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キリンシスターズ グルメリン No.1‥『由美・七夕ゆかた祭り』♪ 『けんたうろす』7月のCocktail
♪ 『松阪』夏のお得なメニュー♪ 『寿司幸本店』1955年シャンパン♪
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春は萌え 夏は緑に 紅の まだらに見ゆるも 秋の山かも ―万葉集 |
“緑色”に輝きながら、いよいよ真夏の本番「文月」に入りましたが、いかがお過ごしですか? |
春は“萌黄色”、夏は“緑色”、そして“紅色”の斑模様に見える秋の山・・・ |
万葉集では、美しく季節の移り変わる様を、こう“色”に喩えていますが、夏の“色”はやはり“真青”な空と、深い“藍色”の海が一番夏に似合うような気がしますね。 |
この万葉の頃の“緑色”は、今と違う意味合いも含んでいたようで、「新しく生まれたばかりの瑞々しいもの」などを喩え、その後、生まれたばかりの赤子を“みどりこ”と云ったり、また“みどりの黒髪”という言葉もここからの謂われのようです。 |
ところで、最近ではそんな「瑞々しい新しいもの」として、“みどり”の薔薇が、“青色”の輝きをもって誕生し、世界で初めて「青い薔薇」の開発に成功したと云うニュースを耳にしました |
その薔薇とは、サントリーが14年の歳月を懸けて成功させたもので、本来薔薇には花弁を“青く”見せる「デルフィニジン」という色素がないため、以前より交配で“赤色”の色素を薄め、“青っぽい”薔薇を作っていました。その後、パンジーから“青色”色素を作る遺伝子を取り出し、薔薇に導入し、遺伝子の組み換え技術により、発色させることに成功し、この度世界初のお披露目となったそうです。 |
ただ、この“奇跡の薔薇”の気品漂う神秘的なその姿は、まだまだ当分の間は拝めそうにもなく、早くて07〜08年頃が市場への初御目見えのようで、キリンズは「青い薔薇」の花束を、胸に抱けるその日を大変待ち遠しく思いました。(フジサンケイ ビジネスアイ 7月1日 “青いバラにうっとり”より) |
それでは、暦では梅雨明けも近い“小暑”を迎える頃となり、天の川が波立つ「七夕」へと向かいます。 |
霞立つ 天の川原に君待つと い行き帰るに 裳の裾濡れぬ ―山上憶良 |
どうか今宵もこんな想いを胸に偲ばせ、文月の銀座の宵をご一緒に歩けますことと祈っております。 |
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♪『けんたうろす』 7月のCocktail
Tequila, Ricard, Orange juice, Lime juice, Strawberry.
中央区銀座8-4-23 クレグラン銀座ビル1F
tel 03-3574-8882
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♪『七夕ゆかた祭り』
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♪中央区銀座5-10-13 東洋精米機ビルB1 tel 03-3572-2055
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♪藤田嗣治ラベル 1955年のシャンパン
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♪『 寿司幸本店』 中央区銀座6-3-8
tel 03-3571-1968
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キリンシスターズ グルメリンNo.2‥七夕祭り♪ 『源吉兆庵』夏のお菓子♪ 『バレエ・カンパニー』♪ 丸山勝三展♪ 夏の味わい『きたむら』 |
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天の川 浮津の波音 騒くなり 我が待つ君し 舟出すらしも ―山上憶良 |
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遥か星空の彼方から、天の川に浮かぶ舟を漕ぐ波音が、ざわざわと聴こえてくるような、そんな真夏の夜のロマンチックな“星伝説”「七夕」を迎える頃となりましたが、いかがお過ごしですか? |
「七夕」は、旧暦七月七日に五節句のひとつとして、奈良時代から祀られ、その起源は中国の宮廷行事“乞巧奠”の伝来に、日本古来からの民間信仰の“農村の禊ぎの行事”(棚機女と云う巫女が、水辺で神の降臨を待つ行事)とが結びついたのが、由来とされています。 |
この“乞巧奠(きっこうでん)”とは、天帝の娘織女・琴座のヴェガと、牽牛・鷲座のアルタイルとの“星の恋物語”にちなんだ“星祭”のことで、古代中国では、星を眺め、祭壇に針などを捧げて、工芸の上達を願ったそうです。 |
