No18
キリンシスターズ グルメリン No.1‥『由美・節分祭り』♪ 『越後・叶家』銀座別館♪ 『シャトー・.ピション1965』♪ レニングラード国立バレエ♪ 『Kentauros』2月のCocktail♪
 
暦は如月となりました。
三日はいよいよ春と冬の“節”の分かれ目『節分』を迎えますが、この週末は如何お
過ごしでしたか?
さて、この『節分』ですが、事の起こりは、文武天皇七〇六年疫病に多数の死者が出たため、中国の故事により“追儺の儀式”を取り入れ除災招福を念じたのが始まりだそうです。
その時代の宮中では、舎人(となり)達の扮した赤鬼青鬼を追い込み、殿上人が悪鬼・厄神を桃の弓、葦の矢で射立て追い払う“追儺(ついな)”の行事が行われ、三日の『節分』を“年越”と呼び、四日を“立春正月”と呼んだそうです。
旧暦ではこの“立春”が新年の始まりとされ、『節分』は毎年大晦日に行われる“豆撒き行事”と“追儺鬼追い”とを習合させて、やがて後世、神社、寺院、などの上流階級の間に広がり、それが今日に伝わったとされています。
そして『節分』に“年の数だけ豆を食べると一年を元気に無病息災で過ごせる”と云う謂れも、“豆の霊力を借りて体内の邪気を祓い清める”っと云う意味が籠められているそうです。
さらには、京都では、長い冬が終わりを告げ、草花が芽吹く春を迎えるにあたり、門口に、“柊と鰯の頭を挿して擱く”のも、悪鬼除けになると、今でもその風習が残っているようですが、『由美』では、そんな『節分』には節分らしく、豆撒きをして、除災招福を願う『節分祭り』を催します。
きっと「鬼は外 福は内」と『由美』の“お多福”たちが豆撒く『節分祭り』へと、越しいただけますこととお待ち申し上げております。
 
 
♪ 『けんたうろす』 2月のCocktail “Happy Valentin's day”& 『節分祭』ご案内
 
♪ “サム・フランシス”の絵の前で
 
 
♪ 『越後・叶家』 銀座別館
 
 
♪キリンズ at 『越後・叶家』 ♪ 中央区銀座7-16-21 雲ビルB1 tel 3541-5530
 
♪“シャトー・ピション・ラランド1965 & 祐キリン
 
♪ at 東京文化会館
♪“レニングラード国立バレエ” 『ジゼル』 の衣装  31,Jan,2004




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2‥『由美』立春の装い♪ 祝 『シンフウ(Xing-Fu)』謝 敏基社長♪ 『越後・叶家』銀座店♪ 麒麟山『紫峰』♪
 
春立ちし 明るさの声発すべし ―細見綾子
“東風解凍”はるかぜ凍りを解く、“黄鶯目見”鶯鳴く、“魚上氷”魚氷に上がる立春を迎えました。
キリンズは立春前夜の“節分”に、春色に染まり、艶やかに彩られた和装にて過ぎ行く冬に別れを告げつつ、華やかに“春”の訪れを祝いました。
如月は暦の上では“春”とは云うものの、まだ寒さが残り、その寒さゆえに“更に衣を重ねる”ため、この如月を「衣更着」という説もあり、または「草木張月」(くさはりづき)の意味で“草木の芽が張り出す月”から如月と呼ばれたそうです。
さらに如月は「梅見月」とも呼ばれ、各地の『梅まつり』が開催される頃となりました。
キリンズ近郊の梅が丘では、『せたがや梅まつり』が、この2月7日より始まり(29日迄)一本の梅の木から“白”と”紅”の花が咲く「思いのまま」や、花の香りも実も美しい「花香実(はなかみ)」、“薄紅色”の「見驚(けんきょう)」など、紅梅170・白梅530本の700本の梅が、春の声とともに一斉に咲き誇ろうと、やがて迎える爛漫の様を夢見心待ちにしているようです。
他には―『水戸梅まつり』(2月20日〜3月31日)偕楽園。紅梅85本 白梅195本。
『小田原梅まつり』(2月1日〜29日)曽我梅林 35000本。 小田原城址公園 260本。
 辻村植物園 560本。渓流の梅林 280本。 『湯島天神』(2月8日〜3月8日)9割が白梅 300本。
春されば まつ咲くやどの梅の花 独り見つつや 春日暮らさむ ―山上憶良
キリンズはこの週末はこんな想いで、早咲きの梅を眺めつつ梅見酒でも授かりたいと思っております。
 
