No13
キリンシスターズ グルメリン No.1 
9月のCocktail 『MARS』♪ 板前料理 『そうかわ』♪
夕汐や 艸葉の末の 赤蜻蛉      一茶
秋雲が浮かぶ晩夏に、キリンズは赤蜻蛉と蝉時雨の藤沢へとゴルフへ行きました。
“赤蜻蛉”は、秋茜や姫茜、深山茜などの総称で、藤沢には淡い“朱”が 秋を感じさせる「秋茜」が飛んでおりました。 花は“赤紅”“黄”“白”“紅紫”と様々に咲き誇り、中でも鶏頭の“赤紅”が、 “緑”の 葉の上に映え、暮れゆく夏のもの悲しさを憂い、精一杯の花を咲かせておりました。
ところで秋の季語には“赤蜻蛉”や“鶏頭”の他に“鹿”もあります。 やはり山の紅葉と一緒にある鹿の姿が印象深いからでしょうか・・・
そんな修学旅行などの想い出多い奈良公園の「白鹿」が、交通事故での七年間の 療養生活を終えて戻ったそうです。(産経8月31日朝刊より)
ただ事故の原因が「白鹿」目当ての“おっかけ”のせいで、その弾みでの骨折っ だった そうですので、秋の奈良公園に最も似合う“鹿”たちを優しく見守ってあげたく思うキリンズでした。
鹿啼いて ははその木末 あれにけり    蕪村
 


♪ けんたうろす 9月のCocktail 『MARS』

Gin, Cointreau, Suge, Lemon juice.
 
♪ 『小田急藤沢GC』 でのキリンズ

♪ 板前料理 『そうかわ』 (銀座ナイン 地下一階)
♪ 『HART BROTHERS』




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.2
Happy birthday to Nami♪ 『殺し屋はバスに乗る』山本音也♪ 
メルシャン 『Tigers』優勝記念ボトル♪
新宿にいたサムライ コールガールとヒモ 喋れない青年と老刑事・・・
小悪党たちのヤクザ殺しに感動の結末 
松本清張賞作家・山本音也の初の“切ないクライムノベル”
『殺し屋はバスに乗る』(講談社)が発売されました。
『殺し屋はバスに乗る』は、何気ない日常と町並みを舞台に、
様々に生きる哀しい人間模様や、そこに宿る微かな“愛”と“光”を、
「バス」をキーワードに描き、随所に現れる「バス」に辿り着く時の流れの中で、
迷い彷徨い流離って、叶わぬ願いを胸に抱き「バス」に乗る・・・
その複雑に移り変わる主人公の感情を、バスの窓から映しだされる景色とともに 丁寧に描き、“愛”を改めて考えさせられ、慈愛が心に滲み渡る傑作です。
「バスに乗ってガーシーと遠くに行きさえすれば・・・  静かに暮らし、商店街で買い物をしている女になれる。」 本文より
“破滅の中にも、一縷の望みと優しさを秘めた”彼自身の思いを込めた 感動の一冊です。
きっとこの初秋の一冊としてお手元に置いていただけますこととよろしくお願い致し ます。
ところで三日は、真夏のような暑さに加え、夏の終わりを告げるような激しい落雷が 鳴り響き、一瞬の豪雨に啼いた宵の銀座でしたが、そんな中でも奈美さんの 誕生日をささやかに祝ったキリンズでした。
 
♪ 『殺し屋はバスに乗る』 山本音也(講談社)
♪ 『奈美さん誕生日会』 TANTO TANOTO(銀座4丁目)
♪ 奈美さん at 『さとう』 (築地2丁目)
 

 ♪ メルシャン『阪神タイガーズ』 優勝記念ボトル





















 