“織女星”と“牽牛星”のその名が、初めて文献に登場するのは、春秋時代「詩経」の一節に“星”として書かれ、一般に「七夕伝説」の初出とされているのが、漢代編纂された「文選」の「古詩十九編」の中で、そこには今に伝わる牽牛織女のロマンスの詩があり、この様にして「七夕伝説」は、B.C.1世紀には既に生まれていたようです。 |
さて、日本に於いての「七夕」は、大和朝廷が中国の“乞巧奠”にそって「七夕」を祝ったのが始まりとされ、それが室町時代にだんだんと庶民へと広まって行き、やがて短冊等を吊るす“笹飾り”などが、江戸時代に入り流行り出しました。その“笹飾り”や“吹流し”にも、いろいろと縁起ものの謂われがあるようで、五色の色は陰陽五行の五色で、“水金地火木”を表し、“魔除け”ともなる意味合いを持つようです。
日本各地では、そんな様々な“神話”や“伝説”の伝わる「七夕」ですが、きっと今年も一年に一度の逢瀬を願って、天の川を渡って“織女星”と“牽牛星”の再会が叶うことと祈っております。 |
それでは「七夕」の宵には、古の王朝の人々が、悠久の時を越え“星伝説”に身を焦がした、そんな儚い恋の物語などを、ご一緒に語り明かせますことと願って、『由美・七夕祭り』にはきっとご来店いただけますこととお待ち申し上げております。 |
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♪『七夕のキリンズ』
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♪『 源
吉兆庵』のお菓子 “涼観水”&“マスカットしゃーべっと”&“夏祭り”
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♪丸山勝三展 「花と生命をみつめて」
日本橋三越本店 6階美術サロン 7月6日(火)〜12日(月)
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♪寿司処 『きたむら』
中央区銀座4-3-2 橋ビル1F tel 03-3564-3640
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キリンシスターズ グルメリンNo.3‥『メニコン・スーパーコンサート』♪ 『越後・叶家』市ヶ谷店“麒麟山”の集い♪ 神宮外苑“静かなる杜の一角”『明治記念館』♪
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“お富士さまがすむと、今度は観音さまの四万六千日である。
七月の十日・・・ 盆前のこお暑さ・・・ ことしの暑さの・・・ 序びらきを見よとばかりに 晴れぬいた空・・・” 久保田万太郎「浅草風土記」より |
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明治の浅草に生まれ、浅草を愛し、浅草を書いた作家・久保田万太郎が「浅草風土記」の中で、明日九日よりはじまる「浅草寺ほおずき市」を、こんな書き出しで紹介していますが、例年なら「七夕」とともに、梅雨に濡れる「ほおずき市」も、今年は万太郎描いた明治の頃のような、まさに“晴れぬいた空”の下で、真夏の猛暑の最中ですね。 |
この毎年九日・十日の浅草観音「四万六千日・ほおずき市」ですが、その始まりは、平安末期に阿弥陀信仰や、観音信仰、地蔵信仰などの“縁日”が定められたことから由来し、とくに観音信仰では、“四万六千日”といって、七月十日の“縁日”に参拝すると、その日の功徳は“四万六千日分”つまり127年間も日参したと同じご利益に与れると云われ、古来よりこの十日は参詣の人々で、境内が埋まるほどの人気だったそうです。
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そしてこの“四万六千日”の“縁日”に立つのが「ほおずき市」で、明治中期以降、縁起物として「ほおずき」が売られるようになり、入谷鬼子母神の「朝顔市」と同じように“夏の風物詩”として有名になりました。 |
“ふるるものすべてを、染めあげなければ止まない真っ青な空・・・ 水の匂いのいよいよ濃くなりまさつた空 その空の下に立つ鬼灯(ほおずき)市の、せんなり鬼火、丹波鬼灯の束を、かけ稲 のようにかけつらねた店で境内は埋められた。”―「浅草風土記」より |
キリンズは「ほおずき」の“朱色”に、真夏に相応しい鮮やかな太陽の“赤”を重ね見て、さらには、幼き頃母に習った「鬼灯笛」を思い浮かべ、「七夕」とともに大変懐かしい気分に浸れました。 |
それでは蓮の花咲き、蝉の合唱が始まる「小暑」も,“温風至る”初候を迎えました。この週末は、“縁日”の露店で、朱く熟れたほおづきを愛で、郷愁の思いに駆られるような良き週末をお過ごし下さいませ。