 
♪ 一同和服にて着飾った 立春 & 節分 at 『由美』 2,3,4 Feb,2004
 
♪ 祝 『シンフウ(Xing-Fu)』
謝 敏基社長
♪ 中央区銀座6-9-9 かねまつビル6F tel 03-3289-4245
http://www.mainichi.co.jp/info/shop/xing.htm
 
♪麒麟山『紫峰』
♪ 『越後・叶家』 銀座店 中央区銀座7-15-5 共同ビルB1 tel 03-3542-8607
 
♪ 『越後・叶家』 銀座店  “旨い酒”と“旨い肴”の数々
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3
『由美Valentin's party』♪ 森田芳光監督『ブルーリボン監督賞』授賞式♪ 『韓てら』祝4周年♪ 『モネ、ルノアールと印象派展』♪

 
 真実は光の中にあった ―『モネ、ルノアールと印象派展』より
キリンズは“北方領土の日”の七日に、19世紀に仏蘭西で生まれた印象派の巨匠『モネ、ルノアールと印象派展』へと行って参りました。(Bunkamura ザ・ミュージアム 2月7日〜5月9日まで 03-5777-8600)
 

『モネ』をはじめ『シスレー』ら印象派の画家たちは、それまでのアトリエでの絵画制作から、キャンバスを野外に持ち出し、自然の“光”のもとで描くようになり、その“光”の印象から、様々な技法を生み出し、水や空と戯れる“光の色”から、最も“明るい光”を創り出しました。
空気は透明なのに、空はどうして青く見えるのだろう。水は透明なのに、川はどうして青く見えるのだろう。
太陽の“光”は、“赤”“橙”“黄”“緑”“青”“藍”“紫”と七つの色から出来ていて、昼間に空や海が青く見えるのは、太陽に含まれてる“青い色の光”が、空気や水の中で一番散り張りやすい性質を持っているからで、その太陽の動きによって、色も変わり、夕方には空が赤く見えるときもある ―「モネの色」より
一方『ルノアール』は、この『モネ』の“明るい色”に触発され、透明感溢れる色彩により人物表現を追求し、瑞々しく生命感が躍動する人間描写に到達し、“薔薇色の頬”や“暖かく弾力をもった肌の色”を、細かい筆使いで、流れるように絵の具を重ね、キャンバスの上で、いろいろな色を生み出しました。 ―「ルノアールの色」より
この展覧会は、従来の漠然とした印象派観を整理して、「風景画」と「人物画」という二つの流れを明確に構成し、自然を描くは『シスレー』『ピサロ』『スーラ』『シニャック』。人物を描くは『ロートレック』『ボナール』『ヴュイヤール』ら約80点を紹介します。
遥か大西洋の海を越えて、西洋の地から生まれた“幻想的な色彩の印象派の名画”の数々を、この機会に是非ご覧になられてはいかがですか?

 
ところでそれに先立つ満月の六日にキリンズは、『由美』を長年に亘りご贔屓下さる森田芳光監督が、この度『阿修羅のごとく』にて、『ブルーリボン賞 監督賞』を受賞され、その授賞式へと伺える機会に恵まれました。
この『ブルーリボン賞』は、第46回目を迎え、日本映画界の“最高峰”と云うべき由緒ある歴史の映画賞ですが、そんな中で、『家族ゲーム』以来20年ぶり“二度目の受賞”と云う名誉にも、やや照れながら、監督自身は「毎年、この賞の候補に上がるような作品を創りたい」と、謙虚に受賞のコメントをなさり、その晴れ晴れしい舞台の上で、いつまでも青年の面影を漂わせたまま、爽やかにそして素直に悦びを表現されておりました。
 
