No14
キリンシスターズ グルメリン No.1 
『メニコン・スーパーコンサート』 フィンランド・ラハティ交響楽団♪ 10月のCocktail ♪

秋深まりゆく長月の終わりにキリンズは、“シベリウスを聴く喜び、ここに極まれり” と評された『フィンランド・ラハティ交響楽団』 の荘厳な演奏を、『メニコン・スー パーコンサート』 と題する“宴”にて、出合える機会に恵まれました。(9月29日  サントリーホールにて)
『メニコン・スーパーコンサート』は、“耳で聴き、目で楽しむ素晴らしい音楽ステージ”との名のとおり“クラシック音楽の究極の美を追求し、重厚感溢れる伝統的なプ ログラム”で、聴く人の心を打ち、感動に身を震わせるほどに魅了させてくれました。
とくに今回の 『フィンランド・ラハティ交響楽団』 は、ホールの神聖な空間の中で、 “弦”の透明な音色がまるで耳を通り抜けるような感覚に痺れさし、遥か北欧のオーロラの様な幻想に包まれた、気高いピアニシモに心を奪われました。
そのピアニシモが全身に透通する「シベリウス」プログラムでは、「ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47」にて、デイヴィット・ギャレット奏でるヴァイオリンが、絶品に値するほどで華麗な音色が、凛とした静寂の中、透き通るほどの上品さをもって響き渡りました。
そんな芸術の秋に相応しい感動の夕べを愉しみ、いよいよ神無月を迎えました。
夕月夜 心ものしに 白露の 置くこの庭に こほろぎ鳴くも  ―湯原王
今宵もこんな秋の風情に思いを馳せ、きっとお逢いできますこととお待ち致しております。
 


♪ 『けんたうろす』 10月のCocktail 
“神無月03'”

Bourbon,  Cynar, 
Ginger wine, Lemon juice
 
♪『デイヴィット・ギャレット』
♪ 『メニコン・スーパーコンサート』 at サントリーホール(29, Sep, 03)
♪ キリンズ新メンバー 
斉藤真美(まなみ)さん。
♪ 『東京カレンダー』11月号に、
キリンズお気に入りの 『小十』 (銀座8丁目) が載りました。




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2
百名山の十一 『八ヶ岳連峰の最高峰・赤岳2899m』登山♪ 装い新たに・・『原だ』新装開1店♪
秋の彩りが仄かに色付いて来たこの週末にキリンズは、八ヶ岳連峰の最高峰『赤岳』2899m 登山へと行って参りました。
『八ヶ岳』 は、山全体が火山であり“フォッサマグナ”、つまり本州を東西に二分する大震源地帯の中心に出来た“複合火山”だそうです。火山活動は約130万年前に始まり、活動が活発だった頃は4000m級の山々だったそうで、そんな高さを証明するような逸話 「野辺山伝説」には、“その昔、富士山と八ヶ岳が高さを競った”と描かれており、その時“山の神様が長い樋を渡し、水を流したところ富士山へと流れた”そうです
『八ヶ岳』 は富士山とともに、遥か太古の昔は気高く聳え立つ“両雄”だったようです。
でも“そこで怒りに満ちた富士山が、樋を振り上げて八ヶ岳の頭を八つに割ってしまい、主峰の『赤岳』は怒りの「赤」に燃えて、その赤い顔からの名”だそうです。
キリンズ登頂ルートは、茅野市側からの“美濃戸山荘”登山口から入山し、“行者小屋”を経て、文三郎道経由で山頂を目指す、直登・最短コースで、先ず美濃戸川南沢から、暗い樹林道を抜け、緩やかな登山道を歩き、正面に横岳を望み、約二時間で“行者小屋”まで行きました。
そこから本格的な登山道“文三郎道”を行き、急斜面の先は、鎖と階段の連続で、急激に登ること1時間弱で、中岳と赤岳の分岐に到達し、右には阿弥陀岳、左は赤岳南稜が間近に見え、急坂を登り権現岳方面の分岐を、一気に赤岳頂上を目指し、岩場・鎖場と格闘の末、やっとの思いで頂上三角点 2899m に辿り着きました。(美濃戸口1690mより標高差1209mを、2899m山頂までの直登・最短コースは、登り4時間弱、降り2時間40分の往復6時間40分)
『赤岳』 山頂よりの展望は、北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山々を指呼の間に見渡せ、日本アルプスの展望台のごとく、日本一の富士山までも視界に納めることが出来、澄んだ秋晴れの空に、見事なパノラマを楽しめました。
そんな 『赤岳』 はシラビソ・オオシラビソ・コメツガ針葉樹林地帯や、その林床に咲く、オサバグサ・ゴゼンタチバナ・マイヅルソウなどの群落が多く観られ、森林限界は2400mで、もうすでに稜線の草紅葉が始まっておりました。そして最も絢爛豪華に冴え渡る“最後の彩り”の紅葉が、そろそろ降りてくる季節で、色鮮やかな“お花畑”こそ拝めなかったものの、冬将軍の渡来までの“僅かな秋”を満喫出来ました。
では、そんな一足早い紅葉を瞼に覚え、自然と親しんだキリンズですが、富士山も6日には雪化粧に覆われ、いよいよ秋本番です。きっと秋が深まる前に、お目にかかれますことと楽しみにしております。
♪ 『赤岳』 山頂手前 & 最後の岩場・鎖場 & 『赤岳』 頂上2899m
♪ 『原だ』 ( 銀座6丁目 tel 3575-4007 )  ご主人の原田泰明氏
♪ 『原だ』 は、10月2日より装い新たに、新装開店致しております。
 




















