そしてそれらの“作品”は、100年前のレースで作られたドレスやブラウスなどの高級衣料から、装飾品、服飾雑貨など幅広いアイテムを揃え、“ものへの究極なこだわりを求める”顧客の支持を着実に獲得し、“大人の贅沢”が楽しめる店となりました。
そんな『アンジュルージュ』は、マレーネ・ディートリッヒが醸す“頽廃的な美”と“西洋貴族の官能的な美”の饗宴から生まれました。どうかリリーンマーレンの甘美な歌声に誘われるような、南青山の一角『アンジュノワール』と『アンジュルージュ』へ、きっとお出かけいただけますこととよろしくお願い致します。http://www.world.co.jp/brand/index.html
では、この週末“春分”は、桜の花びらの香りに酔いしれ、その匂いに微睡むような良き休日をお迎え下さいませ。そして弥生も半ば過ぎましたが、きっと“春の銀座の霞立つ宵”にお逢い出来ますこととお待ち申し上げております。
 
♪“白一色”の“White day” 15,March
 
♪『麒麟山』の集い
http://www.kirinzan.co.jp
 
越後・叶家 銀座店
♪中央区銀座7-5-15 共同ビルB1 tel 03-3542-8607
  ♪『アンジュルージュ
    ♪『アンジュルージュ』 L'ANGE ROUGE 港区南青山5-4-27 tel 03-5485-9261
 
♪『TANTO TANTO elegante』
♪中央区銀座5-8-17  ワールドタウンビル3F tel 03-5537-1312
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7‥春分を迎えてのキリンズ♪ 春菜すし『由松』♪ 春の食材『きわ半』♪ 残雪の高尾山♪
 
春雨に 蓬をのばす 艸の道 ―芭蕉
自然を讃え、生き物を慈しむ“春分”にキリンズは、雪の降る寒さの中『高尾山』へと先祖供養に参りました。http://www.takaosan.com/index2main.htm
この“春分”「彼岸」は古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされ、意味は“彼の岸へ至る”と云うことから、煩悩や迷いに満ちた“この世”「此岸」から、悟りの世界や仏の世界「彼岸」への“旅”のことを言います。
そんな“悟りの世界”に至るためには「六波羅蜜」の教えと云うのがあり、1.「布施」他人へ施しをすること2.「持戒」戒を守り、反省すること3.「忍辱」不平不満を言わず耐え忍ぶこと4.「精進」精進努力すること5.「禅定」心を安定されること6.「智慧」真実を見る智慧を働かせること
この教えは、日頃の日常生活に於いても十分に当てはまる“教え”であり、仏教徒ではないものの、いつの日か「彼岸」に行くことを願って、行い慎むことが出来ればと・・・願い、春雨に打たれながらも、“自然を讃え、生き物を慈しむ”そんな“春分” のキリンズでした。
ところで、真言宗智山派大本山であり、開山1200年を誇る『高尾山・薬王院』ですが、この寺は奈良時代の天平十六年(744年)に、行基菩薩が聖武天皇の勅命を得て、開山されたと伝えられ、『薬王院』の名は創建当初、薬師如来を安置したことに由来し、成田新勝寺や川崎大師平間寺と共に、関東三大本山と広く知られています。
その『高尾山』へは、三つの登山ルートがあり、いずれの道も1時間30分程度で、山頂に達することが出来、その他ケーブルカーやリフトに乗っても山頂を訪れることが出来ます。山頂西側から階段を少し下った先には、秋にはカエデ類が色付く紅葉台があり、そこからの下り坂は、桜の開花にはやや早すぎたものの、蕾の膨らんだヤマザクラの並木道があり、残雪に枝を震わせながらも、春の訪れをひたすらに待ち望んでいた様子でした。
では、雀始めて巣くう、桜始めて開く、雷声を出す“春分”も次候へと向かいます。きっと残り少ない弥生のうちにも、またお逢い出来ますことと楽しみにしております。
 
♪“春分”のキリンズ&ホワイトデー
 
♪『由松』“春菜”すし
♪“春の食材”『きわ半』
♪中央区銀座6-9-13 第1ポールスタービル2F  tel 03-5568-5707
 
♪残雪の“高尾山
 
 




















キリンシスターズ グルメリンNo.8‥ 『あたしの夜』山本音也♪ さかもと未明『bayfm78』will be on the air♪ 『プロフェッショナル・バーテンダー』今井ゆかり♪ 春野菜の天麩羅『天あさ』♪
 