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♪『けんたうろす』 Cocktail “不動滝” −by 今井ゆかり
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♪『明治記念館』本館 & 懐石料亭「花かすみ」個室 & 鉄板焼き「花延寿」個室
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♪『 明治記念館』“鶺鴒”コース
港区元赤坂2-2-3 tel 03-3403-1171
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キリンシスターズ グルメリンNo.4‥四万六千日『浅草寺 ほおずき市』♪ 絶賛上演中『キッチン・ストーリー』♪ 松阪牛のお洒落な店
『朱華』♪ |
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とほ空に 浮き出づる雲のとりどりに 光りなびきて 青あらし吹く ―若山牧水 |
“夏季雷”の響きとともに、各地で“梅雨明け”の声も聞こえはじめた今週ですが、この週末はいかがお過ごしでしたか? |
キリンズは、『浅草寺 ほおずき市』にて、朱色に熟れた「ほおずき」と「雷除け」を買い、煌く電球の垣根の横で、涼しげに風鈴が揺れる・・・その音色に、真夏の情緒をたっぷりと愉しんだ週末でした。 |
さて、この「雷除け」ですが、昔から“雷”は恐ろしいもので、農家では「雷除け」として“赤とうもろこし”を吊るし、吊るした農家には落雷がなかった事から、“赤とうもろこし”が境内で売られておりました。そんなある年、“赤とうもろこし”が不作で出店がなくなり、その代わりとして浅草寺が「雷除け」を作って出すようになったそうです。
http://www.hyoubandou.com/mamegasi.htm |
その“雷”っといえば天神様「菅原道真」が有名ですが、道真公が亡くなった時に、各地で雷の被害が遭った中、この道真公の土地があった「くわばら」と云う処にだけは、その被害がなかったことから、以来雷が鳴ると「くわばら、くわばら」と、唱えるようになったとも云われています。 |
他に、「雷除け」では“芭蕉池”“雷神湧泉”のある「岩間山 正法寺」がその名を知られ、雷が爪で掘った“雷神湧泉”は、“不老長寿の水”と呼ばれ、健康長寿やぼけ封じを願う参拝者も多く訪れるそうです。
(「正法寺」 滋賀県大津市石山内畑町82 http://www.saikoku33.gr.jp/dai12/) |
さらには、火雷神を祀り「北野の雷公」と称えられた“火之御子社”のある「北野天満宮」も有名で、毎年六月一日の祭典は、“火之御子社”に、古式に基づき“火打ち石”にて浄火を点じた後、神前にお供えされた「雷除け」のお守り・お札をお祓いして、「雷除け」の祈祷が斎行される“火之御子社例祭”が行なわれています。 |
そして今週七月十七日の「祇園祭」、“山鉾巡行”の“山鉾”の祭神の護符も、「鈴鹿山」や「山伏山」「霰天神山」などが、「雷除け」のご利益があるそうです。 |
「雷除け」はその他には、「善峯寺」(京都市左京区大原野小塩町)や、「くわばら」の唱えの語源と云われてる“桑原”にある「西福寺」(大阪府和泉市桑原町152)が、東大寺再建の偉業を成し遂げた“俊乗坊重源上人”縁の寺として有名です。 |
それでは、“雷”で始まった今週ですが、“梅雨明け”で本格的な夏が到来し、蓮始めて開く“小暑”も次候を迎えました。
どうか今宵も、“夏の風雅”を『由美』にて味わい、“涼”のひとときを過ごしていただけますこととご来店を心よりお待ち申し上げております。 |
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♪『キッチン・ストーリー』Bunkamuraル・シネマ
Bunkamuraル・シネマにて絶賛上演中 〜7月23日まで。
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♪新装開店 松阪牛&WINE 洒落たステーキ店 『朱華』 Hanezu
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キリンシスターズ グルメリンNo.5‥POMMERY
“Maxi POP”シャンパン新発売♪ 青山『きどぐち』♪ 『越後・叶家』竹芝店“スワンレイクビール”の会♪ |
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掛香を きのふわすれぬ 妹がもと ―蕪村
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いつの間にか梅雨も明け、猛暑の盛りとなりましたが、この暑い“盆”の最中はいかがお過ごしですか?