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3
森田芳光監督 『阿修羅のごとく』♪ 『シャガール』♪ 『Happy birthday to Mayu』♪

森田芳光が描く ときに優しく ときに辛らつな “四つの愛の形”
向田邦子の描く「愛」
そして今を生きるすべての女性へ贈る “四つの愛”の物語
キリンズは十三夜の八日に、森田芳光監督が故向田邦子の代表作に挑んだ映画 『阿修羅のごとく』 の完成披露試写会へと、東京フォーラムへと行って参りました。(11月8日より全国ロードショー)
“女は、まさに「阿修羅」な生き物” 『阿修羅のごとく』 では、大竹しのぶ(『黒い家』)黒木瞳(『失楽園』)深津絵里(『ハル』)の豪華な“森田組女優人”に、新たに深田恭子を加え、まさに森田組ならではの最も存在感のある“四姉妹”が実現し、この豪華な女優人が、時には美しく 時には恐ろしい顔を覗かせ「阿修羅な生き物」を個性的に演じておりました。
森田監督は自身の舞台挨拶で、「野球でいえば、一番から九番までスターが揃ったドリームチームを監督できた」と満足げに挨拶なさり、さらには8月のモントリオール映画祭・コンペ部門での高い評価から「すごい手応えがあった。日本でも喜んでもらえる確信している」と監督自身の強く熱い思いを語り、映画の素晴らしさへと惹き込みました。
その『阿修羅のごとく』 は、昭和54年頃の一見平和に見える「家族」が、そこで繰り広げられる日常の様々な事件から、ちょっとした女たちの諍いが始まり、相手の幸せを喜びながらも、妬み、僻み、罵り合う・・・
そんな“四姉妹”の「愛」とその裏に隠れた密かな「性」を、4つの目線から様々に描き、女性に潜む「阿修羅」な部分をショッキングな台詞まわしで表現し、“四姉妹”の赤裸々な愛憎劇を描き、さらには永遠なる女性の「性」にまつわる「愛」をテーマに、そんな女性たちを艶かしくも愛らしく、美しい森田ワールドで見事に活写しておりました。
『阿修羅のごとく』 は、決して理想的でない、昭和の時代の普通の「家族」の姿を改めて考えさせられ、「笑い」と「感動」が心を打ち、日本映画を代表するに値する作品です。
そして昭和の懐かしい家族愛を思い浮かべ、優しさと暖かさに、ほっとする・・
そんな忘れかけていた安堵を心に浸透させ、森田ワールド独自の丁寧な映像が、黄昏の昭和を再現し、美しい四季へのこだわり溢れる傑作です。どうかこの晩秋に相応しい感動の一作として、きっとこの『阿修羅のごとく』をご覧いただけますこととよろしくお願い致します。
尚、この作品は第16回東京国際映画祭(11月1日より11月16日まで)のオープングにて上演されます。
では、寒露を向かえ、朝晩のひとり寝が、もの哀しく肌寒く感じられる頃となりましたが、迎えます来週14日からの“由美誕生日&秋祭り”にも、きっとお越しいただけますことと、ご来店心よりお待ち申し上げております。そしてこの秋の“色彩”に触れ、“匂”いを堪能できますような、よき三連休をお過ごし下さいませ。
♪ 『由美誕生日&秋祭り』 ご案内 
♪ 『由美・秋祭り』 
 
♪ 『阿修羅のごとく』  at 東京フォーラム 8,Oct,03
*11月8日(土)より全国東宝洋画系ロードショー
♪ 『シャガール』 (銀座8丁目)
♪ Happy birthday to Mayu.
6,Oct,03