今さらに 雪降らめやも かぎろひの 燃ゆる春へと なりにしものを ―万葉集
今さら雪など降るものでしょうか・・・かと、つかの間の春の香りに微睡んだ先週でしたが、“春分点”春分を境にまた冬へと逆戻りし、肌に冷たくあたる“春雨”からの今週でしたが、その雨に打たれ、せっかく膨らみかけた桜の蕾も、未だか未だか‥っと、開花を心待ちにしている様子ですね。
そんな儚い冬の最後の抵抗を余所に、暦ではまもなく桜花爛漫の最中“卯月”を迎えますが、卯月三日よりキリンズのひとり『さかもと未明』の新番組が、「BAY FM」で始まります。(4月3日より pm23:00〜23:30 78.0 MH2) http://www.bayfm.co.jp/
最近の『さかもと未明』の活動は、週刊SPA!(扶桑社刊)連載中の「ニッポンの未明」のみならず、昨年暮れは「FRIDAY」(講談社刊 11月7日号)にて“妖艶なセミヌード”を披露したり、或いはその“妖美なエロス”とは、また別の一面を持合わせ、華麗にタカ派論壇に登場し、「諸君」(文藝春秋刊)3月号にて、石破防衛庁長官との対談(防衛庁長官の「責任」と「覚悟」)など多方面で活躍し、その才女ぶりを発揮。さらには「小説現代」12月号(講談社)の“女性作家のエロチック小説特集”に於いては『由美』での自身のホステス体験を元に「捩子」を書き下ろし、“小説家”デビューを果たしました。
http://www.tinkle.co.jp/spot/sakamoto/06.html
どうか只今熟れ頃“旬”の『さかもと未明』を、応援いただけますこととよろしくお願い致します。そして4月3日(土)深夜pm23:00よりの「BAY FM 78.0」を、是非お聴き下さいませ。
 
♪『あたしの夜』山本音也 (講談社)
 

♪春のキリンズ
 
♪さかもと未明 『bayfm78
MESSAGE & REQUEST http://www.bayfm.jp/pc/mail/index.html
 
♪『けんたうろす』 今井ゆかり 
“プロフェッショナル・バーテンダー”
 
♪春野菜の天麩羅『天あさ』
♪中央区銀座8-7-19 すずりゅうビル1F  03-5568-6200 コース竹 6000円より




















キリンシスターズ グルメリンNo.9
『由美開店23周年祭』♪ 伊集院 静『ぼくのボールが君に届けば』♪ 『世田谷・北沢川緑道』桜並木&『韓てら』♪ 『巨人vsヤンキーズ』MLB開幕シリーズ♪♪
 
“あの時、どうしてあんなにときめいたのだろう。見上げたボールの先は、どうして青空だったんだろう。いとしい人とひとつのものを見つめた、あの思いがよみがえる、9つの物語” 伊集院 静の『ぼくのボールが君に届けば』(講談社刊)が発売されました。
キリンズのこの週末は、そんな野球への仄かなる想いと、幼少の頃からの憧憬を胸に抱き、野球少年羨望の的『ヤンキーズ』のプレシーズンゲーム観戦へと東京ドームへ参りました。
『ヤンキーズ』“200億円軍団”の華麗なるプレーは、この日4番・中堅で先発した松井“ゴジラ”の、二回初打席に放った豪快な144mアーチから始まり、続くポサダの3ラン、そして5回にはミスターヤンキーズこと“プリンス”ジーターがバックスクリーン右への特大ソロを披露して、世界最強“83億打線”は全開のままに観衆を魅了し、さらには大リーガーたちが演ずる、カクテル光線に映える鋭い打球や懸命にプレーする姿に、心を打たれた観客自らのウェーブも発生し、5万5千の観衆は、興奮の坩堝と化した“春の宴”でした。
そんな大リーガーたちの中で秀でた才能に火がつき、凱旋アーチに吠え、一段と成長した“ゴジラ”松井一色の東京ドームでしたが、その松井選手と親しく、昨年ヤンキーズ移籍後1年の軌跡を捉え、その活躍ぶりを自ら取材し、NHKスペシャルにて「松井秀喜 ベースボールの神様に抱かれて」“伊集院 静がたどる心の軌跡”(03' 11.23) として番組で放送した、“スポーツ通”の伊集院 静の“野球”を題材の新刊『ぼくのボールが君に届けば』を、この季節の一冊としてお勧め致します。
この『ぼくのボールが君に届けば』は、自身が野球少年だった経験を元に、人との出逢いの中で学んだ、暖かく仄々とした温もりや、移り行く季節の情景を“野球”を通して細やかに描き、感動の二文字で“人生”を語ってくれます。
“少年は青空を抱いてほしかった。彼女はその人に見つめて生きていたかった。大切な人に届けたい9つの短編集”伊集院 静の『ぼくのボールが君に届けば』を、どうか“別れと出逢い”の桜散る晩春の一冊として、お手元に置いて下さることとお願い致します。
それでは、北沢川緑道の380本の”桜アーチ”は、そろそろ満開のときを迎えます。きっと花びら舞い散る前に、またお逢い出来ますこととお待ち致してております。
♪伊集院 静『ぼくのボールが君に届けば』 (講談社刊)
 http://www.ijuin-shizuka.com/news
 

♪『北沢川緑道』 桜アーチ
♪『韓てら』玄関前
 

♪『韓てら』 世田谷区代沢3-12-26 tel 03-3421-1788
 
♪『巨人vs ヤンキーズ』 MLB開幕戦シリーズ 28,March,04 at 東京ドーム