 
♪ キリンズ 『梅』の装い 
at 『由美 PLATINUM LOUNGE』
 
♪ 『ブルーリボン賞』 授賞式 森田芳光監督とキリンズ  6,Feb,2004 at イイノホール
 
♪ 祝4周年『韓てら』 高木 徹店長と
♪ 『韓てら』 世田谷区代沢3-12-26 tel 03-3421-1788 pm17:00〜24:00 月休
 
♪『モネ、ルノアール印象派展』 
Bunkamura ザ・ミュージアム 渋谷東急本店横 2月7日〜5月9日まで tel 777-8600
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4‥『由美 Valentin's party』♪ 麒麟山『ぽたりぽたり』♪ 串揚げに合う『白水』♪ 旬の味わい『きわ半』♪ 『文学界』三月号♪
 
 梅の花 今盛りなり 思ふどち かざしにしてな 今盛りなり ―葛井大夫
華美に色づき甘い香りを放つ梅の花に見とれつつ『バレンタインデー』がやって来ました。
さて、そもそも『バレンタインデー』はどうして日本に広まり流行となったのかをご存知ですか?
私たちの世代での学生時代の記憶の底には、始まりは昭和40年代後半が最初の記憶にあり、その後“大人の世界”の銀座に於いても毎年恒例の行事となったように思います。
この『バレンタイン』の由来は、遥か西洋の地が発祥の源で、西暦3世紀のローマにおいて当時の皇帝クラウディウス二世(在位268-270)が、強い軍隊を作るために兵士の結婚を禁じたため、キリスト教司祭のバレンティノが、無断で兵士の結婚式を執り行い、“愛する者同士の味方”となり、その後この行為を咎められ処刑されてしまったバレンティノを偲んだ日が始まりだそうです。
さらには、その当時ローマではキリスト教は迫害されており、そんな中バレンティノは獄中でも恐れずに、神の愛を語り、ある看守の“目の見えない娘”を、その“祈り”の奇跡により救い、そこから「結婚が禁止されている恋人たちを結婚させ」さらには「愛の力で目を治す」“恋人たちの守護神”とされたようです。
その後中世欧羅巴で、聖バレンタインは“愛の守護神”と見なされるようになり、14世紀頃からこの日に恋人たちが贈り物やカードを交換するとか、その日に最初に出逢った異性を「バレンタインの男性」「バレンタインの女性」と、一年間呼び合う風習などが出来て、やがて第一次大戦後の亜米利加で、急速に“恋人たちの日”として普及したそうです。
日本でもモロゾフやメリーなどが、欧羅巴に於いての『バレンタイン』の話を聞きつけ「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」として広告し、次第に昭和50年前後から広まり始めたようです。
http://www.bfortune.net/calen/valen/valen.htm
そんな由来の『バレンタイン』ですが、最近の傾向としては “愛は過酷?楽しんじゃえ!”と“男性に愛を伝える特別の日”のはずが、ペットブームの影響から「犬用」チョコ風味の菓子や、女性同士が“友人への感謝を込めてプレゼント”する向きも増え、以前流行った「義理」も「自分用」に買い、今や『バレンタインデー』は“愛を告白する神聖な日”ではなくなり、若い女性向けのイベントに変わりつつあるようです。(産経新聞 2月11日より)
でもそんな最近の風潮にも以前と変わりなく、『由美』では華やかに『由美Valentin's party』を開きます。きっと昔ながらの昭和の頃の『バレンタイン』の風情を、ご一緒に愉しんでいただけますこととご来店を心よりお待ち致しております。
 
♪『由美Valentine's party』 ご案内 2月12日・13日
 

♪ キリンズお勧め 麒麟山酒造 『きりんざん“ぽたりぽたり”』 
http://www.kirinzan.co.jp/home/
 
♪ 『文学界』三月号(文藝春秋)
第二十回 “織田作之助賞”佳作入選 上原 徹 「佳代子と生きる」
 
♪ 『串一・和蘭屋』 & メルシャン米焼酎 『白水』
中央区銀座7-7-16  西五番館ビル2F  tel 03-3574-1724
 
♪『きわ半』 中央区銀座6-9-13  第1ポールスタービル2F tel 03-5568-5707




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5 
吉川晃司 『20周年記念ライブ』 at 武道館♪ 『せたがや梅まつり』 at 梅が丘♪ 『BAR CAROLA』♪
 

声をかければ 街が身を引く 理解されずに 逆らう誤解 
リズムが狂い 空が曇る ツキがすべてさ 逃げただけさ
いたわる嘘も きれいなkissも いらないのさ 
こんな夜は求めるものが 多過ぎたのか 時間を急ぎすぎたのか この胸
Innocent Sky Innocent Sky 遠くに置き忘れた夢
Innocent Sky Innocent Sky 優しさで曇らせないでくれ ―「INNOCENT SKY」より

