恋ひ恋ひてあふ夜は今宵天の河　霧立ちわたり明けずもあらなむ　　―古今和歌集

暦では“温風至る”「小暑」初候を迎えましたが、梅雨曇りとなった七夕はいかがお過ごしですか？
【クラブ由美】では、今週は古の“星伝説”にちなんで、『由美七夕ゆかた祭り』を開催させていただきます。
どうか、上記歌のごとく、織姫のように“恋ひて恋ひて”恋続けて、ようやく想い人にお逢いできる…そんな平安浪漫に思いを馳せ、今宵は「七夕の夜」が永遠に明けぬことを願いながら、ロマンチックな気持ちで『由美七夕祭』へのご来店を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今宵は月明かりは拝めないものの、夜は深いはずですから、きっと“絽”や“ゆかた”で装ったキリンズに、どうか会いにいらしていただけますこととご来店を心よりお待ち致しております。

尚、アメブロ「銀座由美ママの心意気」http://ameblo.jp/ginzayumimama/を毎日更新しており
ますので、クラブ由美HP http://www.yumi-ito.com/　と合わせてご覧下さいませ。

暦では“蓮始開”「小暑」次候を迎えましたが、台風8号の襲来に脅えた先週はいかがお過ごし でしたか？
この梅雨明け前の“野分”の猛威のせいで、各地では記録的な豪雨に見舞われた地域もあり、 どうか被害に遭われた 方々には 心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復旧をお祈り 致します。
さて、先週【クラブ由美】では、『由美七夕祭り』を開催させていただき、そんな時節でしたが、 お陰様で無事に終えら れましたことと感謝申し上げます。 冒頭には、“七夕”にちなんで「年々、七夕の歌を詠みて参らせしを、思い出づるばかり、少々 これも書き付く」と前置きが書かれた 建礼門院右京大夫の一首を引用させていただきましたが、 古来には七夕の夜、「盥に汲んだ 水に“二星”を映して見る」いう風習があったそうで、それゆえ 彦星と織姫の語らいの様子が盥に映し出されたのなら、耳を寄せて聞けたのに・・・との思い を 詠まれたのでしょうね。 あいにく、今年の七夕は“催涙雨（さいるい）”に濡れ、“二つの星”を映し出せませんでしたが、 きっと来年の七夕は“七夕流し”の長雨も止み、せめて天の川を渡れた後の惜別の“洒涙雨” となりますように、今からお祈りしたく切に思いました。

それでは、今週は週半ば過ぎに“戻り梅雨”が予想されるようですが、どうか今宵も“熱帯夜” の中でも お目にかかれますこととご来店を心よりお待ち申し上げております。
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暦では“桐始結花”「大暑」初候を迎える頃となりましたが、梅雨明けを待った「海の日」の三連休 はいかがお過ごしでしたか？
私の「海の日」は、親しくさせていただいている南こうせつさん＆伊勢正三さんの「東京フォーラムA」 で開催された【南こうせつ 伊勢正三SPECIAL CONSERT 2014～ひめ風】へ出かけておりましたが、 今回も懐かしい『かぐや姫』&『風』時代のヒットナンバーの数々を聞くことができ癒されて参りました！
さて、先週は理事を務めさせていただいてる【一般財団法人動物環境・福祉協会Eva(エヴァ）】の 活動の一環として、杉本彩理事長と共に「日本外国人特派員協会（FCCJ）」に招かれ、彩さんが 日本の動物愛護の現状についてスピーチをさせていただきましたので、ここに報告させていただきます。　

杉本彩さんは、今年2月に【Eva】を設立。
以後、自らが表立って動物愛護精神の啓発セミナーや、 日本に於いての“犬猫殺処分ゼロ”を目指し、日頃から熱意ある動物愛護活動を行っておりますが、 スピーチでは先ず、毎年、20万頭以上の犬や猫が保健所に収容され、その内の17万頭が“殺処分” されている日本のペットたちの悲惨な現状を訴えました。 この行政による殺処分の方法は、二酸化炭素ガスでの窒息死もあり、そのもがき苦しむ実態について せめて、「麻酔注射や麻酔薬による安楽死を用いることがモラルある社会の在り方だと思っています」 と語りました。 さらに、日本のペット産業の問題点については、ペットショップでの安易な購買方法を批判し、ペットに ついて十分な説明がないまま育てて、結果的に飼育放棄となるケースが後を絶たないということを述べ、 また、免許制度のないブリーダーについては、子犬・子猫生産工場といわれるパピーミルでの無計画な 大量生産を批判。 そして生後8週も満たないままにオークションに出され、安い値段で命の売り買いが行われる薄利多売 の業者の実態を説明し、その価格競争から日本の至るところで繁殖業者が経営破綻に追い込まれる状況を報告。

こうした現状は日本に免許制度がないためで、知識や経験がなくても誰でも簡単にブリーダーになれて しまうことに問題があるとも指摘しました。 その後の質疑応答では、どんな角度からの質問にも誠意を持ち正直に答え、中にはクジラについての 質問もありましたが、彩さん自身は勉強不足と謙虚に答えていました。 また、そんなに動物に酷い扱いをするなら、ペットを飼わない法律を作る方がいいのでは…との極端な 質問に対しても彩さんは、動物から学ぶ事は多いうえ人と動物の共生を願い、いつ、どんな状況でも 「希望持って前に進んで行く」と熱く語りました。

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