キリンシスターズ グルメリンNo.3
『由美・秋祭り 』♪ Happy birthday to Yuka ♪ 『Tigers』 選手ボトル♪

鈴虫の鳴き声で目覚める頃となりました。
こんな清々しい朝は“秋”への想いに耽って、“秋の七草”を万葉集から探してみま した。
「萩が花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花(藤袴) 朝顔の花」 この中で「朝顔」が現代の何にあたるかは、ききょう・ヒルガオ・ムクゲ・アサガオ 説 など様々ですが、“秋の七草”の「朝顔」なので、多説ある中でも桔梗のように思 え、 別の表現での“秋の七草”は・・・ 「萩 桔梗 葛 女郎花(おみなえし) 藤袴(ふじばかま) 尾花 撫子」 となるようです。
そんな“秋の七草”が、風に揺れる季節を迎え、秋雲を空に仰ぎ、 谷川岳を望む俎板山稜の笹林に、ひっそりと咲く“キオン”の葉書を 『由美・秋祭り』 のご案内として造ってみました。 そして花の季節から、実りある秋に変わりゆく風情を、ご一緒に懐かしんで 下さいませ。
♪ 『由美・秋祭り』 
♪ 『Happy birthday to Yuka』♪
♪ ゆかさん  at 『さとう』(築地2丁目)
♪ メルシャン 『Tigers』 at 『けんたうろす』
 




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.4
仲秋の名月 『由美・秋祭り』♪ 『TANTO TANTO』 祝一周年♪ 『秋の七草』 赤坂柿山♪
九日は“月と火星の大接近”をご覧になられましたか?
まもなく「仲秋の名月」を迎える月齢十三日の“月”と、 まだ“朱”に輝き、明るさを保っている“火星”との大接近は、 まるで月と火星がくっついてしまうのかと思われるほどの大接近でした。 そんな火星との話題の中、今宵十一日は「中秋の名月」を迎えます。 秋の夜空は、澄んで透明感が増し、月の輝きをいっそう白く引き立てて 美しさを際立たせてくれる時期です。 特に今年はまさに“満月”にあたり、 夜空に輝くまん丸い「名月」が観られることでしょう。
けふの今宵 寝る時もなき 月見哉   芭蕉
キリンズは、こんな風流な宵にはススキを飾り、お月見団子をお供えして、 芭蕉のように寝る時さえも惜しみ、“月”を愛でたいと思います。
夏かけて 名月暑き 涼み哉       芭蕉
そしてまだまだ蒸し暑い「仲秋の名月」ですが・・・ お月見の宵は、ご一緒に夕涼みの気分に浸っていただけますことと 楽しみにしております
♪ 銀座からの『月と火星』 
 ♪ 赤坂柿山 『秋の七草』
♪ 『TANTO TANTO』 一周年パーティでのキリンズ

♪ 『TANTO TANTO』 (銀座5丁目) 一周年記念新メニュー





















 
キリンシスターズ グルメリンNo.5 
『東京ディズニーシー 2nd ANNIVERSARY 』♪ キリンズ at 『MIRACOSTA』♪

台風が連れてきた残暑で、猛暑が列島を襲ったこの三連休にキリンズは、 “海”をテーマに「七つの寄港地」からなる『東京ディズニーシー』へと行って参り ました。
『七つの寄港地(テーマポート)』は・・・
20世紀初頭の“黄昏の浪漫”の南欧の港町 「メディテレーニアンハーバー」。
SF作家ジュール・ヴェルヌの未知の世界”との遭遇 「ミステリアスアイランド」 。
20世紀初頭の大都市NYと、のどかな漁村ケープコートからなる「アメリカンウォ-ター フロント」。
世界中の科学者が、複雑な気象現象の謎を究明する 「ポートディスカバリー」。
1930年代の中央アフリカを舞台に、ジャングルに聳え立つ古代遺跡の 「ロストリ バーデルタ」 。
アラビアンナイトの幻惑的な世界の扉を開く 「アラビアンコースト」。
リトルマーメードの仲間たちが住み、“海”の幻想に光り輝く海底王国 「マーメー ドラグーン」 。
以上のように様々な時代のアトラクション、そして美しい景色のテーマポートからなり、 さらには「メディテレーニアンハーバー」に建つ、
豪華なホテル『MIRACOSTA』が、 “海”のゲストを待ち受け、ディズニーの魅惑的な夢と魔法が、遥か未知への世界へ と 旅立たせてくれます。