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4
10月15日は 『由美誕生日』♪ 百名山の十二 『大菩薩嶺』 2057m登山♪ 
秋の味覚のフルコース 『そうかわ』♪
Happy Mondayの13日にキリンズは、新羅三郎義光(甲斐源氏の祖で源義家の弟)が、奥州遠征の折に「北斗妙見伝」を唱えたとされる『大菩薩嶺』登山に行きました。
『大菩薩嶺』 の三角点が置かれ頂上とされる『嶺』 は、もともと“峠”を意味し、その道は明治時代までは甲州裏街道と呼ばれた旧青梅街道で、塩山と丹波山を結ぶ道で、今も残されています。
そんな歴史を辿りながら峠歩きの出来る 『大菩薩嶺』は、辺り一面に紅葉の“紅”が美しく映え渡り、黄葉に染まる“唐松尾根”からの展望も素晴らしく、裏街道としての歴史を刻んだ峠道を堪能致出来ました。
キリンズ登頂ルートは、その“唐松尾根”を登る直登・最短コースで、先ず上日川峠の「ロッジ長兵衛」より、北東へ続く登山道へ進み、緩やかな笹ヤブの中をミズナラやブナなどの天然林を抜け、15分あまりで「福ちゃん荘」に着きました。
そこからは左に“唐松尾根”の道を“雷岩”の展望まで、色鮮やかな“紅葉絨毯”を踏み、さらには 「大菩薩湖」 の美しい“水色”が、絢爛豪華な色合いに、澄んで浮かび上がる景観を背に、一気に50分あまりで 『大菩薩嶺』 へと到達致しました。(上日川峠1590mの登山道より、大菩薩嶺 2057mまで、標高差467m。登り1時間余り、降り50分の往復2時間)
『大菩薩嶺』 山頂は林に囲まれ、思わず中里介山の「大菩薩峠」の一説より“静けき山 清き河”を思い浮かべるような深山の静寂に包まれておりました。
そんな濃い青空にくきりとした稜線の紅葉が写し出され、秋山気分を満喫したキリンズですが、この15日には 『由美誕生日』 を迎えます。きっと14日(月)より17日(金)までの 『由美誕生会&秋祭り』 に、お越しいただけますことと、ご来店心よりお待ち申し上げております。
 
♪『大菩薩嶺』 山頂2057m

♪ 秋の味覚のフルコース  『そうかわ』(銀座ナイン地下1階 
tel 03-3571-6944)





















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5 
お陰様で華やかに迎えられた 『My birthday』♪ 装い新たに・・・『ふぐ福治』 ♪

神無月の半ばの15日にキリンズは、美しい沢山の花々に囲まれ、絢爛豪華な雰囲気の中、生涯最良の至福の歓び 『Birthday』 を迎えました。
女性にとっては幾つになっても誕生日は嬉しいもので、数多くの方々から華々しく賑やかにお祝いしていただけ、本当に身に余る光栄かと心よりお礼申し上げます。

また一つ歳を重ね、時の流れの速さを、身にひしひしと感じながらも、これからもこの幸せなひとときを胸に刻み頑張ります。どうか健気に頑張りますキリンズを、末永くご贔屓にして下さいませ。

ところで神無月の由来をご存知ですか?その由来は、旧暦の十月に、国中の神々が出雲大社に集まり、縁結びの相談を為さるために、神々が留守になるという信仰に基づいたそうです。
そのお陰で?“縁結び”の神には、依然見放されたままのキリンズですが、せめてこの季節は映りゆく木々の彩りに、自身の熱い想いを籠め、実り多い秋を堪能したく思います。
『由美birthday&秋祭り』 は今宵までです。
きっと『由美』で鮮やかに燃ゆる“紅葉”を見にいらしていただけますこととご来店心よりお待ち申し上げております
 
♪ 『阿修羅のごとく』 森田芳光監督より。
♪伊集院 静先生よりの見事な“紅葉”
 
