七夕の歌とてよみ待りける
たなばたのとわたる舟の梶の葉に　いく秋書きつ露の玉づさ　　―藤原俊成

暦では“半夏生ず「夏至」末候を迎えましたが、文月最初の月曜日はいかがお過ごしですか？

【クラブ由美】では、今週は古の星伝説にちなんで、『由美七夕祭り』を開くこととなりましたので、どうか“七夕前夜”には、天の川を渡る舟を漕ぐ“梶の木の葉”に、はかない願いの文を書きながら、平安の雅を愉しむ・・・そんな風雅な夜をご一緒に迎えられますことと、あなた様のご来店をお待ち致しております。

さて、水無月最終週は、キリンズ優香さんの誕生日会を開かせていただきましたが、お蔭様で純白の花々に囲まれた中で、たくさんのお祝いをいただき心より感謝申し上げます。

この優香さん誕生日会は、今年も青山の閑静な住宅街に佇む、由緒ある邸宅と庭園を備えた豪奢な洋館【マノワールディノ】にて開いていただきましたが、ここでは、樹齢百五十年の大樟に見守られながら、優雅な気分で1998年Chateau Latourの美酒と、【シェイノ】直伝の“阿部流”フレンチを十分に堪能し、素晴らしいひとときを過ごせました。
*梅雨晴れや古き大樟若葉なり！南青山の地に佇む豪奢な洋館レストラン【マノワールディノ】での誕生日会
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-11289652491.html

「海の日」の三連休は、各地で今夏最高の猛暑を記録した様子でしたがいかがお過ごしでしたか？
九州地区では、台風7号の影響によりまだここ二三日、大雨が続く様子ですが、どうか被害に遭われていらっしゃる方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復旧をお祈り致します。

そんな折ですが、私の休日は、猛暑に茹だった東京を離れ、避暑に北海道へゴルフの旅へと出かけておりましたが、お蔭で涼しく爽やかかな天候の下、北海道の雄大な自然を満喫して参りました。
*恵庭には摩周支笏湖阿寒あり！来秋日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯開催予定【恵庭CC】
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-11304333792.html
*meijiカップ開催！昭和38年開場道内初の株主会員制18ホール名門【札幌国際CC島松コース】
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-11301414007.html
*北海道西部の雄大な自然の中で樽前山を仰ぎ見て太平洋に臨む！【北海道ゴルフ倶楽部】イーグルコース
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-11301389453.html

さて、先週は親友の神野美伽さんをお誘いして、贔屓の和菓子店『源吉兆庵』岡田憲明副社長ご夫妻と会食する機会があり、二人で“茅の輪”をくぐり、今後半年の皆様の無病息災をお祈りさせていただきましたが、その美伽さんが「夕刊フジ」“ぴいぷる”（7月5日号）欄に登場しましたので、今号でご紹介致します。

「ふふふ…。けど私は“ヨイショッ”って無理して階段を上がっているつもりはないのよ」
84年に歌手デビュー。表舞台は着物を着ての演歌だが、オフはチャレンジ精神旺盛…。
シャンソンのライブ会場などで飛び入りで歌ったりしているという。
「お客さんに“いつもどちらで歌ってるの”とか“CD出してるの”って聞かれる。実は29年も演歌やってますっていうと、“そうなの、じゃ今度、コンサートに行くわ”って。私、ラテンも聞けば、ジャズだって歌う。
音楽って良いか悪いかではなく、感じるか感じないかでしょ。
妙にジャンル分けせず歌を感じてもらいたいの」
そういえば、いま“韓流ブーム”だが、日韓架け橋のパイオニアでもあった。
デビュー間もない87年に渡韓。
ソウル五輪直前の街の活況を見て「この国なら私の歌を聞いてくれそう」と感じた。
帰国後、独学でハングルを勉強し12年後の99年日本人歌手として初めて韓国デビューを果たす。

「興味があるとすぐ行く、すぐ会う、すぐ調べる。飛び込まなければ前に進まない。
お芝居だってそう。夢は見るものでなく、自分の時間を削って取り組むもの。だから達成感が生まれ、また次に進めるのよ」
来年3月、芸能生活30周年を迎える。保守本流として、「演歌は日本のアイデンティティー。守り続ける」と決意を新たにするが、好奇心のスタンスを変えるつもりはない。

「新人のころ、台本を全部読んで“誰か倒れへんかな、私が代われるから”ってアッハハハ。で、本当にある番組でベテランの人が倒れて私に出番がきた。嫌らしいけど競争の世界ってそうじゃあないですか」話術が巧みで、明確な主張は一見、強い女性を連想させるが、それは「写真の一面」…。

「いま、事情があって尻尾のない犬を飼っているんです。で、その犬が尻尾を探す旅に出るという物語を書いてます。絵本にしたいけど、絵が苦手でフフフ…」
ペットブームの陰で動物虐待もささやかれる中、捨て犬を育て、憂う気持ちがペンを取らせた。
奥底に秘めた“優しい心”がにじみ出る。

歌で人を酔わせるはずである。