バレンタインデーの宵にキリンズは、『吉川晃司』のデビュー20周年記念ライブ「PRELUDE」へ武道館へと行って参りました。
この夜、黄金のスーツ姿で颯爽と登場した『吉川晃司』は、そのダンディぶりによりいっそう磨きがかかり、この“デビュー20周年”ライブの武道館は、“思い出のアルバムの紐解き”との言葉どおりに、“普段はやらねえ”懐かしい曲のメドレーから始まり、「モニカ」「LA VIE EN ROSE」などを熱唱し、自身の身長より高い位置の“得意のシンバルキック”などを鮮やかに決め、1万人のファンを魅了致しました。
さらにはKikkawaの“Ж”文字の形をした純白に浮かび上がる舞台の上を、端から端へと駆け回り、全身のエネルギーを籠め、エネルギッシュに3時間余り27曲を歌い踊りまくり、自身は“サメのように泳ぐのをやめたら死んじゃうつもりで生きていく”と誓ったうえ、“裸になって冷汗をかくような場所に、いつも自分を置いておきたい”と「吉川流」の“生き様”と“人生哲学”を、健在のままに熱い想いで語っておりました。

そんな中、冒頭の詩「INNOCENT SKY」を唄うにあたっては、これまでの20年を振り返り“若い頃は背伸びをして唄っていた歌”で、今になってようやく“自分の思いを籠めて唄える歌”と、どうしても唄いたい一曲との感情を顕わに、心からの想いを訴えるかのように絶唱し、その感動に心を打たれました。そして『吉川晃司』自身の、それまでのパワフルに躍動する肉声は、洗練された大人の歌声へと変わり、身を震わせるように唄う姿は、よりいっそうの色気と輝きを放ち、新たに成熟した魅力に圧倒され、魅入られました。
今後はこの20周年を機に、「燃やせるものは全部燃やして、バカさ加減を大いに発揮して40周年を迎えたい」と、飾らぬ心と熱い想いで、“サムライ美学”そのままの『吉川晃司』でしたが、いつまでも変わらぬカッコ良さで、常に新しい事への挑戦をし続け、“少年の心”を大切に保つ真摯な姿を、これからもどうか応援していただきたく存じます。http://www.kikkawa.com/そんな『吉川晃司』の20周年の節目の素晴らしい宵を堪能し、その“若さ漲る元気”をいただいたキリンズですが、暦ではまもなく廿十四節気の“雨水”を迎えます。氷雪が解けて“雨水”が温み、草木の芽生えが生じる気節ですが、今宵もきっとお逢いできますこととお待ち致しております。
 
♪ “バレンタイン・パーティ” 13,Feb,2004
at 『由美PLATINUM』
♪吉川晃司 『KATANA FISH』 徳間ジャパンコミュ二ケーションズ
http://www.kikkawa.com/
♪キリンズ at 武道館 14,Feb,2004
 
♪『せたがや梅まつり』 at 羽根木公園
 
♪キリンズ at 『BAR CAROLA』
♪『BAR COROLA』 世田谷区代沢4-27-9 パディー・ドゥ・ビル1F tel 5430-7770




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.6‥韓国で1000万人大ヒット『実美島』♪ 『源 吉兆庵』銀座店“松涛”♪ 春野菜のイタリアン『TANTO TANTO』銀座店♪
 