『MIRACOSTA』は、そんな夢の冒険に相応しく、18世紀〜19世紀頃のイタリアの建築 様式と 装飾を取り入れたエレガントなホテルで、イタリア語で“海を眺める”その名のとおり, ポルト・パラディーゾの海や、雄大なプロメテウス火山を一望でき、賑やかな2周年 祭のパレード 「ミッキーのファンタスティックキャラバン」や、夜空と水上を舞台にした音と光の 壮大なシンフォニ- 「ディズニーシー・シンフォニー」の華麗なフィナーレを眺めさせてくれました。
キリンズ“航海術”は、『MIRACOSTA』の特典を利用し、レストランの優先予約や ガイドツアー「プレミアム」(6ヶ月前より前日まで予約可。1グループ4名まで15000 円の プライベートツアー)などの予約や、さらには「ファストパス」を有効に利用して、 効率よく遊び、魅力溢れる人気アトラクションの全てを、感動とともに楽しみまし た。 (「東京ディズニーシーベストガイド」 講談社より)

 
 
♪ 『MIRACOSTA』 前 & 地中海料理 『OCEANO』 “真珠の間”
♪ 『ロストリバーデルタ』 & 『マーメイドラグーン』 & 『ポートディスカバリー』
♪ 『アラビアンコースト』 & 『メディテレーニハーバー』 & 『ディズニーシンフォニー』
 
♪ 2nd ANNIVERSARY パレード




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.6
神野美伽 『20周年記念リサイタル』♪ AOYAMA LAPUTA 『空彩』♪ 『小十』 秋の彩り♪
“天一天上”の暦十七日にキリンズは、今年デビュー20周年目を迎えた友人の演歌歌 手 『神野美伽』の“20周年記念リサイタル”へと、渋谷公会堂へと行って参りました。 『神野美伽』“20周年記念リサイタル”は、スクリーンに映し出された幼少の頃から デビューに至るまでの写真や、デビューのきっかけとなった「ちびっこ歌まねコン クール」での 映像から始まり、その映像の中から黄八丈の着物姿で、華やかに登場し、 デビューからの一曲一曲を、曲ごとにそれぞれの出来事を思い出しながら、 丁寧に想いを籠めて唄うリサイタルでした。
そのうえ大阪は貝塚出身の“浪速っ子”らしく、大の阪神ファンで、18年前の“阪神 優勝”の 昭和六十年に発売された 『男船』 を、当時の喜びと共に軽快なリズムで溌剌と唄 い、 さらにはようやく待ちに待った18年ぶりの今回の“優勝”を、自身の20周年の悦びと 合わせて、 その感激を素直に表現する愛らしい一面も覗かせ、天性の朗らかさで観客を魅了する “浪速人情”豊かな 『神野美伽』でした。 ラストは感極まり涙に濡れて、“真っ青”に浮かぶ“純白”な雲を描いた艶やかな振 袖姿で、 “デビュー20周年記念のヒット曲 『浮雲ふたり』(作詞 夫・荒木とよひさ 作曲 岡 千秋)を、 これまで19年間“歌一筋”に歌い続けられた感謝と感激を籠め、心に宿る想いや、 過ぎ去った様々な思い出を振り返り、その歌詞にあるように自身の気持ちのままに「私は心で生きてる女・・・」と、『神野美伽』 本来の圧倒的な歌唱力を抑えて しみじみと女らしく唄い、その心の優しさと暖かな思いが伝わる感動のフィナーレでした。
ところで“天一天上”の暦の由来をご存知ですか? 吉凶禍福を司る“天一神”とも称する神が、“天上におわす日”だそうですが、 悪い方向を守り、この神が天上に昇っている間の十六日間は“天一天上”と云い 「いづれの方角も障りなし」だそうです。
では、まもなく秋の最中で昼と夜が等分の時間になると云われる気節“秋分”を迎えます。
この日より昼が潮時短くなるそうですが、“天一天上”の暦に授かって、 この週末は秋の“匂い”と鮮やかな“色どり”を満喫できる山景色に溶け込みたく思っております。 どうか秋の夜長を愉しみ、風雅なよき“秋分”をお迎え下さいませ。
♪ 『神野美伽』 デビュー20周年リサイタル (9・17 渋谷公会堂)
  キリンズ at 渋谷公会堂
♪ 美しい夜景が映える“個室鮨処” AOYAMA LAPUTA 『空彩』 (南青山2丁目)
♪ 『小十』 (銀座8丁目) “秋の彩り”




