♪『ふぐ福治』 (銀座5丁目)tel 5148-2922
♪ 10月21日生まれ『さかもと未明』 &祐キリン




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.6
フジTV 『ノンフィクション』出演 10月26日(日) 8ch pm2:00〜3:00♪ 
『De qui』♪ 『Xing-fu』上海蟹♪ 『東京読売CC』♪
真っ赤に燃えるドウダンツツジの“紅”や、“朱赤”に染まったナナカマド、カラマツの“黄金”などが山々に輝き、一年のうちで最も美しい絶景“紅葉”に
出逢える季節となりました。本当に秋真っ盛りの山を想うだけで心が躍り、眩いばかりに映え渡る“紅葉”が目に浮かびます。
ところでその“もみじ”ですが、万葉の時代に詠まれる“もみじ”は「黄葉」と書かれ「紅葉」はごく僅かに過ぎず、奈良時代には“黄色”に色づく景観の方が
注目されていたようです。
そんな「黄葉」を春の花と比べて額田王が詠んだ歌は―
冬ごもり 春さり 来れば 鳴かざりし 花も咲けれど 山を茂み 入りても取らず
草深み 取り手も見ず  秋山の 木の葉を見ては 黄葉をば  取りてそしのふ
青きをば 置きてそ歎く  そこし恨し  秋山あれは
キリンズはそんな秋に相応しい“風雅”を堪能できる一週間を過ごせますよう今週も頑張ります。そして15日に新たな歳を重ね益々活躍致しますキリンズをよろしくお願い致します。
それから以前お知らせ致しましたフジTVの『ノンフィクション』が、いよいよ26日(日)に (pm2:00〜3:00)放映されます。 『ノンフィクション』は、その名のとおり、嘘偽りない“生”の三人の“銀座のママ”の姿をそれぞれに追い、その生き様や日常、そして生い立ちまでに遡り、今年5月より撮影し溜めていた映像を編集し、まさに『ノンフィクション』のごとく、華やかさの中に隠された実像が、赤裸裸に映し出される番組となった模様です。
“由美編”は、5月の沖縄でのダイビングや、7月の新しい個室『PLATINUM LOUNGE』のOPENの様子や、果ては両親まで取材し、由美の日常を追って、この半年の出来事を映し出す内容に仕上がりました。
どうか他のママ(ベルベ・高木久子ママとエルドラードを引退した遠藤さやかママ)の出演と合わせて、きっとご覧いただけますこととよろしくお願い申し上げます。
そして“銀座”が人生の全てで、その“銀座”に夢を抱き、誇り高く真摯に生きる“銀座の女”たちの人間模様に、少なからずの共感を覚え、感動いただけるものと確信し、きっとご意見・ご感想などいただけますこととよろしくお願い致します。
♪ 華美に賑わった 『由美誕生日』♪
♪ 『東京読売CC』 18番ホール前でのキリンズ 19, Oct, 03
♪ 『De qui』 (西麻布3丁目)
♪ 『Xing-fu』 (銀座6丁目) tel 3289-4245 
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7
『ノンフィクション』出演♪ 26日pm2:00~3:00 フジTV♪  
『百瀬智宏展』♪ 旬な味わい 『中国飯店』上海蟹♪
キリンシスターズNo.104でもお知らせ致しましたが、いよいよキリンズ出演の『ノン フィクション』が、この26日(日)pm2:00〜3:00 フジTVにて放送されます。
今回の『ノンフィクション』は“銀座で果敢に生きる三人のママ”をテーマに、それぞれの半年間の日常を追って、生活に肉薄し、虚飾の中に埋もれた真の姿を隠し立てすることなく、曝け出した迫力ある内容に仕上がった様子です。
「由美」編は学生時代に遡り“銀座道”を志したきっかけから始まり、22歳の春に初めて開いた「由美」から、果ては7月より新しく始めた「PLATINUM LOUNGE」のopenに至るまでの時の流れを、時間の経過とともに追い、“生”の映像で映し出される模様です。そして派手さと華美のみに彩られた“銀座”とは、違った角度からの取材と狙いで、まさに真実のみを追求する『ノンフィクション』です。きっとご覧いただけますこととよろしくお願い致します。
ところで由美の学生時代ですが、この度その時代からの友人である『百瀬智宏展』が、「日動画廊」(銀座5-3-16)にて開催されます。
(11月11日〜19日まで
キリンズでは、以前No.63にて「うめだ阪急」に於いての個展を既にご紹介済みですが、今回は「日動画廊」にて、画伯自身がその透明度の高い繊細な画風で、美しいイタリア、フランス、北海道などの風景を、豊かな感受性をもって丁寧に描きました。
それはまるでその景色にそのまま溶け込んでしまうがごとくで、樹木が風に棚引く様や、透き通った群青の空が目の前に鮮やかに映える優美な世界のようです。どうかお近くにお越しの折には是非お立ち寄り下さいますようお願い申し上げます。
では、秋も深まり“上質で美味しい上海蟹”が陽澄湖から届く季節となりました。“秋”の味覚に恋し、“秋”の匂いを肌で感じられるような良き週末をお迎え下さいませ。
 