朝鮮戦争、冷戦・・・
韓国で史上最高観客動員記録を塗り変えた1000万人大ヒット映画、『実美島』がいよいよ本年10月に日本公開が決まりました。http://cinemaservice.com
キリンズ懇意の『康祐碩』監督描く、この『実美島(シルミド)』は、昨年末のキリンズのNo.121と、由美HP www.yumi-ito.com の「essay」No.16の中「グルメリンNo.6」にて、既にご紹介させていただいておりますが、実話に基づいた“南北の悲劇”を背 景にした『実美島』が、韓国にて空前の大ヒットとなり、韓国映画史上最高の観客動員記録1000万人を突破し、人口4700万人の韓国国民の、実に“三人に一人”が見たと云う国民的人気を博した様です。(十五歳以上観覧可指定)
この『実美島』の爆発的大ヒットの要因の一つにあげられるのは、71年に起きた実際の「実美島事件」を、歴代政権が今だに全容を公表せず、“歴史の暗部”として長い間封印されてきたものを、ようやく三十三年の時を経て、初めて映画化されたことによるようです。さらには事件の真相が、今なお明らかにされていないため、“映画”と“事実”との区別が難しく、事実をめぐり韓国国内では、話題騒然となり論争の種となっているそうです。
そしてこの『実美島』は、北朝鮮の金日成暗殺計画の為、囚人の特殊部隊として仁川沖の無人島『実美島』に集められ養成された31人を主人公に描き、3年にも及ぶ過酷で地獄のような訓練の後に、決死の覚悟をもって挑んだ、任務遂行の夜に、まさに運
命を左右する南北対話開始が始まったため、計画が中止となったその後に、無残にも政府に見捨てられ抹殺された部隊の悲劇を、迫力ある映像と、愛国心溢れる男気をもって、ドラマチックに『康祐碩』が描きました。
どうか、この歴史的ミステリー・韓国映画界のパワーの一人『康祐碩』監督描く、感動の『実美島』を是非日本公開の際には、ご覧いただけますようよろしくお願い致します。(2月11日TV朝日“ニュース・ステーション”2月19日産経新聞 朝刊 他より)
 
♪ 『実美島(SHILMIDO)』
♪ 『源 吉兆庵』 銀座店 中央区銀座8-9-17 tel 03-3569-2360
http://www.kitchoan.co.jp/ 
 
♪『源 吉兆庵』 銀座店  3F 「松涛」 コース料理“薄氷” 6000円より
♪『源 吉兆庵』 銀座店 4F 「松涛」 個室
♪『源 吉兆庵』 銀座店
 
♪『TNATO TANTO elegante』 中央区銀座5-8-17 ワールド・タウンビル3F
tel 03-5537-1312
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7
幻の作曲家『大沢寿人』♪ お洒落なシャツ 『Angelisme』銀座店open♪ 旬の食材と新鮮な海の幸 『六本木 なぶら』♪
 
神戸出身“幻の作曲家” 大沢寿人 ―世紀越え絶賛 世界再デビュー
戦前に欧米で活躍しながら46歳の若さで他界。没後“幻の存在”になっていた神戸出身の作曲家『大沢寿人』(1907-53)の生誕百周年が三年後に迫る中、代表作「ピアノ協奏曲三番」の楽譜が近く出版される他、世界規模でのCD発売も迫り“音楽史の空白を埋める”動きが加速しています。(2月6日 神戸新聞 ニュース&ニュースより)
この“幻の作曲家”『大沢寿人』は、キリンズ旧知の大沢壽文氏(アド電通大阪社長)のお父上で、神戸生まれ。関西学院卒業後、留学先のボストンやパリで、自作の交響曲や協奏曲などを発表し、その後は全ヨーロッパにラジオで放送されるなど脚光を浴
びました。さらに帰国後はシンフォニック・ポップスともいえる新分野を開拓し、映画音楽やミュージカルなど幅広く作品を残しましたが、惜しくも46歳の若さで他界。そのうえ作風が時代を先取りし過ぎ、当時のレベルでは演奏困難だったことから十分な評価を得
られなかったようでした。
でもようやく“音楽史の空白を埋める”再評価の兆しがみえ、そのきっかけは香港の国際的レコード会社「ナクソス」が、日本人作曲家の管弦楽作品をCD化する計画を進めていた2000年、神戸新聞の取材に於いて、西宮市内の遺族宅で、保存されていた楽譜が発見されたことが始まりだそうです。
その後NHK・BS2「芸術劇場」“フォーカス・イン”にて“日本人作曲家を見つめる”特集で、故芥川也寸志の遺志を継ぐ、「オーケストラ・ニッポニカ」の演奏会が放送され、その栄えある第1回目に選ばれたのは、『大沢寿人』の代表作「ピアノ協奏曲三番」で、実に初演の1938年以来、65年ぶりの演奏でした。
「オーケストラ・ニッポニカ」のこの演奏会は、『大沢寿人』の没後五十年の2003年に、紀尾井町ホールにて行われたもので、その後ライブCDになり、SP時代も含め、大沢作品の史上初のディスク化も実現しました。
そしてその作風は高度な演奏技術を要し、楽器の機能を最大限に引き出させた迫力ある響きに加え、さらにはジャズの要素を取り入れた斬新な音色で、当時の流行を遥かに飛び越え、次世代へと向かった最先端の音楽で、同楽団のメンバーらは、「戦前の作品とは、思えない」と絶賛しておりました。
どうか『大沢寿人』の“二十世紀を代表する屈指の大作曲家・ショスタコービチ風の重厚で、深い情感を持つ作品”(音楽評論家 片山杜秀氏より)を、是非お聴きいただけますこととよろしくお願い致します。尚、この5月には、「ピアノ協奏曲三番」と「交響曲三番」を組み合わせたCDが、日本や欧米など、世界五十三カ国で発売される予定で、このCDの登場によって“幻”から“現実”への“世界再デビュー”となる模様です。
 