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この暑さでは、汗も掻き、むっと篭った蒸気に、邪気も立ちこめるほどですが、古来日本では、それらを祓うものとして、麝香や丁子などを絹の袋に入れて、“お香”として用いてきました。蕪村は、この匂い袋“掛香”を、三夏の季語とし、“暑さと邪気を祓うよう”このように夏の盛りを表現していました。
http://www.sky-sea.net/nature/saijiki/lost_kigo/07_01.html |
さて“盆”ですが、各地方や宗派によって様々なしきたりや習慣があり、全国的には、8月13日から四日間が一般的ですが、陰暦の日取りをそのまま受け継ぐ“七月盆”もあり、ここでは“七夕”の日が“盆”の始まりとされ、7月13日に先祖の霊を迎えに行きます。 |
そんな“盆”に相応しい風物詩として、“コンチキチン”の音色とともに「祇園祭」が始まりました。 |
この京都に夏を告げる「祇園祭」の始まりは、疫病が流行した869年6月7日に、災厄除去を祈るために行われた“祇園御霊会”が最初とされ、その後11世紀になり“鉾”が登場し、さらには応仁の乱の後、1500年に“祭”が再興され、現在のような様式へと定着して行ったようです。7月13日〜16日の「宵山」では、各山鉾の駒形提灯に灯がともり、“鉾”からは祇園囃子が奏でられ、“祭”気分が最も盛り上がるようです。
そして17日の「山鉾巡行」を控えた、16日夕刻には、八坂神社にて“鷺舞”や“神楽”などの奉納が見学出来、ここ八坂神社には、素戔鳴尊(スサノヲウノミコト)や、串稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱神子神(ヤハシラノミコト)の3
人の神が、「山鉾巡行」後の神幸祭で、四条御旅所へ移動する際に乗る“金の神輿”が飾られています。 |
キリンズは、「祇園祭」“山鉾”のお守りとして、“ちまき”をいただき、“疫病災難除け”のお守りとして、家の玄関や店のカウンターに置き、この“ちまき”だけででも、「祇園祭」の気分に浸れ、一瞬の“涼”と“京の雅”を味わいました。 |
それでは、「小暑」はまもなく“鷹技を習う”末候を迎えます。真夏の煌く太陽の光を浴び、真っ青な海を眺められるようなよき休日をお迎え下さいませ。 |
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♪表参道『きどぐち』 ご主人 |
港区南青山5-6-3 メーゾンブランシュ2 tel 03-5467-3992
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♪『越後・叶家』 竹芝店 “スワンレイクビールの会”
http://www.swanlake.co.jp
http://gnavi.co.jp/kanouya
港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー3F tel 03-5733-5771
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キリンシスターズ グルメリンNo.6‥海の日の“木曽路”♪ Mori Bar
毛利隆雄の新しい癒しの空間 『Y&M Bar』♪ 『日本流より自分流』―“英語のI はいつも大文字”原田直英♪ 『山麓庵』♪ |
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木曽の橡 浮世の人の 土産かな ―芭蕉 「更科紀行」より |
“海の日”の三連休にキリンズは、芭蕉の「更科紀行」に想いを馳せ“木曽路”への旅へと参りました。 |
この冒頭の芭蕉の句の“橡(とち)”は、万葉集では“橡(つるばみ)”として登場する秋の季語の樹木ですが、トチノキ科の日本産マロニエで、夏には薄桃色の凝りついたような花を咲かし、そして秋には丸みのある団栗状の“実”がなる香木です。 |
古くからこの“実”を“餅にして食べる”習慣があり、芭蕉は、“浮世の外にいる”と云う自身の潜在意識から、“内に居る”人への“土産”としようと思い、さらには「更科紀行真蹟草稿」に於いては、「世に居りし 人に取らせん 木曽の橡」とも詠んでいます。 |
そんな句を心に偲ばせながらの“木曽路”への旅でしたが、この“橡”の花の満開時の素晴らしさを想い出し、その緑と白のコントラストの美しさが、山の景色の色鮮やかな風雅な様を、いっそう際立てているようでした。 |
