『さあ、歌いましょう』
今だからこそ、あなたのもとへ。歌の喜びたずさえて―。

このコンサートでは、私の体のなかから湧いてくる思いをお客様と共感し、そこからまた新しいエネルギーが生まれてくることを願いながら歌いたいと思います。
お会いしましょう―神野美伽

暦では“蟷螂生ず”「芒種」初候となりますが、水無月を最初の週末はいかがお過ごしでしたか？
私の日曜は、親友の神野美伽さんの「MIN-ON」主催の歌謡コンサート【さあ、歌いましょう！】へ、春日部市民文化会館へと出かけておりました。

かつては、朝の情報番組「スッキリ !!」にて、毎週金曜、華美な着物姿でコメンテーターとして登場し、朝からゴージャスな雰囲気を醸し出していた未明さんですが、そんな彼女が膠原病と診断されたのは、2007年11月。
その後、5年にわたる闘病生活の中で、自らの半生や女性の生き方を見つめ直して書き上げた集大成がこの【女子のお値段】です。
本書では、自分自身の過去を振り返りながら、「家庭と仕事を両立しなければならないという呪縛から解き放たれましょう」と女性たちに説き、また「女性としていかに幸せであるかは社会的成功とはまた違うところにある」とも書いていますが、「愛されたい」「大切にされたい」・・そんな普遍的な女性の願いを叶える“ゴールデンルール”をこの本は教えてくれます。
そして未明さん曰く、人に優しくされたいなら、先ず自らが人に優しくすることとも言い、「私がテレビやグラビアに出たのも、本をたくさん売ろうとしたのも、要は愛されたかったからなんです。愛で満たされたかったから、がむしゃらに働いてきました。でも、結局のところ、多少有名になってお金を稼いでもそれによって愛を得ることはできませんでした。

“ただ、愛されたい。ただ、優しくされたい。でも、これ以上、頑張れない。どうしたらいいの？”袋小路で迷っていた時、難病を発症しました。膠原病を患い仕事も収入も失い、心の底から“助けて欲しい”という状況になった時、私の周りには人がいなくなっていました。
“嘘でしょう。あんなにがんばったのに”と本当にショックでした。でも、それと同時に気づかされたんです。
“あぁ、こんな時、人に優しくしてもらえないのは、私がこれまで人に優しくしてこなかったからだ”と。私は、“もう仕事も、健康も取り戻せないかもしれない。せめて素直に生きよう。求めるばかりでなく、人に優しく接することができる人間になりたい”と思いました。
“損得や計算のない人間関係をつくりたい。周りの人を大切にしたい”って。すると、まるで神様からのプレゼントであるかのように、私に優しくしてくれる人とめぐり会うことができたんです。その人は何の見返りも求めず、私にこう言いました。「優しくしたいから、優しくしているだけだよ」って。私は涙が止まりませんでした。やっと人生で一番大切なものに気付いたんです。それはお金でもキャリアでもなく愛と優しさです・・・

その他、トークの中では男女の出産適齢期間の違いなどを挙げ「生物学的にも、男女平等はうそ。女は消耗品」と持論を展開し、「私はそうなりたくなかった。人間として扱われたかった。」と語り、今年1月に医師との再婚も明かし、「女の幸せはキャリアでなく結婚だわ」と幸福に満ちた笑みを浮かべて、「真実の愛に出会うことが人生一番の幸せです。決して“馴れ合い”や“妥協”に甘んじず、
最高の愛を見つけてくださいね」と締めくくってくれました！本当に今だから言えることですが、私と出会った頃の未明さんは傷つくのを懼れて「誰も信じない。誰も愛さない。男なんて要らない。」と云い放ち、ただ、“物質的な要求”のみの満たされない渇いた女性でしたが、こうして本物の愛によって潤い癒され、人々に愛を与えられる心やさしき女性へと見事に変貌を遂げてくれました。

「女には価格があります」とシビアな現実を認めた上で、その価値を高めるためには、どうすればいいのか・・・？未明流の女子の“お値段”を上げる“人生バイブル”【女子のお値段】を、この機会に是非ご覧下さいませ。

短夜や　　　おもひがけなき　　　夢の告　　―与謝蕪村

それでは、未明さんのように“愛に満たされた幸せな人生”を求めて、愛を引き寄せるよう頑張りますキリンズを今週もよろしくお願い致します。
尚、アメブロ「銀座由美ママの心意気」http://ameblo.jp/ginzayumimama/を毎日更新しておりますので、クラブ由美HP www.yumi-ito.comと合わせて是非ご覧下さいませ。