♪“幻の作曲家”『大沢寿人』 神戸新聞 www.kobe-np.co.jp/
 
♪洒落たデザインのシャツ店 Men's & Ladies' 『Angelisme』 銀座店 open
 
♪『Angelisme』 中央区銀座5-7-10 ニューメルサ1F 
tel・fax 03-5568-0574
 
♪『なぶら』 港区六本木4-8-7 六本木嶋田ビルB1F
tel 03-5411-3333
 
♪『なぶら』 入り口 & カウンター & 奥の大小“個室”
 
洗練された“和”の妙味 『なぶら』 
 




















キリンシスターズ グルメリンNo.8‥ 『由美雛祭り』♪ 『茶の湯事件簿』火坂雅志♪ 『源 吉兆庵』“松涛”♪ 美と味との調和『小十』♪
 
梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋しき 春来たるらし ―小令史田肥人
土が潤い起こり 霞始めて棚引き 草木が萌え動く“雨水”も末候となりましたがいかがお過ごしですか?
立春を過ぎての寒さを“余寒”と云うそうですが、先週末の早春の兆し“春の嵐”のあとは、手厳しい今週の“余寒”に、春の“予感”も一蹴されてしまいましたが、寒気と暖気の入り混ざったこの時期は、一瞬の春の“予感”も、その油断が招く、風邪に見舞われて仕舞いそうで、日々変わる寒暖に杞憂しているこの頃です。
 
ところでそんな四季折々の風雅を憂い、季節の草花を愛で、日本の美の総合芸術と呼ぶに値する“茶の湯”を、造詣深く嗜む、気鋭の歴史小説家『火坂雅志』が、新たな視点で描いた傑作『茶の湯事件簿』が発売されました。
『茶の湯事件簿』は月刊誌「なごみ」に連載された「わび茶の求道者・千利休」に書き下ろした様々な“事件簿”を纏めたもので、その中で、これまでの神格化された歴史上の“茶人”たちと真剣に向き合い、筆者独自の観点から、人間としての生の姿に真っ向から斬り込み、それぞれの美学を浮き上がらせながら、個性豊かに描きました。
「覇王信長の名物狩り」「松永弾正と平蜘蛛の釜」「下克上の茶人・今井宗久」「天涯一人の茶人・荒木道薫」「太閤秀吉と北野大茶会」「博多の梟商・島井宗室」「徳川家康と黄金の茶道具」「人生の達人・千宗旦」「埋木の茶の湯・井伊直弼」など、“おのが美学を貫き通すために、ときには権力者に抗い、死を賭して戦った”“清冽なダンディズム”“ひとつの茶道具が国を動かした時代”『茶の湯事件簿』(淡交社)を、きっとこの早春の一冊としてご一読いただけますこととよろしくお願い致します。
 
♪ 『由美・雛祭り』 ご案内
 
♪ 火坂雅志 『茶の湯事件簿』 (淡交社)
 
♪ 『源 吉兆庵』 銀座店 “松涛”中央区銀座8-9-17 tel 03-3569-2360
♪ 『源 吉兆庵』 4F “松涛” ふぐコース25000円〜
 
♪ 西岡小十の器の店 “美と味との調和”『小十』
中央区銀座8-5-25 第2三有ビル1F tel 03-6125-9544 am1:00 迄