その“木曽路”で最も有名な山は、「木曽のナー 中乗りさん 木曽の御嶽 ナンジャラホーイ」に登場する、霊峰『御嶽山』が、中央アルプスの一帯の山々を従え聳え立ち、その姿を仰ぎ見れば、麓に広がる木曽檜らの森林を背景に、まるで盆踊歌「木曽節」が、木曽川の瀬音と調和し、和やかな雰囲気をもって木霊するようでした。 |
さて、この「木曽節」ですが、その由来は室町時代の「閑吟集」に“七月がおじゃれば木曽おどりはじめて・・・”とあるように、“木曽踊り”は古くより都にまで知られていたようで、古文書「木曽考」には、永享年間(1428年鎌倉時代)木曽家12代目木曽信道が、興善寺を復旧し、木曽義仲の菩提寺とし、この時に倶利伽羅峠の戦勝を記念した霊祭が行われ、風流陣の踊りがなされたとあり、この武者踊りが“木曽踊り”の起こりとされています。その後大正4年(1915年)に、木曽福島町では“木曽踊り”の復活を計り、「なかのりさん節」を元歌に、現在の「木曽節」やその踊りを作ったとされています。
http://www.dynax.co.jp/sinsen/shinano/minyoo/kisobushi.html |
この木曽が誇る民謡の横綱「木曽節」での“木曽踊り”は、毎年8月1日〜16日の間、木曽福島町役場前で行われ、その他、7月22日・23日の「水無神社祭礼みこしまくり」や、「木曽音楽祭」(8月26日〜29日)など、様々なこの夏のイベントが行われるようです。
http://www.town.kisofukushima.nagano.jp/sightseeing/event/kisoodori.htm |
それでは、こんな風に“木曽の橡”の“土産”は持って帰れず・・・のキリンズでしたが、「森も、渓流も、空も、すべてが、夏を謳う―“木曽路”」にて、透明な涼風にあたり、森林浴をいっぱいに浴び、リフレッシュしたキリンズを、今週もよろしくお願い致します。 |
そして、暑さもますます加わり、酷暑に苛まれる“夏の土用”の節気となりましたが、どうか文月終わらぬうちに、またお逢い出来ますことと楽しみにお待ち申し上げております。 |
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♪毛利隆雄 at 『Y&M Bar』 kisling
世界に誇る伝説のバーテンダー毛利隆雄氏の『Mori Bar』に次ぐ、新しい癒しの空間
中央区銀座7-5-4 ボルオスビル7F tel 03-3573-2071
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♪木曽駒高原 『伊藤山荘』 & 『木曽駒高原宇山カントリークラブ』
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キリンシスターズ グルメリンNo.7‥芦ノ湖園 旅亭『花ゆら』別亭♪ 鎌倉の大佛殿 『高徳院』♪ 鎌倉『長谷寺』♪ 京やさい『美登里』♪ 旬の寿司『きたむら』♪ |
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曇りなく 千歳にすめる 水の面に 宿れる月の 影ものどけし ―紫式部 |
千歳に澄める芦ノ湖の水面に、茫洋とした月影が映し出される・・・ |
キリンズは、桐始めて花を結ぶ“大暑”の宵に、夜風が心地よい夏の風情を、「箱根」芦ノ湖畔にて楽しんで参りました。 |
「箱根」は、大涌谷の歴史を辿ると、約三千年前に箱根の最高峰「神山」が、箱根火山最後の水蒸気爆発を起こしたことから始まり、その「神山」爆発火口は、今もなお、熱い水蒸気と硫気を噴出し、古来より“大地獄”と呼ばれておりました。 |
その火口から流れ出た火山泥流で、芦ノ湖が二分され、南半分はそのまま現在の「芦ノ湖」となり、北半分は湿原地帯の「仙石原」となり、この「芦ノ湖」は、約40
万年前に箱根火山のカルデラの中にできた周囲20kmの細長い湖で、南岸の杉並木街道から眺める“逆さ富士”は、箱根の絶景のひとつとして有名で、湖には“虹鱒”“ブラックバス”“ワカサギ”等が生息しており、多くの釣り人を楽しませています。 |
キリンズの今回の「箱根」は、「芦ノ湖」の伝統的なお祭り“湖水まつり”(7月31日)には、早かったものの、神秘な伝統に包まれた、湖上に浮かぶ「箱根神社」の大鳥居のしっとりと落ち着いた“朱赤”に、古くより崇めた“山岳信仰”の神託により、“箱根山”の麓に創建された「箱根神社」の万巻上人による悠久の歴史に想いを馳せました。 |