 
♪ 『百瀬智宏展』
(銀座5-3-16 at日動画廊 Nov,11th〜19th)
 
♪ 『小十』 (tel
6215-9544) 秋の味わい“松茸ご飯”
 
 ♪ 『1958』 Bordeaux Wine とキリンズ
 
♪ 『中国飯店』 (港区西麻布1-1-5 tel 3478-3832)
   
“最も上質で美味しい陽澄湖よりの上海蟹”
 




















キリンシスターズ グルメリンNo.8
百名山の十三 『霧が峰・車山1925m』♪ フジTV 『ノンフィクション』より♪ 『維新號』♪
季節外れの台風が太平洋を北上した曇空の休日にキリンズは、霧が峰の最高峰『車山』1925mへと行って参りました。
『車山』へは、諏訪インターより152号経由でビーナスラインを登り、交通の便のよい白樺湖や車山高原から入るコースを行き、そこから山頂へのアプローチは、あいにく風の強さに戸惑って、リフトを乗り継いで真冬のような寒さの中頂上へと参りました。
『車山』 は冬場はスキー場としての施設があり、その行程は緩やかで、草紅葉が辺り一面に広がり、この季節は美しい黄金色に輝く“禿山”ですが、とくにその山頂よりの景観は目を見張る素晴らしさで、360度の大パノラマが広がる中、中央アルプスや、北アルプスの槍・穂高岳までをその目に収め、さらには南アルプスのその稜線の向うに、茫洋とした雲の上に聳え立つ雄大な富士山の姿をも拝むことが出来ました。
さてそんなキリンズの“秋”を満喫し“秋”に相応しい休日でしたが、26日放送のフジTV 『ザ・ノンフィクション』 は、多くのお客様にご覧いただき、大変好評との励ましのお言葉をいただきました。これからもこの感謝の気持ちを忘れることなく、一所懸命頑張ります。どうかキリンズを末永く応援くださいませ。
では、こんな時雨の晩秋ですが、神無月が終わらぬ前にきっとまたお逢いできますことと楽しみにしております。
   ♪フジTV 『ザ・ノンフィクション』 26,Oct,03  pm2:00~2:55
  ♪ 『車山1925m』 山頂 壮大に浮かぶ“富士山”  
♪ “槍・穂高岳” 
♪ 『維新號』 新館 (銀座8丁目)




















キリンシスターズ グルメリンNo.9
11月のCocktail ♪ 洒落た和食 『きわ半』♪ 旬の味わい 『きたむら』♪
10月31日はキリスト教の万聖節(All Saints' Day・あらゆる聖人を記念する日)の前夜祭『ハロウィン』です。古代ケルト民族にとってこの日は大晦日にあたり、1年の収穫に感謝する日で、またこの夜は日本のお盆のように死者の魂が蘇り、家に戻る
と云われてきました。
そんな『ハロウィン』の“おまじない”をご存知ですか?
この日は魔力が最も満ちる日で、この魔力を利用しての様々な言い伝えがあります。
先ず「ハロウィンの夜、硬くなったパンの皮を、寝る前に食べると願いが叶い・・・」
未婚の女性には「ストーブの前で、目玉焼きを作ると、未来の旦那様が現れて目玉焼きをひっくり返してくれて・・・」さらには「林檎の種を熱い炭に投げ入れて、その種の動きで、将来の旦那様を予測してくれる」そうです。 
キリンズは今夜は、そんな『ハロウィン』の“おまじない”に願いを籠め、不思議な力が湧くようにお祈りしたく思います。
では明日からはいよいよ霜月を迎え、秋の行楽を堪能出来る三連休に入ります。キリンズは遥か南の彼方へ、縄文の神を求め“屋久島”へと旅立ちます。そして古代からの“神木”にこの手で触れ、大自然の空間に溶け込んで参ります。
どうか“秋”を肌で感じ、その“秋”の色合いに心を奪われるような風情の良き休日をお過ごしくださいませ。


♪ 『けんたうろす』 11月のCocktail
“霜月 03' ”

Vodka,  Pernod, 
Get31, Lemon juice.
♪左端は松山へ戻る“舞雪”&“Helen”(Nov,7thまで)
♪ 『きわ半』
下山義人ご主人
『きわ半』(銀座6-9-13  tel 5568-5707) お任せ8000円。
*尚、『きわ半』 は11月より深夜1時〜1時半頃まで営業致します。
 
♪ 『きたむら』 (銀座4-3-2 tel 3564-3640)
メルシャン“白水”の陶器ボトル