 
キリンシスターズ グルメリンNo.7
魚豆根采 『やまもと』♪ 『島津亭』 焼酎人気ランキング♪
秋分の23日、台風一過の日本列島はこの秋一番の冷え込みを記録したそうでしたが いかがお過ごしでしたか?
秋の野原は“花野”と呼ばれるそうですが、鮮やかな“緋色”の花を咲かせる「彼岸 花」や 薄紅色”に儚げな「秋桜」、風に揺れ“黄金色”に輝く「ススキ」が、この時期に 相応しく、 行く先々でまさに“花野”のごとく咲き誇り、この秋分は“秋色”に染まった風の匂 いを嗅ぎ、 深まる秋への期待と淡い郷愁に思いを馳せました。
ところでそんな季節の移り変わりを憂う中、キリンズは秋に似合う洒落た和食処『や まもと』 へと行きました。(渋谷区恵比寿2丁目9月6日OPEN)
『やまもと』は“魚豆根采”と、その名のとおり一品一品にこだわり、魚料理を中心 に有機栽培や、無農薬のお米や野菜、さらには唐津より“ざる豆腐”で有名な豆腐店よ り 直接“豆”を仕入れ、その“豆”を濾し丁寧に茹で上げた“豆腐”は、 芳醇な“豆”の芳り漂う絶品でした。
そんな料理のひとつひとつに愛情を潅ぎ、店主の思いが伝わる健康志向の 『やまも と』は、 檜の映えるカウンターと、天然の土壁からなり、木の香りとともに“自然”を味わえ ます。
仕上げの“鱧と野菜の豆乳鍋”、そして有機栽培の小豆と玄米とお米とを混ぜ、 柔らかく炊いた“お粥”は、身体に優しく酒で脹らんだ胃にも、控えめな味付けが心 地よく、 仄かな暖かさが、ふんわりと全身に滲み渡り、身体全体を癒してくれました。
では、秋分も過ぎ、いよいよ本格的な秋に突入致します。 “花野”の風にあたり、実り多い秋を満喫致しましょう。
 
♪ 『やまもと』 (渋谷区恵比寿2丁目)
♪ メニューは“おまかせ”のみ。 6000円と9000円の2コースで、上は6000円コ-ス
♪ 『島津亭』 (銀座6丁目)では、
焼酎人気ランキング を催しております。
 
♪『XING−FU』 銀座6丁目




















キリンシスターズ グルメリンNo.8
『東京読売CC』♪ 『太陽と星のバー』♪
天のます 月読壮士 賄はせむ 今夜の長さ 五百夜継ぎこそ −湯原王
天にいらっしゃる月の神様、お供え物を致しますから、この夜がいつまでも 長く続きますように・・・
キリンズは秋の夜長の三日月を眺めながら、万葉集のこの一句に思いを馳せ、 幻想的なオブジェ溢れる 『太陽と星のバー』 へと行って参りました。
『太陽と星のバー』 は、その名に相応しく“夜の暗闇”を彷徨う“星”をテーマ に、 店全体が芸大出身の店主の思いの儘に、独自の世界が描かれた芸術作品で、 一歩足を踏み入れると同時に、その幻惑に弄ばれ、冷たいコンクリートの空間が、 さらに奇奇怪怪なオブジェの世界に惹き込んでくれる仄暗い“空間”です。 それはまるで“月の光”をたよりに、そこまで導いてくれたような、そんな想いに駆られ、 摩訶不思議な夜を演出する魅惑に満ちた 『太陽と星のバー』 でした。
月読の 光に来ませ あしひきの 山きへなりて 遥からなくに   −湯原王
今宵もそんな想いで、長月が終わらぬ前に、 きっとお目にかかれますことと楽しみにお待ち申し上げております。
♪ 『東京読売CC』
 
♪ 『太陽と星のバー』 文京区湯島3丁目  ☆tel 5688-0044