さらにキリンズは、夏の風雅な憩いのひとときとして、優美に咲き誇る“夏の花々”を、幽玄とした佇まいの鎌倉「長谷寺」の「放生池」にて拝み、“蓮”の静なる美と、蒼い水面に浮かぶ純白の“睡蓮”に心を奪われ、由比ガ浜からの風に、一縷の涼を感じ夏の風情を愉しみました。 |
そんな箱根「芦ノ湖畔」にて、美しい景色と可憐な夏の草花を堪能したキリンズですが、いよいよ“大暑”も、土潤って蒸し暑しの次候を迎える頃となりました。きっと葉月迎えます前にも、またお逢い出来ますことと楽しみにしております。 |
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♪キリンズ “土用の装い”
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♪鎌倉の大佛殿 『高徳院』 & 鎌倉『長谷寺』 放生池の“蓮”
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♪京やさい 『 美登里』
中央区銀座7-8-17 虎屋銀座ビル B1 tel 03-3289-2362
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北村賢一ご主人
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♪旬な魚 寿し処 『きたむら』
中央区銀座4-3-2 橋ビルB1 tel 03-3564-3640
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キリンシスターズ グルメリンNo.8‥伊集院 静+長友啓典 『べっぴんの鯛』原画展♪ 『機関車先生』ロードショー♪ “世界のクロサワを食の黒澤で”永田町『黒澤』♪ |
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“話さなくても、伝えられるものがある” |
1954年「二十四の瞳」、1984年「瀬戸内少年野球団」。そして2004年、瀬戸内からまたひとつ美しい物語『機関車先生』が誕生しました |
伊集院 静の同名小説が原作の、映画『機関車先生』は、7月31日(土)より、テアトル新宿を出発して、いよいよ全国で公開されます。 |
この映画『機関車先生』ですが、原点は伊集院 静の第7回柴田錬三郎賞(平成6年)を受賞した同名の小説からで、作品の内容は、瀬戸内海に浮かぶ小島、“葉名島”を舞台に、口のきけない“機関(きかん)車先生”と、7人の生徒が繰り広げる、愛と勇気に満ちた大人への成長の物語です。 |
“機関車先生”を演じるのは、映画初主演の坂口憲二で、“口のきけない主人公”の難役を、清清しく熱演し、美しい海と深い緑に囲まれた“葉名島”を舞台に、温情溢れる様々な人間模様が、叙情的に繰り広げられています。 |
“口をきかんせんせい? じゃあ、機関(きかん)車先生や!” |
どうかこの夏は、口のきけない“機関車先生”と7人の子供たちの心温まる感動の物語『機関車先生』を、きっとご覧いただけますこととよろしくお願い致します。http://www.herald.co.jp/theater/kikansya/ |
ところで、この伊集院 静氏ですが、今週のイベントとして、先に発売された“洒落た大人の画集『べっぴんの鯛』”の、「伊集院
静+長友啓典原画展」が、31日(土)迄南青山「ギャラリーワッツ」にて開催されております。
(港区南青山5-4-44 ラポール南青山103号 「ギャラリーワッツ」tel 03-3499-2662) |
“あの日の風の匂い、空の青さ、孤独の記憶が蘇る。密かな味わいの大人の歳時記” |
どうか“『べっぴんの鯛』原画展”へも、このご機会に是非お出かけ下さいませ。
http://www.ijuin-shizuka.com/news/index.htm |
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♪ 伊集院
静+長友啓典 『べっぴんの鯛』原画展 at 「ギャラリーワッツ」 〜7月31日迄
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♪「ギャラリーワッツ」
港区南青山5-4-44 ラポール南青山103号
tel 03-3499-2662
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♪世界のクロサワを食の黒澤で・・・
永田町 『黒澤』
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